中央自動車道 多重衝突事故発生現場付近(阿智地区)の交通安全対策が完了しました
この記事は過去のニュースリリースです。
掲載されている情報は発表当時のものであり、現在の状況と異なる場合があります。
平成18年9月14日(木)午前1時ごろ、長野県阿智村駒場の中央自動車道下り線阿智パーキングエリア(PA)付近で、大型トラックや乗用車など17台が関係する多重衝突事故が発生し、5人もの尊い命が失われました。
当社では、この重大な事故発生後、過去の事故や現地の状況を確認し、関係機関との現地検討会や、ドライバーの皆様へ現地の阿智PAでアンケート調査などを行って、この区間のさらなる安全対策を鋭意進めて参りました。
その結果、3月末までに、計画していたすべての対策を完了いたしました。
今後は、交通安全対策の効果について検証を行っていく予定です。
これからゴールデンウイーク期間に入り、高速道路をご利用いただく機会も増えると思いますが、高速道路をご利用の際には、規制速度を守り、車間距離を十分とるなど、安全運転を心がけていただきますよう、よろしくお願いいたします。
1.薄層舗装(凹凸のある舗装)の施工 | 2カ所 計 約380m |
2.路面への速度抑制レーンマークの延伸 | 2カ所 計 約1,000m |
・自発光型視線誘導標の設置 | 約 740m |
・夜間の視線誘導のための反射テープの設置 | 約 370m |
・大型電光式注意喚起標識の設置(既存標識の改良含む) | 4カ所 |
・前方の「急カーブ」を明示する大型文字標識の設置 | 1カ所 |



■ 事故発生前に実施していた主な安全対策
- 1.高機能舗装(雨水が舗装の内部を流れ水はねが少なく降雨時の安全性が向上する舗装)の施工
- 2.路面への速度抑制レーンマークの設置
- 3.この先のカーブや勾配を表示する大型電光式注意喚起標識の設置
- 4.道路照明の設置
- 5.カーブの視線誘導のための矢羽板及び大型視線誘導標の設置
- 6.夜間や降雨時に見えやすいレーンマークの設置
- 7.夜間の視線誘導のためのガードレール支柱に反射シートの設置
上記安全対策の現地における状況 (平成18年9月25日追加)
⇒ 拡大して表示(別ウィンドで開きます。)