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中央自動車道 石川高架橋で建設当時の施工不良が見つかりました
この記事は過去のニュースリリースです。
掲載されている情報は発表当時のものであり、現在の状況と異なる場合があります。

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2008年03月20日

八王子支社

中日本高速道路株式会社(八王子支社・八王子市、支社長・横地國廣(よこち・くにひろ)]が管理する中央自動車道 石川(いしかわ)高架橋(東京都八王子市石川町地内)の支承(ししょう)(橋げたと橋脚の間に設置する台座)を取り替える工事で、既設の支承を撤去した個所を、2008年3月18日に確認したところ、支承を固定するアンカーボルトの施工不良が発見されました。
当該個所についてはすみやかにアンカーボルトの補修を行うとともに、原因究明のため当時の関係者から事情を聴取します。

1. 施工不良橋梁の名称及びその場所
道路名
中央自動車道(国立府中IC~八王子IC間)(1967年12月15日開通)
 
橋梁名
石川高架橋(八王子市石川町地内)
石川高架橋の支承数 144基(アンカーボルト数288本)
今回取替予定支承数 30基(アンカーボルト数60本)
うち、4本のアンカーボルトが施工不良であることを確認しました。
残るアンカーボルトについても引き続き調査を継続します。
 
施工会社
オリエンタル白石(しらいし)株式会社[オリエンタルコンクリート株式会社(建設当時)]
(本社 東京都千代田区)
 
2. 施工不良の状況
開通後40年が経過し老朽化した中央道の支承の取替工事を進めていますが、当該支承を撤去したところ、アンカーボルトの長さの不足や、アンカーボルトが途中で溶接されている施工不良が判明しました。
これまでの施工不良の内容は、以下のとおりです。

アンカーボルト長不足(設計長500mmに対し、250mm程度)
アンカーボルトが途中で溶接されていた
支承1基 アンカーボルト数2本
支承1基 アンカーボルト数2本
 
3.今後の対応
施工不良個所については、速やかに補修するとともに、当該橋梁の残りのアンカーボルト(228本)についても調査を行います。
また、1967年にこの支承を設置した会社から、原因究明のため当時の事情を聴取します。