新東名沿線の「浮島地区」にて田んぼの稗取り作業のボランティア活動をおこないました
この記事は過去のニュースリリースです。
掲載されている情報は発表当時のものであり、現在の状況と異なる場合があります。
NEXCO中日本は、当社ならではのCSR活動として、新東名沿線の静岡県内3地区で、農山村の活性化に取り組んでいます。
7月13日には、沼津市浮島(うきしま)地区で田んぼの稗(ひえ)取り作業のために、地元の方約8名とNEXCO中日本グループ社員8名の計16名が集まりました。今回の活動は、耕す方がいなくなった田んぼが荒れ地にならないよう、地元の方と一緒に維持管理をしている活動です。
最初に、地元の方から稲と稗の違いについて説明をいただきました。葉の出るところに、細かい毛が生えているのが稲で、生えていないのが稗だと教えていただきましたが、一見しても全く区別がつきません。稲と稗を間違えないよう、参加者一同、慎重に作業に入りました。
![]() 田んぼに生えている稗 |
![]() 熱心に話を聞く参加者 |
5月の活動で植えた苗はひざのあたりまで成長していましたが、初心者が植えたため稲の列の間が大きく空いており、そこに稗が生えていました。
稗が成長すると稲に栄養がいかなくなり、お米の育ちが悪くなってしまいます。さらに、稗の穂が出てしまうと田んぼに種が広がってしまうため、穂が出る前に根元から刈り取らなければなりません。ぬかるんだ田んぼに1列に並び、稗を取っていきました。
![]() 中腰の体勢で草刈り |
![]() 稲の合間に稗が一列に |
除草剤を使えば稗を抑えることができますが、安心なお米を作るためにはすべて手作業で稗を取らなければなりません。10月においしいお米を収穫することを楽しみに、地元の方と一心不乱に作業をしました。
次回浮島地区では、10月13日に田んぼの稲刈作業を予定しています。また、7月28日には水見色地区で植樹した山の草刈作業を、8月3日には都田地区で休耕地の草刈とみかんの摘果作業をおこなう予定です。