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第10回CSR懇談会を開催しました
この記事は過去のニュースリリースです。
掲載されている情報は発表当時のものであり、現在の状況と異なる場合があります。

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2013年06月10日
  1. 第10回CSR懇談会の概要

    2013年5月30日、第10回CSR懇談会を開催しました。NEXCO中日本では、社外の有識者の方々を委員とした「NEXCO中日本CSR懇談会」を2008年5月に設置し、企業が社会や文化の発展に果たすべき役割や意義、さらには環境に関する事項などについて、大局的な観点から当社経営陣と定期的に意見交換をおこなっております。

    CSR懇談会委員
    座長:奥野 信宏 中京大学 理事・総合政策学部教授
    委員:青山 佳世 フリーアナウンサー
    委員:亀山 章 NPO法人地域自然情報ネットワーク 理事長
    委員:川勝 平太 静岡県知事 (欠席)
    委員:城戸 真亜子 洋画家
    委員:嶋津 八生 NHK解説委員
    委員:服部 力 建築家(株式会社服部都市建築設計事務所主宰)
    ※敬称略、五十音順

    CSR懇談会の開催に先立ち、委員の皆さまには、伊勢湾岸自動車道の刈谷高架橋における点検作業と建設中の新東名高速道路の豊田東JCTを視察していただきました。
    CSR懇談会では、現場視察の感想や当社の安全への取り組みについてさまざまなご意見をいただきました。

  2. 委員の皆さまからいただいたご意見

    ●今後の日本のインフラの安全性を維持するためには、過去のある時点の技術水準で確保した安全性に対して、現時点の技術水準で再検討し問題を洗い出す仕組みが必要である。

    ●点検では分からない設計や施工に関するミスについて、どのように対応すべきかが大きな課題である。

    ●大事故を予防するためには、複数の安全対策を施すことが基本である。

    ●点検をしやすい構造を考えるという視点が重要である。

    ●点検は、常に緊張が必要な、極めて単調で地道な作業である。この地道な作業が評価される仕組みをつくり、二度と事故を起こさないという意識がグループ社員一人ひとりまで喚起されていくことが必要である。

    ●最先端の機器による効果的な点検と合わせて、人が異常を直感的に判断できる感覚も重要であり、人の育成にも力を注ぐ必要がある。

    ●NEXCO中日本はインフラの将来に対して非常に強い社会的な責任と使命を負っている。パラダイムの変換が起こっている日本において、責任ある主体は強いメッセージを出していくべきである。

    刈谷高架橋 現場視察状況
    刈谷高架橋 現場視察状況
    CSR懇談会 開催状況
    CSR懇談会 開催状況