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第11回CSR懇談会の概要
2013年11月22日、第11回CSR懇談会を開催しました。NEXCO中日本では、社外の有識者の方々を委員とした「NEXCO中日本CSR懇談会」を2008年5月に設置し、企業が社会や文化の発展に果たすべき役割や意義、さらには環境に関する事項などについて、大局的な観点から当社経営陣と定期的に意見交換をおこなっております。
CSR懇談会委員 座長:奥野 信宏 中京大学 理事・総合政策学部教授 委員:青山 佳世 フリーアナウンサー 委員:亀山 章 公益財団法人 日本自然保護協会 理事長 (欠席) 委員:川勝 平太 静岡県知事 (欠席) 委員:城戸 真亜子 洋画家 委員:嶋津 八生 NHK解説委員 委員:服部 力 建築家(株式会社服部都市建築設計事務所主宰) ※敬称略、五十音順 CSR懇談会の開催に先立ち、委員の皆さまには、西湘バイパスの西湘PAにおける護岸復旧工事や維持管理用車両、コミュニケーション・プラザ川崎を視察していただきました。
CSR懇談会では、現場視察の感想や当社の安全性向上の取組み状況についてさまざまなご意見をいただきました。 -
委員の皆さまからいただいたご意見
●日本のインフラを強化し、過酷な災害に耐えられるようなものにすることがこれから非常に大きな社会的テーマになっていくのではないか。NEXCO3社は日本の非常に重要なインフラを担っている企業体なので、安全性向上3カ年計画にもあるが、高速道路の今後の維持管理・補修をどのように進めていくのかという検討を、是非、積極的に進めていただきたい。
●何らかの異常を誰かが気付き、それを確認し、工事等の対応を検討し、工事実施の決断をするということをスピード感をもっておこなわなければならない。
●イニシャルコストが安いことだけではなく、構造物の耐久性を長期的に保全するためのライフサイクルコストの観点を持って維持管理することが重要である。
●これだけの知恵を絞り、これだけの費用をかけて高速道路をメンテナンスすることが、どれだけ大切なことで、不可欠なことだということを是非、広く知らせていただきたい。
●天井板の撤去などの安全性向上の取組みについて広くPRすること、また、地元の方々にNEXCO中日本がどのように仕事をしているのかをしっかりと理解していただくことはとても大切である。
●高速道路を安全に管理することが、地域を支えていることを忘れずに、地域や住民の皆さまが本当にありがたいと思うような存在でいて欲しい。
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- 西湘PA護岸復旧工事 現場視察状況
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- 維持管理用車両 視察状況
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- CSR懇談会開催状況
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