NEXCO 中日本 中日本高速道路株式会社


2019年03月27日宮池社長定例会見

会見要旨

【司会】

皆さまお待たせいたしました。 それでは、ただいまから第146回の定例会見をはじめさせていただきます。

【社長】

【事業の現況(2019年2月)】
本日は、まず建設の状況からお話させていただきます。
今月10日(日)と17日(日)に、今年度開通を予定していました、中部横断道、新名神、東海環状道、新東名の4路線を無事開通し、また、東海北陸道の4車線化工事も20日(水)に完成することができました。
新規開通および4車線化の完成にあたりましては、報道関係の皆さまに多数とりあげていただき、誠にありがとうございました。この場をおかりして、お礼申し上げます。
資料1-2と資料1-3で、各路線の開通直後の交通状況に関する資料をお配りしています。
そのなかで、本日は特に、新名神開通後の状況についてご紹介します。資料1-2をご覧ください。
まず交通量につきまして、2ページをご覧ください。新名神開通前には、東名阪道で1日あたり約10万台走行していたものが、新名神開通後には、新名神の交通量が約5万台、一方、東名阪道の交通量は3万台ほど減少して約7万台となり、東名阪道から新名神への交通量の転換が進んでいる状況です。
次に、東名阪道の渋滞状況につきまして、3ページをご覧ください。新名神開通前は、朝夕の通勤時間帯などに恒常的に渋滞が発生していましたが、開通後は飛び石連休となった先週でも、東名阪道の渋滞回数は大幅に減少するとともに渋滞の長さも短くなっており、想定していたとおりの効果が現れています。
続いて、資料1-4をご覧ください。
新名神開通前の先月の定例会見でもお話させていただき、報道関係の皆さまにも多数とりあげていただきましたが、あらためて、新名神を走行していただく際に注意していただきたいことについて、お話しさせていただきます。
まず、亀山西ジャンクション(JCT)では、名古屋方面と伊勢方面を連絡するランプウェイが現在も工事をおこなっており、通行することができません。
具体的には、名古屋方面から新名神を通って伊勢方面に向かおうとしても、亀山西JCTでは伊勢方面に行くことができず、そのまま京都方面に向かってしまうことになります。実際に、新名神開通後は、一日平均およそ350台のお客さまがこのような走行をされていますので、ご注意いただきたいと思います。
このランプウェイが完成するまでは、名古屋方面と伊勢方面の行き来は、これまでどおり東名阪道をご利用ください。
たとえば、名古屋方面から伊勢方面に向かう場合には、四日市JCTでは青矢印の車線が東名阪道方面となっていますので、このレーンをご利用ください。
なお、ランプウェイの工事は2019年度の完成を予定しています。
次に、亀山西JCT、四日市JCT、新四日市JCTでは、新名神の開通に伴い車線の運用が変更されています。
たとえば、亀山西JCT付近で新名神を京都方面から名古屋方面へ走行した場合、これまではそのまま直進すれば鈴鹿、伊勢方面に行くことができましたが、新名神が開通して亀山西JCTで接続しましたので、直進方向は名古屋方面となりました。
京都方面から鈴鹿、伊勢方面へ向かう場合には、路面に青矢印で示した左車線を走行していただくことになりますので、ご注意ください。
地図データが更新されていないカーナビでは、走行ルートが正しく案内されませんので、現地の案内標識や路面表示に従って安全に走行していただきますようお願いします。
当社では、標準的に設置する通常の案内標識に加えて、開通時には補助標識を27基、横断幕を6枚、増設していました。
さらに開通後、補助標識を6基、簡易LED板を2基追加で設置するとともに、標識車による案内もおこなっているところですが、今後のご利用状況を見ながら、さらなる対策も検討していきたいと考えています。

続いて、資料1-1の裏面をご覧ください。
営業の状況ですが、2月の料金収入は497億9200万円で対前年同月比3.5%の増加、また、通行台数は日平均189万7000台で対前年同月比2.8%の増加となりました。
2月は、雪による通行止めがなかったことに加えて、大型車のご利用が引き続き好調だったことから、料金収入・通行台数ともに増加となりました。
通行台数で見ると、大型車が前年同月と比べ3.7%増加しています。このような大型車の増加傾向は、2年程度続いています。

次にサービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)の状況です。
SA・PAの総数につきましては、新名神 鈴鹿PAが3月17日(日)にオープンしましたので、180カ所から181カ所に増えています。
2月のSA・PAの売上高は149億9800万円で対前年同月比3.4%の増加、飲食・物販部門の売上高は対前年同月比2.2%の増加となりました。
2月は、営業の状況と同様に、雪による通行止めがなかったことから、売上高は前年を上回る結果となりました。
ガソリン部門の売上高は、昨年に対して販売価格は下がったものの、軽油の販売数量が増加したことにより、対前年同月比5.2%の増加となりました。
続きまして、資料1-5をご覧ください。
3月19日(火)にグループ会社の中日本エクシスから発表させていただきましたが、当社管内のSAで昨日3月26日(火)から、ムスリム(イスラム教徒)のお客さまをおもてなしするサービスを開始しています。
EXPASA足柄(下り)など3つのSAで、礼拝スペースの設置や、ムスリムの方が摂取できない豚肉やアルコールを使用しないメニューの販売を開始しました。
詳細は、資料1-5をご覧ください。

【慰霊碑の除幕式について】
笹子トンネル事故の慰霊碑につきましては、一昨年9月に、中央自動車道 初狩PA(下り)および笹子トンネル東坑口(下り線側)付近の2箇所に設置することを公表させていただき、また、昨年4月には慰霊碑の意匠を公表させていただいたところです。
これまでご遺族の皆さまや関係機関との調整を進めながら現場の工事を進めてきましたが、このたび慰霊碑が完成の運びとなりましたので、ご遺族の皆さまにもご出席いただき、慰霊碑の除幕式を執りおこなうこととしました。
資料2をご覧ください。
4月13日(土)の午前8時から「笹子トンネル東坑口付近」に建立しました慰霊碑の除幕をおこない、その後場所を移動して、午前10時から「初狩PA(下り)」に建立しました慰霊碑の除幕をおこないます。
なお、慰霊碑につきましては、除幕式終了後、一般公開することとしています。「笹子トンネル東坑口付近」は4月13日(土)の13時から、「初狩PA(下り)」は翌日4月14日(日)の7時から、それぞれ一般公開を開始します。
除幕式当日のご取材にあたりましては、プライバシーの十分な配慮を求めているご出席者もいらっしゃいます。
報道関係の皆さまには、取材場所や取材時間の制限など、ご協力をいただきたい点もありますので、ご理解とご協力をお願いします。

【ゴールデンウィーク期間の渋滞予測について】
続いて、昨日発表させていただきました、ゴールデンウィーク期間(4月26日(金)から5月6日(月))の渋滞予測についてご説明します。
資料3-1をご覧ください。
今年のゴールデンウィークは5月1日の「即位の日」が祝日となり、多くの方は4月27日(土)から5月6日(日)まで10連休となります。
期間中の渋滞の傾向としましては、連休後半の5月2日(木)から5月6日(月)が、連休前半よりも多く渋滞が発生する見込みです。 特に、下り線では5月2日(木)から5日(日)、上り線では5月3日(金)から5日(日)が混雑のピークとなります。
なお、今年に限り休日となる4月30日(火)と5月1日(水)につきましては、事前におこなったアンケート調査などの結果を踏まえ、通常の土日並みの渋滞を見込んでいます。
期間中の10km以上の渋滞は、下り線で69回、上り線で88回の計157回、そのうち30㎞以上の渋滞は、上下線合わせて7回発生すると予測しています。
資料3-1の参考資料をご覧ください。
ここに、昨年のゴールデンウィークとの比較を表にまとめていますが、渋滞回数を昨年実績と比較すると、10km以上の渋滞は45回増加、30km以上の渋滞は4回減少となります。
昨年のゴールデンウィークは5月1日と2日の平日を挟んで前半が3連休、後半が4連休でしたが、今年は10連休となることから、10km以上の渋滞は昨年と比べて、1日当たりの渋滞も期間全体の渋滞も多く発生すると予測しています。
一方で、多くの方が長期間の休みとなることから高速道路のご利用が分散され、30km以上の渋滞は減少する見込みです。
渋滞の詳細な情報は、お手元にお配りしています『渋滞予測ガイド』や、後ほどご紹介します『アイハイウェイ中日本』でご確認いただけますので、渋滞の比較的少ない日や時間帯にご利用を変更していただくなど、渋滞を避けたご利用をお願いします。
また、当社の混雑対策としましては、特に激しい混雑が予想されているSA・PAに、駐車場整理員の配置や臨時トイレの設置などをおこなう予定です。
なお、ゴールデンウィークに向けて、ハイウェイ交通情報サイトである「アイハイウェイ中日本」のパソコン版をリニューアルして、4月10日(水)の10時から運用を開始します。
概要を簡単にご紹介しますので、前方のモニターをご覧ください。
全国マップからスクロールすることで任意のエリアマップに移動でき、また、見たいエリアのマップを拡大して交通状況をご確認いただけるなど、デザインを一新して、より使いやすく、よりわかりやすくなります。お出かけ前の快適なドライブの計画や、通行止め発生時などの情報収集にぜひお役立てください。
詳しくは、会見終了後に担当者から画面を使ってご説明します。
また、本日会見終了後、名古屋支社の「高速道路ドライブアドバイザー」が資料3-2を使って東海地方の渋滞予測について詳しくご説明しますので、ぜひご取材ください。

【「中日本高速道路株式会社と東京電力ホールディングス株式会社の連携に関する協定」について】
次に、東京電力ホールディングス(株)と当社との災害時における相互連携協定の締結に関するトピックです。
資料4をご覧ください。
当社は、災害発生時の緊急輸送路の確保、早期復旧や救援活動などに対する相互協力を迅速に進めるため、これまでも国の機関や高速道路沿線の自治体、電力会社などと、さまざまな連携協定を締結しています。
そのうち、電力会社とは昨年7月に中部電力と、今年の1月には北陸電力と協定を締結していますが、本日、新たに東京電力と災害に備えた相互連携協定を締結しました。
協定の内容は、中部電力および北陸電力と締結したものと同様の内容です。詳しくは資料4をご覧ください。
当社は、これからも災害発生時の早期復旧や救護活動を円滑におこなうよう関係機関との相互連携の強化に努め、地域社会に貢献していきます。

【人力で脱着可能な中央分離帯開口部用ガードレール「レーンオープナー」の開発】
次に、技術開発に関するトピックです。
資料5をご覧ください。
交通事故の事故処理や復旧作業などに時間を要し、長時間におよぶ通行止めが発生した場合には、事故現場の後方の車両が滞留することとなり、お客さまにご迷惑をおかけしてしまいます。
このような場合には速やかな滞留車両の流出が求められますが、事故現場の状況に応じて、反対車線を活用して滞留車両の流出をおこなう場合があります。
反対車線を活用するためには、中央分離帯に一定間隔で設置されている開口部のガードレールを一時的に取り外す必要がありますが、これまでの中央分離帯開口部に設置されている脱着式のガードレールは、取り外しにクレーンや工具が必要なため、準備や現場作業に長時間を要していました。
このため、クレーンや工具を使用せずに作業ができ、短時間で簡易に脱着できる中央分離帯開口部用ガードレールの開発が望まれていました。
そこで開発したのが、本日ご紹介する「レーンオープナー」です。
この製品は、神鋼建材工業株式会社と共同開発したものです。
今回開発した「レーンオープナー」は、延長約3m、支柱間隔2mごとのブロックとなったガードレールです。
ガードレール本体がブロックごとに分割され、それぞれの支柱にキャスターがついていることで、クレーンや工具を使用せずに人力で移動することができます。
従来の中央分離帯開口部用ガードレールでは、クレーンなどの手配を含め、開口部1箇所分(約50m)の取り外しに4時間程度必要だったところ、本製品ではクレーンや工具が不要なため、15分程度で取り外しが可能となりました。
詳細は、会見終了後に担当者が実演しながら機能などを詳しくご説明しますので、ぜひご取材くださいますようお願いします。
今後は、当社管内で過去の事故状況などから中央分離帯開口部のガードレールを取り外す場面が多そうな箇所を中心に本製品の活用を進めていく予定です。併せて、他の高速道路会社や一般道を管理する自治体などにも展開していきたいと考えています。
本日ご紹介した製品はオープン・イノベーションによる技術開発の成果ですが、当社では、このようなオープン・イノベーションによる技術開発を積極的に進めています。
当社公式WEBサイトでも、「点検の高度化」をはじめとした6つのテーマで、新たな技術開発につながる情報やご提案を募集していますので、そちらの方にもぜひ情報をご提供いただきたいと思います。
当社は今後もグループ一丸となって技術開発を進めていきます。

【地域連携の取り組み】
次に、技術開発に関するトピックです。
当社グループでは、「社会・経済の変化も見据えた地域活性化への貢献」を経営方針の柱の一つとして、グループのノウハウを活用した地域との協働により、地域が抱える課題の解決や地域の活性化に貢献していく取り組みをおこなっています。
地域との協働によってこれまで実施してきた主な取り組みとしましては、1.地域支援・地域活性化に関する取り組み、2.観光振興に関する取り組み、3.防災・産学連携の取り組みがあります。

  1. 地域支援・地域活性化に関する取り組みとしましては、地域の特色を活かした店舗づくりや沿線自治体と連携したイベントの開催などによる地域活性化の核となるSAの展開や、テラスゲート土岐などIC周辺開発、耕作放棄地を活用した農業の展開などをおこなっています。
  2. 観光振興に関する取り組みとしましては、地域の観光の活性化を図るため、観光施設などと提携した高速道路乗り放題のドライブプランの販売や地域を紹介する広告誌の発行、当社管内のSA・PAでの地域情報の発信などをおこなっています。
  3. 防災・産学連携の取り組みとしましては、地域の皆さまの課題解決のための「地域見守り活動」への参画や、新たな地域連携の形を創造するための産学連携の共同研究の実施、高速道路の建設現場を使った課外授業などをおこなっています。

資料6-2をご覧ください。
本日発表させていただく「北陸ジェネレーション」は、このような取り組みの中から一歩進んで産業・産地に焦点を当てることにより、地域にとっての最終的な目標である”定住人口”の維持(=移住・定住の増加)に貢献していく、新たな地域連携の取り組みです。
具体的な内容につきましては、会見終了後に、担当する金沢支社長からご説明します。
当社グループは、今後も社会・経済情勢の変化にともなう新たなニーズを見据え、当社グループのノウハウを活用した地域との協働により、地域が抱える課題の解決や地域の活性化に貢献していきます。

【東名 全線開通50周年関連のお知らせ】
次に、東名高速道路全線開通50周年に関するトピックです。
50周年を記念するキャンペーンやイベントの概要につきましては、1月23日に資料7-3のとおり発表したところですが、本日はこのうちの2件につきまして詳細が決まりましたので、お知らせします。
資料7-1をご覧ください。
東名全線開通50周年を記念した商品の販売のご紹介です。
「東名の見える風景」をコンセプトに、日本経済の発展に大きく貢献してきた東名を様々な形で身近に感じていただけるよう、ジャンルの異なる3つのオリジナル商品をご用意しました。
いずれも5月1日から販売します。
資料7-1の裏面をご覧ください。
一つ目は純金製コインです。静岡市の薩埵峠から望む富士山・駿河湾と東名を描いたデザインを表面に、裏面には50周年のロゴマークが描かれています。
二つ目はオリジナルフレーム切手です。こちらは、当社が毎年実施しています「高速道路と風景フォトコンテスト」の中から、東名を代表する風景写真を用いて作成しました。82円切手10枚のセットです。
三つ目は50周年記念バージョンのミニハーモニカです。ハーモニカ本体だけでなく、パッケージにも東名と浜名湖の風景写真を印刷しており、″楽器の街・浜松″を感じていただける商品です。
本日はハーモニカを製造していただいた昭和楽器製造の取締役営業部長・中澤さまにお越しいただいています。ここでハーモニカの音色をお聞きください。
これらの商品は、NEXCO中日本オンラインモールによる期間限定の販売となりますので、この機会にぜひお買い求めください。 また、本日は3つの記念商品をこの会場に展示していますので、ぜひご覧ください。
続きまして、資料7-2をご覧ください。
同じく東名全線開通50周年に関しまして、イベント開催のご案内です。
5月11日(土)と12日(日)に、名古屋市西区のショッピングモール「mozoワンダーシティ」のウエストコートで、これまで東名をご利用いただいたお客さまと沿線の皆さまをはじめ、多くの方々に感謝の気持ちをお伝えするイベントを開催します。
イベントでは、東名の歴史をご紹介する写真や整備効果をご紹介するパネルの展示のほか、謎解きゲームやお子さまを対象としたパトロールカーのペーパークラフトが作れるワークショップも開催します。
大人の方からお子さままで幅広くお楽しみいただけるイベントです。当日はショッピングだけでなく、ぜひこのイベントにも足をお運びください。
キャンペーンやイベントに関する情報は東名50周年記念WEBサイトでもお知らせしていますので、ぜひご活用ください。

【司会】

以上が本日ご用意したトピックです。それでは、これから皆さまからのご質問をお受けします。

【記者】

新名神の開通効果について、資料1-2では、新名神、東名阪道合せて交通量が16%程度増えていますが、これは開通後間もないことによる一時的なことなのか、どのように捉えているか教えてください。

【社長】

開通から1週間程度の速報値ですので、一時的な側面も十分考えられます。いずれにしても、しばらく様子を見る必要があると思っています。

【記者】

開通後の新名神と東名阪道の交通量の割合が4対6となっていますが、これはどのように受け止めていますか。

【社長】

しばらくの間は様子を見ないとわかりませんが、もう少し新名神の方に転換してほしいという期待を持っています。

【記者】

思ったよりも新名神への転換が少ない印象がありますが、利用者が慣れてないということもあるのでしょうか。

【社長】

開通後間もないため、そういうこともあると思います。

【記者】

東名阪道の渋滞回数が29回から7回ということで、割合的には7割から8割の減少ですが、当初開通前は9割減少するものと見込まれていました。この割合に関してどう分析しているのか教えてください。

【社長】

新名神と東名阪道合わせた全体の交通量が1割程度増えており、東名阪道でもまだ72,300台ご利用いただいていることから、このような結果になったものと考えています。今後、交通の分散が進めば、当初見込んでいたように、渋滞回数が9割程度減少するものと考えています。

【記者】

資料3-1のゴールデンウィークの渋滞回数の予測に関して、結果的に2019年度の予測は合計157回と昨年よりも大幅に増えています。今年のゴールデンウィークは10日間と長くなりますが、御社なりの分析をお聞かせください。

【社長】

渋滞予測につきましては、過去の渋滞実績データを基本に曜日配列や休日数、道路ネットワークの整備など最新の交通動向に加え、今年は先ほどお話ししたアンケ-ト調査の結果も参考にして予測をおこなっています。

【記者】

開通延長が長くなり、また、ダブルネットワ-クで渋滞緩和の効果もある中で、一方では10連休で車が増えることなど、渋滞が増える要因と減る要因があると思います。ネットワ-クの整備により渋滞緩和へ向かうものの、それでも相当な需要が見込まれるという分析の結果でしょうか。

【社長】

今年の渋滞予測につきましては、開通による渋滞削減効果と長期間の連休による交通量の増加などを踏まえた分析によるものです。

【記者】

話は変わりますが、改元に伴って御社でシステムや機器などの改修が必要になるようなことはありますか。また、ゴールデンウィーク期間中に改元を迎えることで、何かイベントなどで盛り上げる対応を考えているのか、可能な範囲で教えてください。

【社長】

改元に伴うイベントは予定していません。また、改元に伴うシステム関係の対応につきましては、すでに点検をしており特に問題が生じることはないと判断しています。

【記者】

新名神の開通に伴って、名古屋から伊勢方面に向う車で、間違えて新名神に入ってしまう車が1日平均350台ということでした。全体の割合からすれば1%以下ですが、この台数は予想どおりなのか、または思っていたより多いのか教えてください。また、間違った車には土山SAでUタ-ンをしてもらっているとのことでしたが、これは元々Uタ-ンができるSAなのか教えてください。

【社長】

土山SAは上下線一体型ですので、その点を利用して人を配置して対応しています。350台を予想していたかというご質問につきましては、新東名が開通した際にも東海環状道を普段利用されているお客さまが誤って新東名を走行してしまうケ-スも相当ありましたので、同じようなことが起きるものと予測はしていました。台数を予測するのは難しいので、あらかじめ補助標識や路面表示などの対策を講じ注意を促し、報道関係の皆さまにも取り上げていただきました。

【記者】

その対策をさらに強化することなどはありますか。

【社長】

補助標識など仮設のものをたくさん出していますが、あらためて報道関係の皆さまにも取り上げていただけたらありがたいです。また、間違えるお客さまが減らないようであれば、新たな対策を講じていきたいと考えています。

【記者】

新名神が開通し、社長自らも通られたという話をお聞きしましたが、その際の所感と、今回実際に渋滞が減ったことに関しての所感もお聞かせください。

【社長】

新名神の開通式、その前の鈴鹿PAのオープニングセレモニ-など、色々な機会で私も走っています。非常に線形も良い道路ですし、今までは東名阪道が大変な渋滞でご迷惑をおかけしていたところが、ようやく新名神の開通により渋滞がなくなり時間が読める高速道路になるということで、地元の方々からも大変喜んでいただいています。当然のことながら、輸送の生産性向上も大いに期待できるなど、良いことばかりだと考えています。構造的にも安全性に配慮し、さらに新しい技術を導入しています。これから大いに国のために役立っていくものと思っています。

【記者】

SAの細かな改修をされているようですが、老朽化が進んでいるところもある中で、大規模改修のようなことを考えられているのか教えてください。

【社長】

SAにつきましては、定期的な改修を継続的に実施しています。お客さまのニ-ズは時間とともに変わってくるので、それに合わせた店舗改装を並行しておこなっていくのが私どもの進め方です。何か新しいものを突然造るということは、現時点では考えていません。

【記者】

先ほど話のありました350台の進行方向間違いについて、これは亀山西JCTを間違えてきたであろうという車が平均350台ということでしょうか。

【社長】

土山SAに入ってくるお客さまがどこから来られたのか確認している訳ではではありませんが、名古屋方面から新名神に入り、亀山西JCTで伊勢方面に行きたいと思っておられたお客さまが行けずに土山SAでUターンという事象が一番多いと思っています。

【記者】

土山SAでUタ-ンする車が1日あたり350台ということですか。

【社長】

厳密に言うと、土山SAで300台、甲賀土山ICで50台、合せると350台ということです。

【司会】

ご質問が途切れたようですので、これで定例会見を終了させていただきます。