ニュースリリース
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高速道路事業DXを加速させる次世代の技術が受賞 ~「2025年度高速道路DXアクセラレーションプログラム」の受賞作品が決定~
NEXCO中日本は、次世代技術を活用した革新的な高速道路保全マネジメント「i-MOVEMENT」の実現に向けた「イノベーション交流会」で、スタートアップ企業などから高速道路のDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速する独自性のあるソリューションを幅広く募集する「2025年度高速道路DXアクセラレーションプログラム」※を開催しました。
3月23日(月)に開催したプレゼンテーション審査会の結果、以下のとおり受賞作品を決定しましたのでお知らせします。受賞したソリューションやアイデアについては、高速道路保全事業運営やお客さまへのサービス改革を目指し、イノベーション交流会でさらなる検討を進めていきます。

※2025年9月24日記者発表「高速道路のDXを加速する独自性のあるソリューションを幅広く募集します」
https://www.c-nexco.co.jp/corporate/pressroom/news_release/6469.html
審査結果
1.ソリューション部門
<最優秀賞:1件>
| 団体名 | 作品名 | 募集テーマ |
|---|---|---|
| 本田技研工業株式会社 | 車両データを用いた雨天時の路面すべり判定 | 維持管理サイクルDX |
<優秀賞:1件>
| 団体名 | 作品名 | 募集テーマ |
|---|---|---|
| NTT西日本株式会社 | NTT研究所技術を活用した「スマートメンテナンス」 | 維持管理サイクルDX |
2.アイデア部門
<最優秀賞:1件>
| 団体名 | 作品名 | 募集テーマ |
|---|---|---|
| 株式会社見えまストレス | 推し活を掛け合わせた「みちラジ」利用促進施策 | お客さまサービスDX |
受賞内容
1.ソリューション部門
<最優秀賞>副賞100万円、イノベーション交流会会員費免除(初年度分)
| 団体名 | 本田技研工業株式会社 |
| 作品名 | 車両データを用いた雨天時の路面すべり判定 |
| 提案者からの作品概要 | コネクテッドカーから得られる走行データから路面スリップ率を可視化することにより、カメラや目視では見落としがちな路面の摩擦低下を網羅的かつ高頻度に検知する技術です。これにより、点検作業の効率化に加え、危険箇所へ早期に対策を講じることで、スリップ事故を未然に防ぐ効果が期待されます。 |
・審査講評コメント
本提案は、自動車メーカーならではの膨大な車両走行データ(プローブデータ)を活用し、既存の道路維持管理における「目に見えないリスク」を定量化するという、非常に実効性と独創性の高い内容でした。
従来のカメラ画像解析やパトロールでは捉えきれなかった「路面の滑り抵抗の悪化」という、道路管理者にとって長年の懸念事項に焦点を当てており、全国に数台しかない専用車両による低頻度な計測を、コネクテッドカーによる高頻度かつ網羅的なモニタリングへと転換し、維持管理を劇的に効率化できる可能性を示しています。
さらに、将来的なリアルタイム情報提供への展望も含め、自動車メーカーのデータと当社の道路情報を掛け合わせることで、「共に新しい価値を創り出す」という共創の姿勢が際立つ、非常に優れた発表でした。
・受賞者コメント
このたびは最優秀賞を受賞することができ、大変光栄に思います。Hondaは、グローバル安全スローガン「Safety for Everyone」を掲げ、道路を利用するすべての人々の安全を追求しています。今回、車両走行データを活用し、車両の挙動からタイヤのスリップを検知することで高速道路の危険個所を発見するコネクテッド技術を開発・提案しました。今後もNEXCO中日本様と密接に協力し、高速道路を利用する皆さまの安全・安心の実現に向けて尽力いたします。
2.アイデア部門
<最優秀賞> 副賞20万円、イノベーション交流会会員費免除(初年度分)
| 団体名 | 株式会社見えまストレス |
| 作品名 | 推し活を掛け合わせた「みちラジ」 利用促進施策 |
| 提案者からの作品概要 | 高速道路情報アプリ「みちラジ」に「推し活」の要素を掛け合わせ、ファンの応援広告の仕組みを活用して安全啓発やSA/PAの情報発信をおこなうことで、アプリの利用促進と新たな収益モデルの構築を目指す施策の提案です。 |
・審査講評コメント
本作品は、従来の「みちラジ」が抱えていた「聞く理由」や感情価値の不足という課題に対し、巨大な市場を持つ「推し活」の力を掛け合わせることで、解決を図る独創的なアイデアです。
ファンによる出稿という新たな収益モデルの創出に加え、SNSでの強力な拡散力も期待され、ニッチなファン層から一般ドライバーや職業ドライバーまで、幅広い利用者層への波及という実効性にも注目が集まります。
また、堅実なインフラ事業に新たな価値をもたらし、交通情報の提供率に寄与する、次世代の参加型広報モデルとして高く評価される内容でした。
・受賞者コメント
最終審査の発表会では大変緊張してしまい、審査員の皆さまからのご質問に対して、自分が本当にお伝えしたかったことを十分にお伝えできなかったことを悔やんでおりました。
そのため、このたびの受賞のご連絡には大変驚くとともに、「アイデア部門 最優秀賞」というご評価をいただけたことを、大変うれしく、光栄に思っております。
今回の提案は、ぜひNEXCO中日本の皆さまとご一緒しながら形にしていきたいという思いでエントリーしたものです。本提案の実現に向けて、今後ご一緒させていただく機会を頂戴できましたら、大変ありがたく存じます。
| 参考資料: | イノベーション交流会 会員一覧 |



