SA33カ所に、新たに「オストメイト対応トイレ」を設置 -全SAの8割超に設置完了-
この記事は過去のニュースリリースです。
掲載されている情報は発表当時のものであり、現在の状況と異なる場合があります。
中日本高速道路株式会社(社長・高橋 文雄(たかはし ふみお))は今年5月から7月21日までに、AEDに続き、「高速道路関連社会貢献協議会」※1の支援を得て、管内のサービスエリア(SA)33カ所に、「オストメイト(人工肛門、人口ぼうこう保有者)対応トイレ」を設置しました。これでパーキングエリアも含め、管内45カ所の休憩施設に設置されたこととなります。未設置の9ヵ所のSAについても2007年度には設置が完了する予定です(別紙1参照)。
直腸がんなどの病気治療のためにオストメイトとなられた方は、人工肛門などに排泄物を受けるための使い捨ての袋(パウチ)を常時接続しています。このパウチは、一定時間ごとに中身を捨てる必要がありますが、通常のトイレでは、中身を捨てたり、汚れた手などを洗浄したりする場所が十分ではありません。
「オストメイト対応トイレ」は、温水が出る流し台や手洗い場が設けられており、オストメイトの方が外出しても、安心してトイレを利用することができるように考えられています(別紙2参照)。
オストメイトは、国内に約20万~30万人おり、年間約4万人増えていると言われています。お客様に「安全・安心」な高速道路空間を提供する一環として、当社はすべてのSAに設置することにしました。
オストメイトの方々に気軽に高速道路を利用していただきたいと思っております。

※高速道路関関連社会貢献協議会とは、お客様が高速道路をより快適にご利用いただけるよう、道路の安全性とサービス向上を図る事業の実施機関として設立されました。メンバーは当社など旧日本道路公団が分割してできた3会社と高速道路交流推進財団、事業の趣旨に賛同していただいた、日ごろ高速道路の維持管理に従事していただいている会社73社です。