NEXCO 中日本 中日本高速道路株式会社


2009年08月26日矢野会長定例記者会見

会見要旨

(司会)

それではお時間になりましたので、ただいまより定例記者会見を始めさせていただきます。それでは、よろしくお願いします。


(会長)

NEXCO中日本代表取締役会長CEO・矢野弘典

みなさんこんにちは。まだ暑い盛りに集まりいただきましてどうもありがとうございました。
今日はいつもの事業概況とあわせまして全部で10件、最初にご説明させていただきたいと思います。最初に、事業の現況でございますけども、7月の料金収入は対前年同月比でマイナス24.1%でございました。内訳は、高速がマイナス23.5%、一有がマイナス29.5%です。通行台数のほうは、ほぼ横ばいですが若干増えてプラス0.2%、高速がマイナス0.3%で、一有がプラス2.0%ということになっています。通行台数は、これより昨年並みというふうになりましたけども、料金収入が大幅に減少したのは、昨年秋からのいろいろな施策の結果でございまして、このような形になっております。
で、ETCの割引額でございますけども、これは288億で、前年同月が163億円ですから、およそ77%割引額が増えています。この結果、ETC割引率は約42.8%となりました。ETC割引がなかった場合の料金収入は、これは架空の数字なんですけれども、672億円ということで、対前年同月比プラス0.5%というふうになっています。
車種別の交通台数を申し上げますと、軽自動車が104.2%、普通車が103.2%、中型車が88.9%、大型車が85.4%、特大車が82.0%、合計99.7%、数字が今申し上げました100.2%と違うんですけど、大体同じような傾向を見ていただくために申し上げたものです。一方、走行台・キロで言いますと少し様子が変わりまして、全体の傾向はあまり変わらないですが、軽自動車が110.4%、普通車が113.5%、中型車が89.4%、大型車が89.0%、特大車が85.7%、全体では105.2%というふうになっております。走行距離ですね、これが長くなっているせいであろうと、このように考えています。

2つ目の建設の状況については先月と変わっておりませんので省略いたします。
それからETCの状況ですが、利用台数は109.5%、日平均の利用率は110.2%、昨年同月の対比で増えております。直近の一週間をとってみますと、8月14日から8月20日までで82.8%でございます。先月の3日から9日までが83.8%、横ばいと考えて宜しいのはないかと思っています。車載取付け台数は2,710万台であります。

サービスエリアの状況ですけれども、昨年比102.7%ということです。飲食部門が107.2%、物販部門が110.9%、両方合わせますと109.5%というふうになっています。109.5%の内訳を見ますと休日が119.3%、平日が103.5%ということです。サービス部門が111.4%、ガソリン部門が84.9%、実は販売数量はですね、122.9%というふうに3割方増えているんですけども、価格差、レギュラーでいうと54円ありまして、掛算をするとまだ85%程度であるということでございます。広告部門は75.0%。このようになっております。以上が事業の概況です。

次に、皆さんに大変ご心配やご迷惑をおかけしました駿河湾を震源とする地震被害の復旧状況でございます。11日に発生したわけでございますけど、お客様はじめ多くの皆様方に大変なご不便、ご迷惑をおかけいたしました。ちょうどお盆の混雑期でございまして、一日も早い復旧に向けて昼夜兼行で工事をやりましたが、下り線は12日の24時に開通、上り線は15日の24時に通行止めを解除することができました。多くの方のご支援をいただきましたこと、ご協力いただきましたこと、改めてお礼を申し上げたいと思います。詳細は後程、この対策本部長であります、保全・サービス事業本部長の吉川常務からご説明をさせますが、冒頭私の方から3点についてお話をさせていただきます。
はじめに、今回応急復旧が終わったわけですけれども、今後本復旧の作業が必要となります。既にご案内しておりますけれども、16日の午前0時に開通して、翌17日、中央大学の太田先生を委員長といたします、地震災害検討委員会第1回会合を、現地災害現場で開催いたしました。それを含めまして全部で3回委員会を予定しておりまして、今後どういう課題で取り組んでいくかと申しますと、今回の災害に至った原因究明、本復旧の工事計画を策定、それから条件が類似した盛土箇所の抽出とその対策、ということでございます。そして10月中には結論を出したいというふうに考えております。その後、今回の被災箇所の早期に本復旧に努めまして、類似箇所についても調査を行い、必要な対策を講じていく予定であります。
2つ目は、今回東名高速道路という我が国の大動脈、大幹線道路で、これが長期間の通行止めになったわけでございまして、通行止めによる迂回とか計画変更で随分多くの方にご迷惑をおかけしましたし、在来線の一般道路も大変混雑いたしました。その混雑対策の一つとして、建設中の新東名高速道路、大井川橋約1.3kmですがこれを地元の方々にご利用いただきましたけれども、近い将来起こるだろうと言われております東海地震、あるいは東南海地震等への備えといたしまして、新東名の一日でも早い開通に向け、努力していかなければならないというふうにあらためて決意をしているところであります。
3つ目として、毎年、当社だけではありませんけれども、防災訓練の日がこの9月1日にございますけれども、私共としては通常の訓練とは別に今回の地震を貴重な教訓として、各部署の取り組み等の検証を行いまして、もっと大きな地震も想定したですね、より実践的な訓練をして参りたいというふうに思っております。今後色々な事態が考えられるわけでありますけれども、グループ総力をあげて対処するように努力して参りたいと思っております。それでは詳細につきまして吉川常務からご説明をさせていただきます。

 


(吉川常務)

NEXCO中日本 保全・サービス事業本部長 吉川常務

保全・サービス事業本部長の吉川でございます。それでは、お手元の「【緊急報告】東名復旧までの115時間」という資料でご説明させていただきます。これは、応急復旧までのこれまでの経緯をまとめたものでございます。

それでは、1ページ目をご覧いただきたいと思います。ここに書いてございますように、8月11日5時7分、駿河湾を震源とした地震によりまして、牧之原サービスエリア近くの盛り土のり面が崩落し、通行止めとなりました。15日の24時をもって、全ての通行止めを解除いたしました。この応急復旧にあたりましては、お客様、それと地元住民の皆様と隣接地権者の皆様、警察並びに報道関係者の皆様にご支援・ご協力をいただきましてありがとうございました。引き続き本復旧工事を進めて参りたいというふうに考えております。

(2)で地震概要について書いてございます。ご案内のとおり最大震度6弱が牧之原市で観測されているということであります。
続きまして2ページ目に、(3)被災箇所と地震計測震度ということで、私共のインターチェンジの所に地震計が設置されているわけでございますけれども、当該被災地の前後の吉田ICでは計測震度5.1、それから菊川ICでは5.9という数字になっております。被災箇所は191.6kpでございます。

(4)災害状況につきましては、その下にありますように、上空からヘリコプターで撮った写真等でございます。
続きまして3ページ目でございます。発生から応急復旧完了までの概況と時系列をまとめております。ここにありますように、盛土のり面が延長約40mで崩落いたしまして、11日の5時8分から東京IC-豊川IC間を順次通行止めにして参りました。その後点検を行いまして、順次通行止め区間を解除していったわけでございますけれども、最終的には牧之原ICを含めます区間での通行止めとなったわけでございます。それで16時に記者会見を行いまして、当面の復旧目標をお盆の時期でありますので、早急にということで12日の24時に工事完了を目指すということで発表したわけであります。ただ翌日、12日の7時に記者発表でございますけれども、状況を踏まえまして第1回の工法変更を行いました。この時点では何とか13日の昼頃を目指したいということで考えていたわけでございます。
なお12日につきましては、11時20分に金子国土交通大臣が現場を視察されました。大臣から「帰省で混雑する時期でもあることから、下り線だけでも本日中に通行止め解除できるようにお願いした」ということでございました。それを受けまして23時に記者発表いたしました。これは下り線全線と、それから上り線側の焼津IC-静岡ICの通行止めを、24時に解除いたしますという発表をいたしまして、解除いたしました。
それから13日の11時に記者会見を行いました。これで第2回目の工法変更を行いました。のり肩のH鋼の打ち込み作業が困難となったためにこれを中止しまして、のり尻にH鋼、それから大型土嚢を利用した盛土工法へ変更いたしました。これに伴いまして通行止め解除は、15日中の見込みということで発表いたしました。その後作業を行いまして、15日の22時に記者発表を行いまして通行止め解除を24時にいたすということで発表いたしまして、24時をもちまして通行止めは全て解除したという状況であります。
4ページ目には最終的な応急復旧工事の断面図を描いてございます。このような形で中央分離帯には鋼矢板、それからのり尻にはH鋼を置きまして、その前面にはコンクリートによる押え盛土等を行いました。ということで大型土嚢、それからセメント安定処理の路盤等によりまして復旧したということでございます。
(7)応急復旧作業状況ということで写真を載せております。こういう形で作業を進めましたということでございます。この応急復旧作業にあたりましては、新東名の工事現場からの大型建設重機、それから作業員の応援派遣等ございまして、延べ163社、延べ約1,100人の方が復旧に従事してくださいました。また私共NEXCO中日本グループ及び関連会社におきましても約1,200人が一体となって応急復旧を昼夜兼行で実施したわけでございます。
4ページ目の下には、先に開通いたしました下り線の作業状況を書いてございます。
それから5ページ目からは上り線の作業状況を書いてございまして、このような順序で行っていったということでございます。5ページ目、6ページ目、それから7ページ目のところまででございます。今回2回工法変更を行っております。ということで、(8)応急復旧対策工の選定経緯ということで、当初の考え方と最終的な結果をここに載せてあります。当初の8月11日の16時に記者会見をいたしました。この時には、路肩部にH鋼を設置いたしまして、これによって土を止めまして、崩落箇所に土を埋め戻すということで早急な復旧を図るということで、目標を12日の24時に復旧しようということで当初発表させていただいたところであります。

続いて8ページ目をご覧いただきたいと思います。第1回目の工法変更でございますが、8月12日の7時に、これは記者発表という形でお知らせいたしました。この上り線の盛土につきましては予想以上に不安定であったと、更に崩落が順次進行しているということもございまして、この路肩うえのH鋼打ち込み作業の安全性確保という意味で、走行車線、もう一つ内側にもH鋼を打ち込もうということで行ったわけでございます。また下り線にもですね、舗装路面にひび割れが生じていたということですから、このひび割れをシール等を行いましたけれども、更に専門家を交えての現地検討会の意見を踏まえまして、下り線の中央分離帯側にも鋼矢板を設置するということで、下り線の崩落に至るのを防ごうということで鋼矢板を打設いたしました。この変更に伴いまして、復旧見込みを13日の昼頃を目標とするということで第1回の変更をさせていただきました。この下り線の中央分離帯に打ちました鋼矢板が、後程申し上げますけれども、13日に下り線だけ先に開通できたということは、この鋼矢板が効果を発揮したということでございます。
それから第2回目の工法変は8月13日の11時に行いました。先程申し上げましたように、H鋼を打ち込もうとしたわけでございますが、更に崩落が進行してと、更にH鋼の打ち込み作業が困難になったと。玉石等が下にあってなかなかH鋼が入らないという状況でございました。ということで、のり尻にH鋼を打ち込みまして、いわゆる盛土方の形に変更させていただいたということでございます。H鋼を打ち込みまして大型土嚢を設置し、更に盛土材にセメント安定処理を施すというようなことをしまして、この工法変更に伴いまして通行止め解除見込みを15日中に解除したいということで変更したところでございます。更に盛土工を進めていく中で、若干不安定な部分も発生して参りまして、のり尻に押さえコンクリートの打設、それから盛土の加重を軽くするということで、大型の発泡スチロールブロック、これを盛土内に敷設するというようなことでの変更も、その後現場的に行いまして何とか15日の開通に間に合わせたというところであります。
そして開通後、応急復旧箇所の観測・監視体制を引きまして、GPSによる地表面の変異の観測をこの箇所等で行っております。また、2箇所Webカメラを設置いたしまして、現地の状況を見ている、また現地には現場監視要員、それから常時の通行規制要員を配置しまして24時間、監視体制を引いております。また、上り線の牧之原SAには、もし舗装に損傷が発生した場合に備えまして、舗装の補修班を配置しているところであります。

10ページに、(10)本復旧に向けての対応[検討委員会設置]について書いてございますが、これにつきまして先程矢野会長の方から話がありましたので省略させていただきます。メンバー等は7名の方にお願いしてるところであります。

それから11ページは、(11)地震による東名高速を中央道の交通状況の変化でございます。迂回路として利用されました中央道と東名との交通量の比較でございまして、東名は通行止めしていない被災前では約6%程交通量が増加してたんですけども、通行止めをしていた期間では約9%から50%交通量が減少いたしました。これが下の日断面交通量のグラフでございまして、赤い折れ線が対前年の東名の対比、青が中央道での対比、それから灰色がその他高速道路の比率でございまして、棒グラフは東名・中央・その他の平均交通量を示しているというところでございます。中央道では通行止め前は約11%交通量が増加していたんですが、東名の通行止め後では約19%から約41%交通量増加いたしました。平均では約29%、約18,000台増加したということでございました。
なお、この東名通行止め5日間で影響を受けたと思われるお客様は、約470,000台と推定されるところでございます。下の方に渋滞の状況を書いてございます。東名の渋滞は被災前は前年に比べまして約90%増加した傾向があったんですけども、通行止め期間中は逆に約40%減少いたしました。一方中央道では、被災前は前年に比べて約30%の渋滞の増加がありましたけれども、通行止めをしていた期間では約70%と、更に増加したところでございます。

続きまして12ページでございます。地震による交通への影響でございます。
これは東名と中央道を対比してございますけれども、特に東名では袋井-磐田の区間の交通量、それから中央道では岡谷JCT-伊北の交通量を対比して示しております。
上下線とも通行止めになってた期間では、東名の袋井-磐田間で前年比約63%の交通量の減になりました。それに対応いたしまして、中央道岡谷JCT-伊北の区間では約48%、交通量が増となりました。また上り線のみの通行止めとなっていた期間では、袋井-磐田間では約58%の減でございました。なお岡谷JCT-伊北間では約55%の増というふうになったところでございます。従いまして中央道が広域ネットワーク機能を発揮されまして迂回路として有効に活用されたというふうに言えると思います。

続きまして13ページ目でございます。(12)東名通行止めに対する交通対策ということで、ちょうど夏期混雑期でもありますことから、お客様の負担を軽減するということでの色々な方策をここで紹介しております。
1つは中央道への迂回推奨ということで、広域迂回の情報提供ということで広域情報板やLED標識車を出しまして中央道へ移っていただく、あるいはサービスエリア等でのチラシ、インフォメーションボードでのお知らせというものを行いました。また中央道におきましては夏期の混雑対策を行っていたわけですけど、更に交通量が増えるということで夏期混雑期対策の強化を図ったところでございます。
14ページ目には休日特別割引の乗継特例の追加ということで、中央道の特に都心側、大月から先の方に参りますと大変渋滞が予想さるところから、その手前で既に通行が行われております東名に移る際において、休日の特別割引が切れない乗り継ぎの特例というものを行いました。このような形で8月13日から16日の間、乗継特例の対象区間というものを追加いたしました。
それから一般道における混雑対策ということで、中部地方整備局や静岡県警、それから静岡県、静岡市等々、私共と「東名高速道路通行止めに関する連絡協議会」というものを設置いたしまして、情報の共有、それから連携した対応を実施いたしました。
それから先程会長からお話がありましたけれども、新東名大井川橋の活用ということで8月15日の9時から16時の間、新東名の大井川橋を地元の皆さんにお使いいただきました。利用台数約800台ということでございました。

続きまして15ページでございます。(13)今回の事象に関するお客様等の声ということで、11日から16日までの間で140件のご意見・ご要望をいただきました。中には「情報提供が不十分だ」とか、「料金の乗継がどうなるのか」とかご意見がありましたけども、その中で私共が大変嬉しかったのは、復旧工事に関し激励のお言葉を多数、32件ですけどもいただきました。また、川勝静岡県知事からも開通後すぐに当社に感謝のお手紙を頂戴したということでございます。
最後になりますが、今回、夏の繁忙期、お盆時期に多くの方々にご迷惑をおかけいたしましたが、今後とも私共この復旧に向けまして一生懸命、頑張って参りたいというふうに思っているところでございます。以上でございます。

 


(会長)

じゃ、他の案件について説明させていただきたいと思います。
3番目はお盆時期の高速道路の交通状況ですが、地震災害ということもございましたけれども、全体にどうであったかということについてご報告いたします。これについては担当の中森部長からご説明させていただきます。

 


(中森部長)

中森部長

失礼します。中森でございます。
それではお手元の資料の「夏期混雑期」における交通状況の報告をさせていただきます。

冒頭に記載のとおり本件につきましては、17日に速報【お盆時期における高速道路の交通状況】というタイトルで既に公表させていただいております。今般これを分析し、3点ご報告申し上げます。
1点目は交通量の状況、2点目は交通混雑の状況、あわせまして今回の割引に関するお客様アンケートということで3点、この資料に基づいてご報告させていただきます。

まず交通量の状況でございますが、枠の中に色々数字が書いてございますがその前に、中段に書いてます表のイメージを1点後報告申し上げ、まとめさせていただきたいと思います。2つに対立いたしまして、左側につきましては今回の夏期混雑期の状況、右側にGWの対比という形で図をまずご確認いただきたいと思います。
次に棒グラフがあろうかと思いますが、これは昨年の、20年の交通と今年の21年の対比と見ていただきまして、赤く数字がプラス側、あるいはマイナス側というのをご確認いただければと思っております。かつ説明資料と対比していただければということで、一番下段に①とか④まで表示を打っているものと対比しながら、改めて交通の状況についてご報告申し上げます。
今回、夏期混雑期、8月の6日から16日の11日間ということで、記載の約8%の増というのを1点ご確認いただきたいと思います。また①のとこで表示してございますように、休日の特別割引については最大約24%。今回お盆に追加いたしました平日の最大約12%というポイントも確認いただければと。かつ大型車の5割引につきましては、平日で約11%減になったというのを対比していただければと思っております。
また、GWと比較いたしますと、今回の夏期混雑期の④とGWの④を対比していただきますと、冒頭に申し上げましたプラス8%、GWプラス12%ということで、夏期繁忙期については逆に下回ったというふうにご確認いただきたいと思います。
また一番下段に1日あたりの平均断面交通量が表になってるかと思います。一番上段でございます高速道路の平均、冒頭に申し上げました8%を見ていただきたいと思います。
もう2点程ご確認いただきたいのですが、東名高速道路におきましては昨年との対比としまして0.92倍、1つ飛びまして中央道については1.22倍ということで、先程ご説明しました東名の牧之原の通行止めがこの数字に影響してるのか、ということでご報告させていただきます。

次のページをご覧いただきたいと思います。交通混雑状況ということで、既に公表させていただきましたように渋滞の回数ということで10kmと30kmに大別して既にご報告させていただいています。
この表の見方も先程と同じように、夏期混雑期とGWの対比をさせていただいてございます。特に、申し上げました10kmについての表の見方をここでご確認いただきたいと思います。同じように昨年と今回の21年、青と赤の部分をご確認いただきまして、これも下段に①から③まで表示した内容をご確認いただきたいと思います。この番号と枠の中を再度ご確認いただきたいのですが、渋滞発生の回数を前年と比較いたしますと、期間全体で43%、プラス55回増えたという形になってございます。また、特別割引が適用された休日、②と記載されたのが2箇所記載してございますが、休日で2倍という形の高い伸びが確認、分析させていただいたわけでございます。
本件につきましてもGWとの対比ということで、数字を記載させていただいてますように、改めまして①の夏期混雑期におきましてはプラス43%、55回、GWにつきましてはプラス78%、69回と、この交通混雑状況についてもですね、結果下回ったという形になってございます。
参考でございますが、既に公表しました下段の表、30kmの渋滞箇所の表が①から⑧、①から⑥と上下で14回記載させていただいた内容をご確認いただきたいと思います。既に公表済みの内容でございます。

最後になりますが、お盆期間の特別割引について、お客様へのアンケート調査結果ということでご報告申し上げます。大変恐縮でございますが一番最後に実施したアンケート、年代別になっておりますが、一番下段に8月13日846件のアンケート、聞取り調査を実施した結果のご報告をします。
3ページにもう一度戻っていただきたいと思います。円グラフが3つ並んでいるかと思いますが、今回のお盆特別割引ご存知でしたかという意味では約95%、色々広報戦略を組んだ結果もあろうかと思いますが、「はい」95%の確認をさせていただきました。その広報によってお出かけのきっかけになりましたか、という問いに対しましては3割近い方々が「はい」というご返事をいただいてございます。また、下段でございますが1割の方が今回の割引によって日程を変更された、ということが表になってございます。
枠の中は、先程申し上げましたように、ほとんどのお客様(約95%)、あわせまして約3割のお客様が新たな高速道路利用(誘発)されたというアンケート結果を報告させていただきました。以上3点、ありがとうございました。

 


(会長)

次に、本日の発表案件が4つございます。

まず、資材調達で初めてリバースオークションという入札方式を導入することにしました。入札参加者の業務効率を高める。それからより一層競争性を高めるということで、凍結防止剤調達についてこの方式を採用するというものでございます。
この方式の特徴というのはインターネットを利用したWeb上のオークションサイトということであります。で、入札参加者が一定時間内に複数回の入札価格の入力を繰り返して競り下げるというものでございます。で、最も低い価格であった入札者が落札するという仕組みでございます。今申し上げましたとおり、今回導入いたします資材というのは凍結防止剤で、当面2件の予定を持っております。1件目は8月21日付けで入札公告をしておりますが、金沢保全・サービスセンターが10月22日に入札予定の「平成21年度 北陸自動車道 金沢管内凍結防止剤購入」という案件です。もう1つは名古屋支社が11月に予定しております、「(仮称)平成21年度 東名高速道路 豊田・名古屋管内凍結防止剤購入」という案件でございます。
今後、この実施状況の結果を検証したうえで、他の土木資材にも順次拡張していく考えであります。

次に、速弁の秋メニューです。これは4シーズンごとに新しいメニューを発表しているのですが、今回は秋メニューということで9月19日にリニューアルいたします。季節の食材や郷土色豊かな地場の食材を取り入れたものでございます。中身につきましてはこの一覧表に示しましたとおりでございます。

次に、三菱UFJニコスのキャンペーンでございまして、これは秋の行楽シーズンにお客様に一層SA・PAをご利用いただくために、三菱UFJニコスと一緒になって、このキャンペーンをやるものです。ご承知のとおりUFJニコスは、私共と一緒にプレミアムドライバーズカードを出しているわけであります。
内容は9月16日から11月30日までの間で、NEXCO中日本管内のSA・PAでクレジットカードでお買い物いただきますと、1,000円を1口として、抽選で50名の方々にハイウェイお買物券10,000円相当をプレゼントするものです。
もう1つは、これは今回初めてではありませんが、9月19日から10月18日の間に同じく当社管内のSA・PAでプレミアムドライバーズカードで買い物をしていただいたお客様には、通常200円で2ポイントお付けしておりますが、今回はこの期間について200円につき5ポイントお付けする、SA・PAでポイント5倍キャンペーンというものを実施いたします。

次に、お客様感謝イベントの予定でございます。14会場で行いますが、普段触れることのできない道路パトロールカーやリフト車とかそういうものをSAに展示しまして、お子様たちをはじめですね、皆さんに楽しんでいただこうというものでございます。
何処で何をするかということについては、別紙に書いてあるとおりでございまして、9月26、27の土日、それから10月3、4の土日と分かれまして、管内の14会場で実施をいたします。

次にこれはご報告事項でございますけれども、名古屋支社の方で8月24日に既に発表済みというものでございますが、10月1日から伊勢湾岸自動車道のみえ川越-飛島までの間、この通行料金を最大5割引にするというものです。
23号線の工事が行われるということがありまして、この23号線と国道1号線の混雑というものを緩和しようということで、迂回路として高速道路を活用していただこうとするものであります。期間は10月1日から4月28日までの予定であります。その場所についての絵とか割引後の料金等については、お手元の資料のとおりでございます。

それから次に毎回ご報告しております環境への取り組みということで、今日は名古屋市内の公園での郷土種樹木の保全活動についてご報告をしたいと思います。
これは私共一生懸命やっております地域性苗木を利用して、生態系の保全に努めようというものでございます。これまでもやってきましたが、NEXCOで約70万本の地域性苗木を育ててきました。中日本では、この環境対策が重要な経営課題でありまして、生態系保全とかいう地域性苗木の育成といった技術を今まで高速道路で利用していたわけですが、それを外でもやろうということで、今年の5月からはじめています。3つのNPO団体等、関係団体6つと提携しましてやっていこうということでございます。
また、来年10月に名古屋市内でCOP10の大きな国際会議がありますが、それのパートナーシップ事業等を通じて、名古屋市内に植栽する予定です。今の計画では1,000本の地域性苗木ということです。この絵にありますとおり、最初は枝葉、種を採取して、滋賀県にNEXCOの緑化技術センターというのがあり、そこの中で栽培して50cm位の高さになりますと元の場所に戻して植えるというものでございます。何処でどのようにやるのかは、今回の名古屋市内の関係では、東山公園とかの2箇所程考えてやっていくつもりでございます。

「民営化3年半を振り返って」をまとめましたので資料を説明します。
ご承知と思いますが、4ページにあります民営化の目的が3つあります。それをどのように行ってきたか。一つ目は、40兆円にのぼる有利子債務を45年かけて返すスキームです。現在まで約5兆円の賃借料を機構に支払いまして、更に700億円の法人税を納付して、また850億円の利益剰余金を確保しております。これは、NEXCO3社合計の数値です。
それから、有料道路として整備すべき区間について、民営の経営上の判断を取り入れて行っていく。これは、NEXCO3社合計で27区間約300kmを早期にコスト削減のもと建設してきました。
それから、民間のノウハウを発揮して、弾力的な料金設定やサービスエリアなどをはじめとする、多様なサービスを提供するなどです。各種ETC時間帯割引や企画割引を実施してまいりました。また、これにより平均割引率は約26%になっています。当社はもう少し高いです。なお、秋以降のいろいろな政策を除いての数値です。
新規事業についても、お客様のサービス向上で商業施設の新設やお手洗いの美化など、当社で言えば海外事業、カード事業、旅行業など新事業を打ち出しております。
最近の景気低迷でトラックや大型車の交通量が減ってきているおり厳しい状態ですが、これまで4年になりますが順調に推移してきたと思います。
民営化の仕組みについては、みなさまご承知だと思いますのでこの資料をご確認ください。当社独自の施策について少し述べさせていただきます。5ヶ年の中期計画を作って実施しています。毎年1年経つと4年になりますが、1年足して毎年5年の計画を作ってやってきました。良い会社で強い会社に向け、5つの基本姿勢を実践することをグループ全体で目標にし、現在では、「CSR経営」と「グループ一体経営」の推進、2本柱にして進めております。お客様第一ということで「お客さまセンターの設置」などいろいろなことを行っています。
11ページ以降は、道路の維持管理についていろいろ資料をつけております。当社独自の考え方として、13ページに「100年道路計画」について書いております。新しい道路を作ることも大事ですが、今ある道路も大事にして長持ちさせることも負けないくらい大事。言いかえしてみれば国民の財産を預かっている訳で、そのような考え方で行うことも大事だと思っている。
14ページ以降については、先程説明したととおりです。
21ページには、当社独自の取り組みでいろんな企画割引をしたり、気をつけガイドを配ったり、無料の交通安全セミナー、出前のセミナーを行ってきました。今までに3万人受講されており、社員を講師として派遣するという取り組みです。
それから、環境施策はいろいろ重要施策であるため行っております。
23ページをご覧頂きますと道路建設のコスト削減に努めてまいりました。これで、協定に対して約6%の削減を達成しております。
24ページは、当社が全力で進めている新東名の建設に関することです。世界に誇りうる道路を作ってお客様の便に供したいということです。この秋から実証実験を実施する予定です。
25ページでは、資金調達も順調に進んでおりまして、来年以降は必要資金すべて、自主調達となります。これまでは、政府保証の社債がありましたが、計画どおり減ってきました。現在は、最後の段階に来ています。
いま力を入れている事業についてもいろいろ書いていますが、27ページにあるような海外事業。海外からの研修生も受け入れています。海外に融資するということで長期的に取り組んでいきたい。旅行業、広告業、カード事業は、まだまだこれからでありますが、力を入れて参りたいと思います。
29ページは、維持管理の費用についてで、料金収入の約23%。これは、今後、道路の老朽化が進みますと当然増えていく、私どもは、増えるコストを抑えながら、100年超えても持つ道路を作るということで「100年道路計画」をやっている。是非これを実らしたいと思っています。
大変長くなって申し訳ございません。以上で私からの説明を終わります。

 


(司会)

では、ご質問がありましたらよろしくお願いします。


(記者)

まず1点お伺いしたい。次の日曜日は総選挙の投票日ですが、総選挙の争点の一つに、高速道路無料化があげられています。世論調査によれば、民主優勢だという話もあります。来週以降いろいろ注目される論点かと思います。現段階で会長のお考えや問題点があれば教えていただきたい。


(会長)

高速道路を有料で運営するという仕組みは、名神が開通して44年、東名が開通して40年、今日まで至っています。他の新しい路線についても、これが踏襲されてきた。やはり、歴史の長い制度というものは、それ自体、国民の合意のものに運営されてきたものです。それを根底から変えようとする場合は、新しい国民的合意が必要であると思っています。なぜ、日本が有料道路制度に踏み切ったかというと、当時の日本は貧乏であった。豊かであったら税金で作れたかも知れませんし、初めから無料化で作れたかもしれません。当時は、貧乏でありましたから一つは、有料制度で、もう一つは、世界銀行に大きな借款を送りまして、それで、資金を調達して、道路を作ってきた訳です。私も当社管内1都11県隅々まで何回も歩きましたが、「何とかもう少し料金が安くならないか」という要望は、伺いました。しかし、無料にしてほしいという声は、私には届いておりません。これは、一定の国民的合意があって、やはり道路は有料でいいと出来れば安くしてほしいと。これが平均的な国民とかドライバーのお考えではないかと理解をしてきました。そう一定の国民的合意がある訳であります。冒頭言いました新しい国民的合意を作らなければ、なかなか実現することが難しいことになると思います。それもまた、具体的な国民的な合意を得ると言った場合、具体的なテーマがいくつかある。それを考えて見ますと、第一に財源の問題。先程の民営化の成果というところでご説明させていただきましたが、40兆円あった債務が着実に減っています。順調にきているといって良いと思います。景気低迷の影響でそんなに影響がでていないが、順調に推移してきました。
詳しい内容は分かりませんが、60年の国債を発行して、毎年一兆三千億の案と理解しておりますが、それは、返済期限を60年にすれば年々の負担は減るわけで、そのような考え方に基づいて言っていると思います。やはり、財源という問題をきちっとしないと国民的合意を得られないのではないかと。私、この会社に来て3年でありますが、私の孫の代には、借金を返済できると思っていました。しかし、60年ということになると、ひ孫の代にならないと終わらないと思います。これは、大きな変化でありますから、その点について十分な国民的合意を形成する必要がある。これが、第1点です。
第2点は、公平性という問題。道路はそれを使う人のためにある。使う人が費用を負担するという考えでいままで来たわけで、これを「受益者負担の原則」ということでございます。先程言いました、老朽化の問題も大きい交通量があるために道路も傷む。その費用はやはり、個人が負担することが「受益者負担の原則」であります。それから他の交通機関との関係でも、不公平が起こらないかについても、十分吟味する必要があると思います。いろんな声、皆様の報道を通じて受け賜っておりますし、決して小さな問題ではないと思っています。それから、世界の趨勢を見ますと、無料で有名であったドイツのアウトバーンですら、大型トラックを有料化しようとしている。アメリカも一部採用して始めている。ですから、世界の国民的合意は、有料化の方に向かって動き出しているように見える。それに対して、わが国は逆の方に行こうとしている。このところについても説明をなされて合意をする必要があると思います。
三つ目の問題は、混雑の問題。先程からGWやお盆の説明をさせていただきましたが、これが無料化になれば、もっともっと混雑するということは言えると思う。そうすると当然、人流、物流が滞りますので経済活動が低下します。国際競争力が低下して、長い目で見て、大きな影響を与えると思います。また、現在の状況では、環境負荷の点で言いますと、高速道路は、CO2の排出量が一般道に比べて少なくて済む。ですから、環境にやさしい性格をもっているのが高速道路です。それが、すごく混むようになりますとそのメリットが失われて行くことを覚悟しなければならないと思います。その点についてもそれでいいのかと言う事を十分論議されるべきだと思います。
もう一つは、雇用の問題。直接的に申し上げますと料金収受所が要らなくなる。現在、当社だけで直接料金収受に携っている人が三千人強います。NEXCO3社で申し上げますとバックアップ部隊を入れますとざっと2万人くらいの人が、料金収受という業務に携っています。もし、無料化いたしますと、全く仕事が無くなり、失業という問題がおきます。ここで働いている皆様は、凡そ60歳前後の方々で高齢者の職場として続いてきて、高齢者はそれでなくても再就職が難しい訳で今のご時世であればなおさらのことです。ですから、雇用問題を如何するのか、実は、私ども身近は、大変深刻な問題であり、料金収受会社の社員は、大変動揺しております。それは、ちゃんと解決の道をつけることが必要だと思います。
このような課題を克服することによって、初めて国民的合意が生まれることだと思います。そういう意味で広い議論が起こって、そして答えが出されることを希望したいと思います。


(記者)

現状、国民的合意が出来ていない中では、有料を維持するべきだというお考え方か。


(会長)

国民的合意が出来るまでは、右から左にスっと行かないでしょうというお話しです。


(記者)

地震のお話の中で、防災訓練とは別に各部署の取り組みなど検証し、もっと大きな地震を想定して、実際的な訓練を考えたいとお話ですが、具体的にどのようなイメージ、規模などをもたれているのかお話いただきたい。


(会長)

グループ会社も総動員して朝から行います。


(吉川常務)

9月1日の防災訓練では、今回の地震を踏まえた組織体制のあり方、情報伝達の方法、具体的な被災、今回はたまたま大きな被災箇所は1個所でありましたが、これが、東海・東南海地震では何個所も起きる可能性があります。
そこで何個所も被災箇所があるという想定で保全センターそれからグループも数多く参加した訓練を行いたいと思います。また、被災箇所を静岡と想定しますと、それ以外の八王子・名古屋・金沢の支援・応援体制も含めた訓練を行っていきたいと思います。


(記者)

そうすると、参加する人数はどれくらいになるのかイメージはありますか。


(吉川常務)

調べて、後でお答えします。


(会長)

親会社の社員が2100人でグループ会社を入れて、8500人くらいですかね。詳しい数字は後ほど報告いたします。


(記者)

東名のことですが、本復旧の工事をする場合、通行止めがあるのか。また、工事の期間はどれくらいになるのか。
2点目で、牧之原の場所の類似の場所を調査して、そこを工事するということだが、類似の場所を簡単にいうとどのような場所なのか。


(吉川常務)

出来るだけ通行止めを避ける方法で考えていきたい。もし行っても一時的短期間での対応で行っていきたい。
2点目の復旧方法ですが、まだ結論が出ていないため分かりません。工事期間についても工事工法次第によりますので分かりません。
それから、類似箇所につきましては、今回の原因を分析をして、今回の場所と近いところを選び出して、調査する方向で今後考えていきたい。


(記者)

対象箇所はいっぱいあったりするのか。


(吉川常務)

今回の地震では、一個所起きてますが、そんなにたくさんあるとは思っておりません。


(会長)

調査委員会の結果が出ましたら、直ぐに発表いたしますのでその時に詳しくご説明いたします。


(記者)

今回、東名の崩落が起きたことについては、工事は早く仮復旧ができたと受け止めていると聞いているが、会長自身どのように受け止めているのか。復旧工事の対応についてもどのように受け止めているのか。


(会長)

道路というものは、老朽化するものだと。そういう意味で油断してはいけないと思いました。
災害を起きないようにするには、如何したらいいのかという観点で。また、天災でありますから不可抗力と言うものはある。なるべく我々の力で止められるものであればなにかやりたい。それから、お客様、地元の皆様にご迷惑をお掛けしたこと、心苦しく思っています。
また、復旧作業につきましては、地元の皆様を始め多くの皆様にご支援や励ましの言葉を頂き、みんな奮起して取り組みました。24時間休み無しで5日間行いました。また、ここまでこれたことについて、内心ホッとしております。それと、不幸中の幸いですが、死傷者が無かったことが、本当に良かったと思います。


(記者)

盛土の件ですが、それほど類似した箇所はないと聞きましたが、今時点で把握している箇所数が分かれば教えてください。


(吉川常務)

牧之原と類似した箇所については、今のところ把握しておりません。ただ、これから詳細調査を行いますので、詳細に検討した結果で報告させていただきたいと思います。
先程の防災訓練に参加する人員ですが、グループ総力を挙げて8500人の体制で行いたいと思います。


(記者)

高速道路無料化について、先程、国民との合意というお話がありましたが、具体的に合意とはどのようなことを指しているのか。例えば、民主党が選挙で勝ったということで合意になるのか。


(会長)

今度の選挙の争点はたくさんあります。高速道路無料化は、我々にとっては重要な項目であり、その内の一つだと思っています。個別にしっかり議論して、中身を深めて行く必要があります。少なくとも公になっているものを見る限り、詳細なところまで行っていない。先程言ったように幾つかのテーマが残っており、それをしっかり議論することが大事です。


(記者)

地震に関して、復旧に掛かった費用はいくらなのか。また、本復旧の工法が決まっていないが、仮に工事をした場合どれくらい費用が掛かるものなのか。


(会長)

仮復旧で約10億円位掛かった。本復旧の方は、内容が決まっていないので計算ができない。しかし、いくらお金が掛かってもちゃんとやります。また、はっきりしたところで報告したいと思います。


(記者)

『民営化3年半を振り返って』の資料がありますが、このタイミングで発表された思いを聞きたい。


(会長)

これは、だいぶん前から検討しておりました。3社で相談しながら整理してきたものです。時期が来れば発表しようと思っていました。先月くらいに話がまとまって、全体に共通する部分と各社独自の取り組みを盛り込んで皆様にお話させていただきました。


(記者)

総選挙の争点の一つに高速道路の話があるということで、そのタイミングを見て発表したということはないということか。


(会長)

必ずしもそうではなくて、たまたま一致してしまっただけです。
来月でも良かったんですが、出来上がり次第、温かいうちに報告したいと思って今日にしました。先月の時には間に合わなかったものですから、今日になったという経緯があります。


(司会)

その他特にご質問がなければ、第46回の定例記者会見をこれで終了させていただきます。
どうもありがとうございました。