年末年始期間の高速道路における渋滞予測と対策【中日本版】
この記事は過去のニュースリリースです。
掲載されている情報は発表当時のものであり、現在の状況と異なる場合があります。
NEXCO中日本[中日本高速道路株式会社、本社・名古屋市中区、代表取締役会長CEO・矢野弘典(やの・ひろのり)]は、年末年始期間[2009年12月26日(土)~2010年1月5日(火)の11日間]の高速道路での交通集中による渋滞発生の傾向と、10km以上の渋滞が予測される場所や通過所要時間などをまとめました。
1.年始の休日特別割引を活用して分散利用をお願いします。
■年末年始期間11日間のうち、休日特別割引(軽自動車等・普通車限定)を適用する日は、年始の1月1日(金)~5日(火)の5日間のみです。12月26日(土)と27日(日)は休日特別割引を適用致しませんのでご注意ください。
(詳しくは下記及を参照)
■年末年始の渋滞は、下り線では12月29日(火)、30日(水)と1月2日(土)、3日(日)に、上り線では1月2日(土)と3日(日)に多く発生すると予測しています(下図参照)。ピーク時30km以上の渋滞は、多くが1月2日(土)と3日(日)に発生すると予測しています。1月4日(月)と5日(火)は、比較的渋滞が少ないと予測していますので、この渋滞予測情報と拡充した休日特別割引を活用して、渋滞を避けた分散利用をお願いします。
■この渋滞予測は、休日特別割引によるゴールデンウィークやお盆等の交通混雑期に確認された交通量の増加実績や渋滞状況を参考にしましたが、ご利用動向が例年の年末年始期間と異なることが予想され、これまで渋滞の発生しなかった個所でも渋滞が発生する場合があります。また事故や降雪などの天候の影響によっても渋滞状況は大きく変わる可能性があります。出発前には、最新の道路情報をご確認ください。
(1)渋滞発生の傾向
【ピーク時10km以上と予測した渋滞の日別発生回数】 合計126回
(2) 30km以上の特に長い渋滞の予測
上下方向 |
道路名 |
ピーク日時(予測) |
渋滞の先頭位置 |
渋滞延長 |
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下り |
東名高速道路 |
12月30日(水)18時 |
富士川SA付近(静岡県富士市) |
30km |
上り |
東名高速道路 |
1月2日(土) 18時 |
大和TN付近(神奈川県大和市) |
45km |
1月3日(日) 18時 |
大和TN付近(神奈川県大和市) |
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1月2日(土) 17時 |
沼津IC付近(静岡県駿東郡) |
40km |
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1月3日(日) 6時 |
三ケ日TN付近(静岡県浜松市) |
35km |
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1月1日(金) 18時 |
大和TN付近(神奈川県大和市) |
30km |
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1月3日(日) 11時 |
富士川SA付近(静岡県富士市) |
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東名阪自動車道 |
1月2日(土) 17時 |
四日市IC付近(三重県四日市市) |
40km |
|
1月3日(日) 16時 |
四日市IC付近(三重県四日市市) |
30km |
||
中央自動車道 |
1月2日(土) 17時 |
小仏TN付近(東京都八王子市) |
30km |
※東名阪自動車道(伊勢自動車道)とは、「東名阪自動車道から伊勢自動車道にまたがった渋滞」という意味です。
なお、10km以上の渋滞が予測される場所は、別紙-1のとおりです。
(3)混雑が予想される休憩施設 [別紙-2]
駐車場の混雑が予想される休憩施設をとりまとめていますので、参考にしていただき、快適なご旅行にお役立てください。
また混雑が予想される休憩施設では、施設手前の本線に仮設のLED情報板を設置し、実際の混雑情報を提供する予定です。ぜひご活用ください。
《年末年始の高速道路の割引について》
2.混雑対策の取り組み
■当社では、この渋滞予測やゴールデンウィーク(GW)、お盆、シルバーウィーク(SW)時期の交通状況を踏まえ、従来より実施している上り坂などでの速度低下注意喚起対策,トンネル照明の照度アップによる暗がりや圧迫感緩和,渋滞末尾への追突注意喚起対策,休憩施設などでの駐車場整理員の配置,特設トイレの設置,大型車駐車ますの確保などの混雑等対策を引き続き行う予定です。[別紙-4]
また、大型車駐車ますを重点的に確保する予定の休憩施設(NEXCO中日本エリア内40箇所)を[別紙-5]でとりまとめていますので、ご確認ください
■特に本線渋滞が大きいと予測されている路線については、本線渋滞緩和を目的としたさまざまな取り組みをします。ぜひご活用いただき渋滞削減にご協力ください。
(1)本線渋滞緩和を目的とした取り組み
1)東名高速道路
①「東名お正月 渋滞減らし隊キャンペーン」を実施します
年始時期の帰省や観光などによる東名高速道路上り線・大和トンネル付近での渋滞を緩和するため、事前に登録していただいたお客様に渋滞予測情報を電子メールでお送りするとともに、混雑予想時間帯をさけて東名高速道路をご利用いただくと抽選で最大5000円相当分のお買い物券(SA・PAチケット)もしくはETCマイレージサービスのポイントを1日200名様、合計1000名様にプレゼントとする「東名お正月 渋滞減らし隊キャンペーン」をゴールデンウィーク、お盆に引き続き実施します。
今年のゴールデンウィークは多くの方々にご参加頂き、交通量が増加したにも拘らず、渋滞は半減いたしました。
皆様方のご協力に感謝するとともに、年始時期に東名高速道路上り線をご利用いただくご予定があるお客様は、エコでとてもお得なこのキャンペーンをぜひご利用ください。
《キャンペーンの概要》
《実施内容》 |
事前にWEBから登録していただいた方を対象に |
① |
渋滞予測情報をお知らせします |
|
事前に登録していただいたメールアドレスあてに、ご登録内容の確認とともに渋滞予測情報をメールにてお送りします。 |
② |
抽選でお買物券(SA・PAチケット)もしくはETCマイレージ サービスのポイントをプレゼント |
|
東名高速道路を指定の日時及び区間にご利用いただくと、抽選で最大5000円相当分のお買物券(SA・PAチケット)もしくはETCマイレージサービスのポイントを1日200名様、合計1000名様にプレゼントいたします。 |
《キャンペーン登録開始予定時期》
12月7日(月)を予定 キャンペーンの詳細については別途お知らせします。
②東名高速道路の渋滞を緩和するため、渋滞ピーク時間帯を避けてご利用いただけるよう、渋滞予測をお客様にメール配信するWEBサイト「らくらくドライブ東名」を運用しています。お出かけ前に旅行計画を立てる際や、渋滞ピーク時間を避けてお帰りの行程を調整いただくといった際に役立ちます。詳細は当社ホームページをご覧ください。
[http://rakudora-tomei.jp/] |
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QRコード |
2)中央自動車道
東名高速同様、中央自動車道の渋滞を緩和するための携帯WEBサイト「中央道すいすいモバイル」を運用しています。詳細は当社ホームページをご覧ください。
[http://www.chuodo-suisui.info/pdf/mobile.pdf] |
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QRコード |
3)東名阪自動車道(四日市JCT~四日市IC)
東名阪自動車道の渋滞を緩和するための付加車線を昨年12月に完成いたしました。四日市JCT~四日市IC間に設置した付加車線をご利用いただき快適な走行と渋滞削減にご協力ください。
3.冬季対策の取り組み
■当社では冬の高速道路を安全で快適にご利用いただけるよう、高速道路の雪道情報の提供、雪道の注意喚起対策、休憩施設の除雪強化、常設・特設トイレの寒さ対策及び憩いの創出など様々な冬季対策の強化に取り組みます。[別紙-4]
【雪道に関する情報の提供】 <ユキイロドットコム [http://www.yukiiro.com/]>
【雪道に関する情報の提供】
東海・北陸・関東甲信・関西地方の最新の雪道情報(気象状況、路面状況、雪氷作業の実施状況など)をインターネットや携帯電話(iモード、Yahoo!ケータイ、EZweb)で24時間提供しています。
[提供期間:2009年11月1日~2010年5月31日(関西地区は3月31日まで開設]
<掲載内容>
高速道路の最新の気象状況、路面作業の実施状況、現時点から3時間先までの降雪予測を提供
<ユキイロドットコム [http://www.yukiiro.com/]>
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4.渋滞(予測)情報の提供
■渋滞情報をインターネットなど各種の媒体を通じて提供しており、旅行計画段階、旅行の出発前、走行中、休憩中など、いつでもどこからでも情報を入手できます。
(1)渋滞予測情報
①インターネット[http://kousokubiyori.jp/](パソコン、携帯電話共通)
当社のドライブ情報サイト「高速日和」で、渋滞予測情報が検索できます。
高速道路の各サービスエリアのエリア・コンシェルジュや、料金所事務室などでお配りしています。(12月9日頃から配布予定)
(2)現在の道路交通情報
① 日本道路交通情報センターの道路交通情報
インターネット[http://www.jartic.or.jp/]や電話(電話番号は[別紙-3]をご覧ください)で道路交通情報を入手できます。
② ⅰHighway 中日本(アイハイウェイ中日本)
全国の高速道路交通情報を携帯電話のウェブサイトを利用して、マップや文字でご確認いただけます。また、通行止めが発生又は解除した際にメールでお知らせする「マイルート機能」などをご利用いただけます。
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http://c-ihighway.jp/ |
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③ ハイウェイテレホン(電話番号は[別紙-3]をご覧ください。)
携帯電話から「#8162〔はーい、無事(帰る)〕」におかけいただくと、その場所から最も近い地域の高速道路情報が音声で入手できます。
また音声によるハイウェイテレホンと合わせ携帯電話のウェブサイトでご確認いただける、「目で見るハイウェイテレホン」もご活用ください。
なお、自動車走行中のドライバーの携帯電話の使用は法律で禁止されています。ご利用の際はSA・PAにてお願いします。
『目で見るハイウェイテレホン
・関東・甲信越地方の高速道路情報 |
QRコード |
・東海・北陸地域の高速道路情報 |
QRコード |
(3)走行中に入手できる道路交通情報
①道路情報板
②ハイウェイラジオ(1620kHz)
③VICS VICS対応のカーナビゲーションなどで入手できます。
(4)休憩中に入手できる道路交通情報
① ハイウェイ情報ターミナル(サービスエリアなどに設置) テレビ画面などにより、分かりやすくお知らせします。
② ⅰHighway 中日本(アイハイウェイ中日本)
全国の高速道路交通情報を携帯電話のウェブサイトを利用して、マップや文字でご確認いただけます。また、通行止めが発生又は解除した際にメールでお知らせする「マイルート機能」などをご利用いただけます。
なお、自動車走行中のドライバーの携帯電話の使用は法律で禁止されています。ご利用の際はSA・PAにてお願いします。
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http://c-ihighway.jp/ |
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③ ハイウェイテレホン(電話番号は[別紙-3]をご覧ください。)
携帯電話から「#8162〔はーい、無事(帰る)〕」におかけいただくと、その場所から最も近い地域の高速道路情報が音声で入手できます。
また音声によるハイウェイテレホンと合わせ携帯電話のウェブサイトでご確認いただける、「目で見るハイウェイテレホン」もご活用ください。
なお、自動車走行中のドライバーの携帯電話の使用は法律で禁止されています。ご利用の際は SA・PAにてお願いします。
『目で見るハイウェイテレホン』
・関東・甲信越地方の高速道路情報 |
QRコード |
・東海・北陸地域の高速道路情報 |
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④ その他
SAのエリア・コンシェルジュ、案内看板などで交通情報を入手できます
5.お客さまへの安全走行のお願い
高速道路を安全で快適にご利用していただくために、お客さまに次のことをお願いしています。
(1)冬装備を万全に
高速道路では、局地的に降雪したり、天候が急変する場合がありますので、冬用タイヤの装着やタイヤチェーンなどの滑り止め装置の携行をお願いします。
(2)燃料切れ・タイヤパンク急増! 走行中の故障トラブルを防ぐため、走行前に車の点検をお願いします
高速道路上での故障トラブルは、事故や渋滞の原因となります。故障トラブルの大半が、走行前の基本的な車両点検で防げるものです。燃料、タイヤ、オイル、冷却水などの点検を忘れずにお願いします。
なかでも特に燃料切れ、エア不足によるタイヤのパンクが増加しています。休憩施設での早めの給油にあわせて、空気圧をチェックし、安全運転をお願いします。
(3) 後部座席でもシートベルトを着用しましょう
シートベルトは命綱、衝突時の身体への衝撃を和らげてくれます。2008年6月から、運転席・助手席だけでなく、後部座席においてもシートベルトの着用が義務化されました。車に乗車したら、全席シートベルト着用をお願いします。
(4) ETCカードは確実に挿入してください
ETCカードの挿し忘れや不完全な挿入の状態でのご利用は、開閉バーの未作動の原因となり、非常に危険です。確実に車載器へETCカードを挿入したことを確認してご利用ください。
また、ETCカードにはクレジットカードと同様に有効期限があります。有効期限切れのETCカードでは開閉バーが開きませんのでご注意ください。
(5) ETCレーンは、十分に速度を落としてご利用下さい
ETCレーンには、前の車と十分な車間距離をとった上で、時速20km以下に減速して進入し、ETCレーン内は徐行の上、安全に停止することができるような速度で、開閉バーが開いたことを確認してご通行ください。
(6) 渋滞末尾での追突事故に注意してください
渋滞発生時には、渋滞の車列の中や渋滞の末尾での追突事故が発生しやすくなります。わき見をせず安全運転を心がけ、渋滞に遭ったらハザードランプで後続車に合図するなど、追突事故の防止に心掛けてください。
(7) 適度な休憩を取って安全運転を
夜間運転や長時間運転は疲れやすくなります。サービスエリアなどを利用して適度な休憩をとり、安全運転を心掛けてください。
また、最近サービスエリアなどから進入方向を間違えるなど、高速道路本線を逆走して事故に至るケースが発生していますので十分に注意して下さい。
(8) 給油やトイレはお早目に
給油やトイレは、渋滞区間の手前などでなるべく早目にお済ませください。
(9) 万一、事故や故障が起こった場合、安全な場所にすみやかに避難を
高速道路上で人がはねられる事故が増えています。
交通事故や故障により停止した場合、道路上にとどまることは非常に危険です。ハザードランプや三角停止表示板、発炎筒などで後続車に危険を知らせたら、通行車両に十分注意し、すみやかにガードレールの外など安全な場所に避難してください。また、非常電話による通報もお願いします。
(10) 道路の異状は道路緊急ダイヤル『#9910』で通報を
車両の通行に支障となる道路の穴ぼこや落下物などの緊急事態を発見したら、お近くに非常電話がない場合、道路緊急ダイヤル「#9910」による通報をお願いします。 固定電話(NTT)、携帯電話(NTTドコモ、au、ソフトバンク)、PHS(ウィルコム)からの通報が可能です。
(11) 緊急地震速報が発令されたら
緊急地震速報が発令されてから、強い揺れが来るまでの時間は数秒から数十秒の時間があります。
高速道路上やサービスエリアなどで緊急地震速報を受信したときは、身を守るために以下のような行動をお願いします。
○自動車運転中にカーラジオなどで受信した場合は…
・あわててスピードを落とさない
・ハザードランプを点灯し、まわりの車に注意を促す
・急ブレーキはかけず、緩やかに速度をおとす
・大きな揺れを感じたら、道路の左側に停止
○人が大勢いる施設では…
・落ちついて行動
・あわてて出口へ向かって走り出さない
(12) 渋滞を緩和するためのお客様へのお願い
お客様のちょっとした心がけで、渋滞を緩和し快適なドライブにつながりますので、以下のような運転をお願いします。
① 速度を低下させない
上り坂に差しかかると、気が付かないうちに速度が低下し、車間距離が縮まるため、後続車が次々とブレーキを踏んで、渋滞が発生します。上り坂では、速度を低下させないよう注意しましょう。
② 車間距離を詰めすぎない
車間距離をつめ過ぎると、前の車の速度低下で後続車が次々とブレーキを踏んで渋滞が発生します。余計なブレーキを踏まないように十分な車間距離をとって走行しましょう。
③ 追い越し車線に集中しない
混雑してくると、少しでも早く走ろうと追い越し車線に車が集中します。その影響で車間距離が縮まり、そのまま上り坂やサグ※に差し掛かると、追い越し車線から先に渋滞が発生しやすくなります。
※サグ:下り坂から上り坂に差しかかる所
~お知らせ~
・年末年始時期は交通状況に応じて、SAの営業時間を延長します。
詳しくは、中日本エクシス株式会社のホームページ(http://www.c-exis.co.jp/)をご覧下さい。