紀勢自動車道(勢和多気(せいわたき)JCT~大宮大台(おおみやおおだい)IC)が3月11日に開通します -紀勢自動車道では初めて、また民営化後初めての開通区間です-
この記事は過去のニュースリリースです。
掲載されている情報は発表当時のものであり、現在の状況と異なる場合があります。
中日本高速道路株式会社
中日本高速道路株式会社が、旧日本道路公団から引き継いで建設を進めてきた、紀勢自動車道の勢和多気(せいわたき)ジャンクション(JCT)から大宮大台(おおみやおおだい)インターチェンジ(IC)までの間(延長13.4㎞)が開通します。今回の開通は、弊社が民営化して初めての開通となります。
紀勢自動車道は、三重県多気郡(たきぐん)多気町(たきちょう)(勢和多気JCT)で伊勢自動車道と分岐し、北牟婁郡(きたむろぐん)紀北町(きほくちょう)に至る高速道路で、今回が初めての開通区間となります。
同道は、災害や異常気象時などに、同道と並行する一般国道42号の代替ルートとして交通機能の確保が図れるほか、尾鷲市や熊野市などから伊勢市にある緊急医療施設が近くなり、救命率が高まることなどが期待されます。
勢和多気JCT 三重県多気郡多気町大字丹生(にゅう))から
大宮大台IC (三重県多気郡大台町大字菅合(すがあい))までの区間(延長13.4km)
(1)紀勢自動車道は、新直轄区間として事業が進められている尾鷲市から紀北町までの区間と一体となって整備されることにより、将来発生が懸念されている東南海・南海地震時や異常気象時などにおける幹線道路としての交通機能確保が図られます。また、尾鷲方面から高度医療施設(山田赤十字病院:伊勢市)までの所要時間短縮や緊急医療施設の選択箇所が増えるなど、地域の生活基盤確保に大きく貢献することが期待されます。
(2)今回の開通(勢和多気JCT~大宮大台IC)により、一般道を利用した場合に比べ当該区間で約8分の時間短縮が見込まれます。
概念図はこちら
紀勢自動車道 | ||
施行命令 | 平成5年11月19日 | |
延長 | 土工延長 | 約6.7km(約50.0%) |
橋梁延長 | 約3.9km(約29.1%) | |
トンネル延長 | 約2.8km(約20.9%) | |
車線数 | 暫定2車線 | |
インターチェンジ等 |
勢和多気JCT【開通区間の起点】 三重県多気郡多気町大字丹生(伊勢自動車道と接続) 大宮大台IC【開通区間の終点】 三重県多気郡大台町大字菅合 |
<詳しくは別途ご案内します>