東名高速上りお盆TDM(お盆半額割引)にご協力いただきありがとうございました。 -お蔭様で渋滞は大幅に減りました-
この記事は過去のニュースリリースです。
掲載されている情報は発表当時のものであり、現在の状況と異なる場合があります。
お盆期間中の東名高速道路上り線で、渋滞の軽減を目的とした料金半額とするTDMを昨年に続き実施いたしました。(8月9日~8月17日の9日間)
期間の終盤に当たる16日(土)および17日(日)はTDMを実施しなかった2年前(2006年)の同期より多くの方々にご利用いただき、割引時間帯はさらに多くのお客様にご利用いただきました。
結果、この両日の渋滞は交通量が多いにも拘らず渋滞は少なくなっており、TDMの実施効果が顕著に現れた結果だと思われます。
皆様方のご協力に感謝すると同時に、今後ともさらなる渋滞対策の進化に努めてまいります。
《8月17日(日)の事例(横浜町田~厚木間の交通を2年前と比較)》
《交通量》 |
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《渋滞状況》 |
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①日平均交通量 |
②割引対象時間帯 |
③日平均渋滞量 |
④日平均最大渋滞長 |
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・2006年の同じ日曜日の交通量より今年の方が1日の交通量は多い(上図①)
・割引時間帯の交通量は1日の交通量の伸びよりさらに多くの利用が見られる(上図②)
・交通量が多かったにも拘らず、渋滞量(渋滞の大きさ:渋滞長×渋滞時間)および最大渋滞長が短くなっている(上図③、④)
《時間帯別交通量及び渋滞》
・9時から12時までの割引時間帯の交通量(青の折れ線)は2006年(赤の折れ線)の同時間帯の交通量より多くの交通量となり、午後の交通量が減っている。
・両年とも14時頃から渋滞始まっているが、その後は2006年(赤の棒線)より渋滞長が短く早い時間で渋滞が解消している(青の棒線)。
《実施期間中のアンケート結果》
TDM実施期間中の8月15日、16日に上り 海老名SAにてアンケート調査を実施しました。
アンケート調査結果によると「東名お盆TDM」の認知度は約35%。うち割引時間帯に流入された方で、当初予定した時間帯から割引時間帯に利用時間を変更された方は“早く時間調整された方が約24%”“遅く時間調整された方が約7%”で合計約31%の方が時間を調整していただきました。
(1)認知度
(2)「東名お盆半額割引」を利用するために、時間調整を行った割合
有効回答数:234(※1)
※1有効回答数は上記(1)のTDMを知っている方404名のうち割引時間対象外(170名)を含まない方を対象。
■なお仮にこの9日間TDMを実施しなかった場合との比較をすると、TDMを実施したことにより約4%(約39t/CO2)※2のCO2抑制効果があったものと推計されます。
これは名古屋ドーム 約31個分の面積(約150ha)の樹林が9日間に吸収するCO2量に相当します。
※2 アンケートを基とした推計値