NEXCO 中日本 中日本高速道路株式会社




ニュースリリース

  • 本社 安全への取り組み プレスリリース

「イノベーション交流会」での技術実証を新たに5件開始します

~プローブデータを可視化して事故や渋滞箇所などを検知する可能性の実証~
~カメラ映像と点群データを用いて地形変状を把握する手法の有効性の実証~
~点群データを活用して建築工事の出来形管理を高度化する可能性の実証~
~スマホをトランシーバーとして活用するアプリによる業務効率性の実証~
~スマホからの音声を即座にテキスト化して共有する機能による効率性の実証~

NEXCO中日本は、「i-MOVEMENT(アイ・ムーブメント)」の実現に向けて、コンソーシアム方式によりオープンイノベーションを推進する組織として「イノベーション交流会」を2019年7月に設立し、現在までに103の企業・団体の会員からの提案内容の実現性などを検討してきました。
2019年度以降、すでに16件の実証を開始しておりますが、新たに提案された5件の実証を2月から開始することになりましたので、お知らせいたします。
引き続き、実証メニューの創出、業務への導入の可能性などを検討し、実用化を目指します。

新たな実証項目と概要について

現在進めております16件の実証に加えて、2020年度対象テーマのうち、新たに「高速道路のモビリティマネジメント」に関する1件、「高速道路のインフラマネジメント」に関する2件、「現場オペレーションの高度化」に関する2件、計5件の実証について、2月から開始することになりました。

テーマ:高速道路のモビリティマネジメント

概  要 代表団体 実証開始
時期
交通事故防止や渋滞発生抑制などの事前対策および事象検知の迅速化による早期復旧を実現するため、車両位置や走行速度などのプローブデータを可視化して、事象検知の可能性を実証する。 富士通(株) 2021年2月

テーマ:高速道路のインフラマネジメント

概  要 代表団体 実証開始
時期
法面崩落などの地形変化が発生した際の変状を迅速に把握するため、3Dレーザスキャナと監視カメラを一体化したカメラを用いて変状を定量的かつ効率的に把握する技術と運用手法の有効性を実証する。 三菱電機(株) 2021年2月
建築工事施工中の出来形管理を高度化するため、施工段階から定期的に3次元計測などをおこない、効率的で広範な出来形管理の可能性を実証する。
また、BIM、点群、各種台帳などを統合することによる維持管理用プラットホームを構築し、活用の可能性を実証する。
(株)構造計画研究所 2021年2月

テーマ:現場オペレーションの高度化

概  要 代表団体 実証開始
時期
現場での効率的なコミュニケーションを実現するため、高速道路の料金所でスマホインカムアプリ「Callsign」の音声共有機能を用いて業務効率性を実証する。 ソニービジネスソリューション(株) 2021年2月
現場での効率的なコミュニケーションを実現するため、スマホからの音声を即座にAI変換によりテキスト化するとともにリアルタイムに共有する、スマホIP無線「RECAIUS フィールドボイスインカム」の効率性を実証する。 東芝デジタルソリューションズ(株) 2021年2月

※実証内容に関する詳細は、各社との秘密保持契約に基づき、公開できない場合があります。

今回の実証の追加により、全体で21件の実証を進めていくことになりますが、それぞれの実証結果を踏まえて業務への導入の可能性を検証し、導入が可能な場合は速やかに技術開発を進めてまいります。

2020年度 対象テーマ

2020年度 対象テーマ
2020年度 対象テーマ 拡大図

【参考:イノベーション交流会への応募方法について】

交流会の目的、会則※にご賛同いただいた入会希望者は、「イノベーション交流会 入会申込書」※に記載のうえ、お申し込みください。
※「会則」、「イノベーション交流会 入会申込書」は、参考資料をご確認ください。

参考資料: 実証メニュー
イノベーション交流会 会員一覧
現在進めている実証
交流会会則
交流会入会申込書(Wordファイル)

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