中央自動車道多重衝突事故でお亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りします
この記事は過去のニュースリリースです。
掲載されている情報は発表当時のものであり、現在の状況と異なる場合があります。
中日本高速道路株式会社
平成18年9月14日(木)午前1時頃、長野県阿智村駒場の中央自動車道下り線阿智パーキングエリア付近で、大型トラックや乗用車など17台が関係する多重衝突事故が発生しました。この事故で4名の方がお亡くなりになられ、10名の方が重軽傷を負われました。
お亡くなりになられた方々のご冥福を衷心よりお祈りするとともに、負傷された方々の一日も早い快癒を祈念いたします。
また、中央自動車道を通行する予定だったお客様には、長時間の通行止めによって大変ご迷惑をおかけしたことをおわび申し上げます。
事故原因
現在、長野県警察で調査中です。
これまでに行った主な安全対策
事故のあった区間では、これまでにも速度抑制、視線誘導、注意喚起を目的として、さまざまな安全対策を行って来ましたが、このような事故が発生し、非常に残念です。これまでに行った主な安全対策は、次の通りです。
- 1.高機能舗装(雨水が舗装の内部を流れ水はねが少なく降雨時の安全性が向上する舗装)の施工
- 2.路面への速度抑制レーンマークの設置
- 3.この先のカーブや勾配を表示する大型電光式注意喚起標識の設置
- 4.道路照明の設置
- 5.カーブの視線誘導のための矢羽板及び大型視線誘導標の設置
- 6.夜間や降雨時に見えやすいレーンマークの設置
- 7.夜間の視線誘導のためのガードレール支柱に反射シートの設置
上記安全対策の現地における状況 (平成18年9月25日追加)
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今後新たに実施する安全対策方針
今回の事故の原因や現地状況を確認の上、関係機関と協議を行い、さらに効果のある安全対策を速やかに実施いたします。実施までの当面の間は、ハイウェイテレホン、ハイウェイラジオ、情報板等で交通安全運転の啓発を行います。
お願い
この区間は、恵那山トンネルを始めとする急峻な地形を通過するため、道路のカーブがきつく、勾配も比較的急勾配の構造になっています。したがいまして、この区間の規制速度は中央道の一般の区間よりも10km/h低い70km/hとなっております。走行に際しては、速度超過や車間距離等に十分注意していただくようお願いします。