NEXCO 中日本 中日本高速道路株式会社

はじめに

トップメッセージ

安全を最優先に、グループ一丸となって           
高速道路の進化に取り組みます。

トップメッセージ

安全を最優先に、グループ一丸となって
高速道路の進化に取り組みます。

高速道路は、人々の生活に深く根ざし、永く将来にわたり我が国の文化・産業の発展に寄与する重要な社会基盤です。当社グループは、経営理念・私たちの役割として、「私たちは、安全を何よりも優先し、安心・快適な高速道路空間を24時間365日お届けするとともに、高速道路ネットワークの効果を、次世代に繋がる新たな価値へ拡げることにより、地域の活性化と暮らしの向上、日本の社会・経済の成長、世界の持続可能な発展に貢献し続けます。」を掲げ、現在、延長343kmの高速道路の建設、延長2,151km・利用台数198万台/日の高速道路と181ヵ所の休憩施設の管理・運営をおこなっています。

経営方針の最上位には「高速道路の安全性向上と機能強化の不断の取組み」を位置付けており、お客さまに安全 を提供し続けるためには当社グループの安全文化を常に 高いレベルで維持し続けることが企業経営の根幹であると の認識から、2012年12月の中央自動車道笹子トンネル天井板崩落事故を決して忘れることなく、『安全性向上へ の「5つの取組み方針」』に基づき、高速道路の安全性 向上という永遠の挑戦課題に取り組んでいます。
また、社会インフラの老朽化、近年頻発化 ・ 激甚化する自然災害、少子裔齢化や労働人口の減少、ICT分野における急速な技術革新など、社会環境は目まぐるしく変化しており、企業としてどのように社会の持続可能な発展に貢献していくかが問われています。
こうした中、当社グループは、高速道路ネットワークの整備と管理運営に加え、リニューアルプロジェクトによる老朽化対策、橋梁の耐震補強など自然災害強靭化対策、ICT技術を積極的に取り込んだ技術開発や生産性向上の取組み、さらには、地域活性化などの種々の活動を通じて、社会課題の解決に取り組み、更なる高みをめざして挑戦し続けています。

2019年9月には、国土交通省が「高速道路における安全・安心基本計画」を策定したのを受けて、当社では 施策の実施主体として、同年12月に「高速道路における安全・安心実施計画」を策定しました。高速道路の安全性・信頼性や使いやすさを向上する各施策として、計画的な4車線化の推進、自動運転に対応した道路空間の整備、高速トラック輸送の効率化、進化するデジタル技術を活用した革新的な高速道路保全マネジメントなどに鋭意取り組んでいます。
このように、当社グループに求められた対処すべき 課題は山積の状況にあります。

また、今般発生した新型コロナウイルス感染症については、感染予防対策ガイドラインを策定し、お客さま、グループ社員、工事受注者等の皆さまの感染防止に向けて取り組むとともに、BCPの観点からの検証や「新しい生活様式」の定着など、新たな課題についても取り組んでいきます。

さて、当社は2008年から持続可能な成長を実現する世界的な取組みである国連グローバル・コンパクト(UNGC)を支持しています。UNGCで定められた「人権・労働・環境・腐敗防止」の4分野からなる10原則の実現に向けて、社会の良き一員として行動していきます。
さらに、国際社会共通の目標として、2015年に国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」がめざす方向性は、当社グループの事業活動と密接に関わっています。ESG(環境·社会・ガバナンス)の取組みを重視しつつ、CSRと経営施策を一元的に推進していくとともに、更に企業価値を高めるべく社会の信頼と時代の要請に的確に応え続けながら、グループ全体の生産性向上に取り組み、経営基盤を強化していきます。

このレポートは、経営計画チャレンジVと私たちの日々の取組みの成果を、SDGsとの関わりを含めて紹介するものです。新たな価値を創造しつつ、社会の持続的な成長に貢献するため、グループー丸となって弛みなき安全性の追求の上に、高速道路空間を進化させていきます。本レポートを是非ごー読いただき、忌憚のないご意見を賜りますようお願い申し上げます。

中日本高速道路株式会社代表取締役社長CEO宮池 克人