NEXCO 中日本 中日本高速道路株式会社


2010年10月20日金子会長兼社長定例会見

会見要旨

(司会)

みなさまお待たせいたしました。ただいまから第60回の定例記者会見を始めさせていただきます。

 

(会長兼社長)

NEXCO中日本代表取締役会長兼社長CEO・金子剛一(かねこ・たけかず)

みなさんこんにちは。本日は全部で8つのトピックを用意しております。
1番目は、事業状況の営業の状況です。9月の料金収入は、369億2百万円と、対前年同月比2.0%減でした。
内訳は、高速が343億4千9百万円、0.2%増、一有は25億5千3百万円、24.6%減となっています。
一方、9月の通行台数は、日平均198万1千台と、対前年同月比10.4%増でした。
内訳は、高速が日平均148万9千台、5.3%増、一有は49万2千台、29.4%増です。
通行台数については、一般有料道路を中心とした無料化社会実験に加え、高速などの有料区間でも、大型車などの産業交通が増加したことから、昨年比プラスとなりました。
一方、料金収入については、無料化社会実験の影響により、昨年比マイナスとなりました。
なお、今月のETC割引額は304億円で、前年同月の318億円に比べ、4.4%割引額が減っています。
割引率としては、約45.2%となります。
建設の状況でありますが、名二環の名古屋南JCTから高針JCT間は、今年度内の開通を目指し、現在、鋭意、遮音壁や施設工事を進めているところです。
続きましてETCの状況です。今月よりETC台数、ETC利用率は無料化社会実験区間を除く集計としております。
有料区間のETCの利用状況ですが、直近の10月1日から10月7日は、9月3日から9月9日と比較して、日平均利用台数は4.5%減、日平均利用率は88.2%から88.0%、マイナス0.2%となっています。
平休別に見ると、平日平均利用率は88.3%から88.1%、マイナス0.2%、土日休日平均利用率は87.9%から88.0%プラス0.1%となっており、平日は減少し、土日休日は増加しています。9月末の車載器取付け累計台数は、8月末と比較してプラス1.1%台数ではプラス36万台の約3,251万台です。
続きましてサービスエリアの状況でございます。9月のサービスエリアの売上高は130億8千8百万円と、対前年比92.8%でした。これは、昨年はシルバーウィークという大型連休がありましたが、今年は飛び石連休となったために、昨年を下回る結果となりました。ですが中には好調な路線もあり、紀勢道が129.8%、東名阪112.9%と好調でした。
部門別に分けると、「飲食・物販部門」は、対前年比93.0%で7億4千8百万円減でした。「飲食・物販部門」の更なる内訳は、「飲食部門」が対前年比92.4%で3億2百万円減、「物販部門」が対前年比93.3%で4億4千6百万円減となっております。先月も申し上げましたが、大規模改良を行なっている箇所が数箇所ありその影響です。
続いて、「サービス部門」では、大規模改良による影響もあって対前年比62.2%で1千5百万円減、「GS部門」は、給油数量が対前年比89.5%と昨年度を下回り、単価差がプラス5円ありましたが、売上高でも対前年比93.1%で2億3千1百万円減となっています。
以上が9月の事業の現況です。

続きまして2番目のトピックです。
地域企業の競争入札参加機会の更なる取り組みについてです。
当社の経営計画「チャレンジⅤ」に掲げる「地域連携の強化、地域社会・経済への貢献」として、更なる施策に取り組むこととしました。
来年度からの施策として、土木工事では、工事の資格登録審査の技術評価点の算出に、NEXCO3会社に加え、国土交通省の施工実績も考慮して算出することにしました。これにより、技術力のある地域企業は、より規模の大きな工事への競争入札の参加機会が得られるようになります。
また、今年度の下半期からは、比較的規模の小さな工事に限り、競争性が確保される場合には、工事を行う当該県に本店を有することを競争参加要件として設定することとし、また、これを設定しない工事の場合には、工事を行う当該県での本店の有無、あるいは、当該県での施工実績の有無などを総合評価方式の評価項目として設定することにしました。これにより、地域企業の受注機会の確保が図れることとなります。なお、設定の有無などの詳細は、今後の工事の発注公告にて、ご確認頂きたいと思います。
以上の施策を通して、これまで以上に地域連携の強化を図り、災害時の応援体制の強化などを図って行きたいと思っております。

次に3番目のトピックです。
NEXCO中日本のエリアにあるレストラン39店舗を対象にして、「第3回 メニューコンテスト」を開催します。
このメニューコンテストは、高速道路のレストランの「味」「品質」「CS」の更なる向上を目指して、今年で3回目になるコンテストです。
今回のテーマは、『地域の食材を生かした健康メニュー』。「食の安全・安心」「地産地消」「ヘルシー」をキーワードに、お客さまに自信をもってお勧めする新作メニューです。
10月15日から11月12日までを一次審査(予選)期間とし、売上状況や試食審査結果を踏まえ、代表メニュー7品が本選に進みます。
本選は、12月14日に東京・渋谷区の服部栄養専門学校で開催し、食の専門家 服部幸應(はっとりゆきお)氏ほか食の専門家による最終審査で、最優秀メニューを決定します。
SA・PAをご利用になるお客さまからの支持の高さが、それぞれのメニューの本選出場につながります。レストランの料理長が腕によりをかけて調理する新作メニューを、ぜひご賞味ください。

次に4番目のトピックです。先月17日にグランドオープンしました『EXPASA御在所』に続いて、新たにグランドオープンする3エリアについて発表させていただきます。
今回は、東名高速道路『EXPASA(エクスパーサ)足柄』(上下線)、名神高速道路『EXPASA多賀』(下り線)の3エリアが新たにグランドオープンし、『EXPASA』となる5エリア全てが完成となります。
『EXPASA足柄』では、快適な休憩空間を提供するハイウェイホテル「レストイン時之栖(ときのすみか)」と「レストラン時之栖(ときのすみか)」や、地元野菜と富士山が育んだヨーグル豚を使った料理を提供する「足柄の森レストラン」と「えび伝茶屋(でんちゃや)」がオープンします。上下線あわせて44店舗となります。
『EXPASA多賀』では、今回新たに南館が完成。知多半島の海鮮をふんだんに盛り込んだ“えびせん”の人気店「えびせんべいの里」ほか3店舗がオープンし、計17店舗がお客さまをお迎えします。
記者の皆様には、資料の最後に添付しております内覧会をオープン前日に予定しておりますので、どうぞ現地にお越しいただき、実際にご覧になっていただきたいと思います。

次に5番目のトピックです。東海環状自動車道  鞍ヶ池スマートインターチェンジの一時閉鎖についてです。
鞍ヶ池スマートICは、2008年2月から皆さまにご利用をいただいていますが、このたび豊田市とともに実施している大型車対応工事のため、12月1日から来年3月下旬まで一時閉鎖させていただきます。
再オープンの日時に関しましては、確定し次第あらためて皆さまにお知らせいたします。
大型車工事が完成すれば、紅葉などの名所である香嵐渓へのバスでのアクセスが便利になると見込んでいます。
閉鎖期間中はたいへんご迷惑をおかけしますが、ご理解とご協力のほどをよろしくお願いいたします。

次のトピックをご説明する前に8月の会見時にお知らせいたしました、「富山三大民謡競演in北陸道」のイベントですが、10月9日及び10日の2日間、開催いたしましたので簡単にご報告します。
高速道路のサービスエリアで初めて有料席を用意した企画でしたが、おかげさまで準備した400席のチケットはすべて完売し、「富山三大民謡競演」をご覧いただいたお客さまには、富山県の伝統文化である「おわら」「こきりこ」「麦屋」の三大民謡を心ゆくまで堪能していただき、「鱒のすし」を始めとする富山県の「食」も満喫していただき、大好評でございました。
また当日は、いろいろの屋台も出しました。大勢のお客さまに秋の一日をさまざまに楽しんでいただけたと思います。
本日、ご紹介するトピックは、10月7日に金沢支社から記者発表している内容です。10月8日から11月30日までに間、「越中飛騨路ハイウェイキャンペーン」を行ないます。
このキャンペーンは、高速道路のお客さまと越中と飛騨路の地域の方々との交流を目的に、サービスエリア・パーキングエリア5箇所を含む47の優待施設で利用できる共通優待券と越中飛騨路の特産品などが当たるアンケートはがきが付いた“リーフレット”を、高速道路の各サービスエリアで配布するものです。
この地域は、富山の「海のめぐみ」と岐阜の「山のめぐみ」という2つの特徴を併せ持ち、「ものづくり」の文化や「散居村」「合掌集落」など独特の集落景観や、飛騨牛や氷見ブリ、シロエビなどの有名食材や豊富な温泉施設があり、「高岡御車山祭」「高山祭」をはじめとする多彩な祭りのある地域です。
ぜひ、この機会、深まり行く秋を、高速道路を利用して、「山のめぐみ」や「海のめぐみ」を味わいに、越中飛騨路まで足をも伸ばしていただきたとい思います。

次は道路交通センサスに伴うお話です。
当社では、国道交通省や他の高速道路会社などと連携して、これまでどおり道路交通センサスを行ないます。道路交通センサスとは、概ね5年ごとに全国一斉に自動車の使われ方や道路の交通量などの交通実態を調査するものです。今回は高速道路をご利用いただいた方を対象にインターネットによるアンケート調査を実施することとしましたのでお知らせします。
調査結果は、国土交通省に報告すると共に、よりよい高速道路とするための重要な資料として活用させていただきます。
インターネットによるアンケートは、今年11月6日~11月21日に高速道路をご利用された方を対象に、11月6日~11月30日まで実施いたします。
当社のホームページのバナーをクリックするか、『ドライブ調査』で検索することでアンケート画面にアクセスできます。
また、アンケートにお答えいただいたお礼として、抽選で12,000名様に1,000円相当のQUOカードをプレゼントいたします。
当社としても、SAPAなどでポスターを掲示したり、インターネット上でバナー広告を実施するなど、お客さまへお知らせして参りますが、記者の皆様におかれましてもアンケート実施の周知にぜひご協力いただきますようよろしくお願いします。

最後のトピックです。現在、名古屋でCOP10が開催されておりますが関連したトピックです。
名古屋市内の緑地で初めて行う、地域との協働による郷土種の植樹です。
当社では、地域連携や環境・持続可能社会への貢献の推進の一環として、地域性苗木育成技術を高速道路以外でも活かす活動を進めています。
内容は、名古屋市やNPOなどの方々と協議会を設立して、市内で地域の生態系を保全するために、市内の緑地に生育している樹木の種や枝から地域性苗木を育て、市内の緑地に植樹するものです。
昨年の秋に市民の方々と採った種を、当社で育成し苗木が順調に育ったことから、高速道路以外で初めて地域性苗木の植樹を行なうことになりました。
植樹は、COP10関連事業でもある、なごや西の森づくり「第10回植樹祭」に併せて、近くの幼稚園児や名古屋市民、協議会の方々と一緒に行ないます。
開催日時は10月24日。場所は戸田川緑地中央地区です。
COP10に併せて開催される「生物多様性交流フェア」の白鳥地区会場で、当社の「高速道路での生物多様性への取り組み内容」をご紹介するブース出展中です。会場にお越しの際は是非当社ブースにもお立ち寄りください。以上が環境に配慮した取り組みです。

 


(司会)

それでは、ご質問をお受けしたいと思います。


(記者)

EXPASA御在所がオープンして1ヶ月経ちますが、手ごたえや課題などがあれば教えていただきたい。


(会長兼社長)

9月17日にオープンした「EXPASA御在所」は、おかげさまでお客さまに好評いただいており、多くのお客さまにご利用いただいていると思います。今後は、本日申し上げましたようにあと3箇所合計5箇所のエリアの様子を見て、この後の方針を決めていきたいと考えています。


(司会)

それでは、他にご質問が無いようでしたら、これで定例会見をおひらきにさせていただきます。ありがとうございました。