NEXCO 中日本 中日本高速道路株式会社



新東名高速道路の自然環境の保全について(2012年9月3日)

中日本高速道路株式会社秦野工事事務所(神奈川県秦野市、所長・佐藤久長)は、2012年8月27日に、新東名高速道路自然環境検討会(委員長:亀山章 東京農工大学名誉教授)を開催しました。検討会では新東名高速道路の建設に際し、計画路線周辺の自然環境の状況を踏まえ、これまでに実施してきた調査・検討結果を報告し、今後の調査計画及び保全対策などに関して審議をおこないました。

1.検討内容
  • (1)猛禽類調査及び保全対策検討
  • (2)エコロード調査及び計画検討
2.猛禽類調査及び保全対策検討
1月~8月にかけて生息・繁殖状況調査を実施した結果、オオタカ等の飛翔及び繁殖を確認し、生息環境検討、人工代替巣の設置状況、保全対策検討について報告をおこない、今後の保全対策の方針について審議いただきました。
3.エコロード調査及び計画検討
計画路線周辺の希少動植物の生息・生育状況について、今年度の調査結果の報告をおこない、エコロードの整備計画案について審議いただきました。
4.検討会審議結果
  • (1)猛禽類の保全対策方針を検討し、今後の調査方針と保全対策の検討スケジュールの確認をおこないました。
  • (2)エコロードの整備計画案に基づいて、今後の道路設計等へ反映することを確認しました。