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中央自動車道 多重衝突事故発生現場付近(阿智地区)の交通安全対策
この記事は過去のニュースリリースです。
掲載されている情報は発表当時のものであり、現在の状況と異なる場合があります。

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2006年12月26日

中日本高速道路株式会社

 平成18年9月14日(木)午前1時頃、長野県阿智村駒場の中央自動車道下り線阿智パーキングエリア(PA)付近で、大型トラックや乗用車など17台が関係する多重衝突事故が発生し、5人もの尊い命が失われました。
 当社では、この重大な事故発生後、速やかに緊急対策として、標識、懸垂幕、情報板、ハイウェイラジオなどを用いて事故再発防止を目的とした注意喚起を行いました。その後も過去の事故状況や現地状況を確認し、関係機関との現地検討会の実施やドライバーの皆様へ現地の阿智PAでアンケート調査なども行い、この区間のさらなる安全対策について検討を進めて参りました。
 その結果、速度抑制策の強化や前方の道路形状を事前にお知らせする対策の強化が有効との結論に至り、その具体的な対策をとりまとめました。このうち速度抑制策については、すでに対策が完了しています。残る対策についても、今年度内に実施いたします。

 高速道路をご利用いただく際には、規制速度を守り、車間距離を十分とるなど、安全運転を心がけていただきますよう、よろしくお願いいたします。

■ 今回実施する交通安全対策

  1. 速度抑制対策(実施済み)
    (1) 薄層舗装(凹凸のある舗装)の施工 (11月中に完了) 2箇所 計約 380m
    (2) 路面への速度抑制レーンマークの延伸 (11月中に完了) 2箇所 計約 1000m
  2. 前方の道路形状を事前周知する対策(今年度内に実施)
    (1) カーブの視線誘導対策  
      ・自発光型視線誘導標の設置 約 740m
      ・夜間の視線誘導のための反射テープの設置 約 480m
    (2) 注意喚起対策  
      ・大型電光式注意喚起標識の設置(既存標識の改良含む) 4箇所
      ・前方の「急カーブ」を明示した大型文字標識の設置 1箇所
  今回実施する交通安全対策 PDFファイル
 
  事故発生前に実施していた主な安全対策