中日本高速道路株式会社会長
近藤 剛
平成18年を迎え、謹んで新春のお慶びを申し上げます。
昨年10月に発足した中日本高速道路株式会社にとって、非常に重要な年を迎えました。4月の新年度から、日本高速道路保有・債務返済機構との間の協定に基づき、これから45年間で債務を返済しながら、高速道路ネットワークを拡充し、より効率的に運営して行くという、本当の意味での「民営化元年」になるからです。
昨年末に設立した、サービスエリア、パーキングエリアを運営する子会社「中日本エクシス」も、4月から本格稼働します。関連する新しい事業も具体的に立ち上げていきたいと考えています。
同時に、旧日本道路公団時代に起きた談合事件を忘れることはできません。できるだけ早く社内調査の結論を出し、24項目の不正防止策も完全実施します。そうすることを通じ、国民の皆様の信頼を早く回復して参りたいと思っています。
透明で、公正で、地域に貢献できる民間企業を創りあげるために、我々は全力で走り始めています。見守っていただければ幸いです。