『プレストレストコンクリート橋の鋼線定着具に関する情報提供』を受けて橋を点検した結果、安全性に問題のないことを確認しました
この記事は過去のニュースリリースです。
掲載されている情報は発表当時のものであり、現在の状況と異なる場合があります。
中日本高速道路株式会社
2月17日にお知らせしたとおり、東日本高速道路(株)からプレストレストコンクリート橋(PC橋)建設工事2件で、プレストレスを加えるために用いるPC鋼線定着具(アンダーソンテクノロジー株式会社製)の破損が確認されたという情報提供がありました。当社でもきょうまで、同社製で同じ形式のPC鋼線定着具を使用した供用中・建設中の橋を点検してまいりましたが、橋に変状はなく、安全性に問題のないことを確認しました。
『プレストレストコンクリート橋の鋼線定着具に関する情報提供』を受けて
2009年2月17日
中日本高速道路株式会社
東日本高速道路㈱が建設中のプレストレストコンクリート橋(PC橋)において、プレストレスを加えるために用いる、PC鋼線定着具(アンダーソンテクノロジー株式会社製)の破損が2件の工事で確認されたため、当面の間、PC橋工事においてアンダーソンテクノロジー株式会社製のPC鋼線定着具の使用を認めないこととした、という情報提供が東日本高速道路(株)よりありました。
当社では、これまでこうした事象は生じておりません。しかしながらこの情報提供をうけ、同社製の破損したPC鋼線定着具と同径で、製造工程が同様なものを使用した供用中および建設中の橋について点検を実施しました。その結果、変状はなく、安全性に問題のないことを確認いたしました。なお、念のため、同社製の同じ形式のPC鋼線定着具を使用した供用中および建設中の橋についても現在、点検を実施しております。
また、損傷の原因がまだ不明確であるため、当面の間、新たに使用する同社製のPC鋼線定着具の使用を控えることとしました。なお、工事中のものについても外観および硬度確認検査を新たに全数実施することとしました。