工事の品質を重視した「施工技術競争型総合評価方式」を試行導入します
この記事は過去のニュースリリースです。
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NEXCO中日本[中日本高速道路株式会社、本社・名古屋市中区、代表取締役会長CEO・矢野弘典(やの・ひろのり)]は、工事の品質を重視した新しい入札方式、「施工技術競争型総合評価方式」を試行導入します。
一方、ここのところ増加している極端な低入札は、粗雑工事や工事中の事故、施工工期が厳守できないなどといった形で工事品質を落とすおそれがあるとともに、下請会社などへのしわ寄せや労働条件の悪化などが懸念されます。
そこで、高度な施工技術を必要とする工事の入札を対象として、工事の品質を一層重視するとともに、技術力のある優良業者を選定することを目的として、2007年5月15日付の入札公告から「施工技術競争型総合評価方式」を試行導入します。

総合評価点数は以下にもとづき算出します。
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東名阪自動車道 扇川高架橋(鋼上部工)工事
(工事に詳細設計を含み、重交通道路上に施工される大規模な鋼橋上部工工事) -
第二東名高速道路 霞川橋工事
(工事に詳細設計を含み、特に工程短縮が求められるPC桁形式の上下部一体工事) -
第二東名高速道路 乙川橋工事
(工事に詳細設計を含み、河川環境対策等に配慮を要するPC桁形式の上下部一体工事)