NEXCO 中日本 中日本高速道路株式会社


2016年10月20日宮池社長定例会見

会見要旨

【司会】

皆さまお待たせいたしました。ただいまから第118回の定例会見をはじめさせていただきます。

【はじめに】

【社長】

会見を始める前に、一言申し上げます。

9月26日(月)から実施してきました東名集中工事は、10月7日(金)を もちまして無事終了しました。ご協力ありがとうございました。
今回の集中工事では、東名岡崎地区の車線数を暫定3車線から2車線に戻しました。
2車線に戻した後は、比較的交通量の多い3連休を含めた10月8日(土)から14日(金)までの1週間で、東名の音羽蒲郡インターチェンジ(IC)から豊田ジャンクション(JCT)間と、この区間と並行する新東名の引佐JCT~豊田JCT間では交通集中による渋滞の発生はなく、新東名開通による広域ネットワークの効果が大きく寄与していると考えています。
今後も引き続き、同区間の交通状況を注視していきます。

【事業の現況(2016年9月)】

引き続いて、本日のトピックスをご説明します。
資料1をご覧ください。
営業の状況ですが、9月の料金収入は543億1800万円で対前年同月比2.6%の減少、また、通行台数は日平均195万4000台で対前年同月比1.4%の減少となりました。
9月の減少要因としましては、シルバーウィークの曜日配列から連続した休日が取りづらかったことや、天候に恵まれなかったこと、また東名集中工事の実施時期が昨年の11月から今年は9月~10月に変更となったことから、料金収入・通行台数ともに減少となりました。

次に建設の状況です。
2016年度に開通を予定している区間の工事概況についてご説明します。
お手元にお配りしている資料1をご覧ください。新名神および東海環状道四日市JCTから東員IC間の約6kmは、すでに開通しています。
中部横断道六郷ICから増穂IC間の約9kmは、現在、土工、橋梁、トンネル工事など道路本体工事が概ね完了し、舗装工事や設備工事を実施中です。

次にサービスエリア(SA)の状況です。
9月のSA・PAの売上高は147億2400万円で対前年同月比7.9%の減少、飲食・物販部門の売上高は、対前年同月比9.9%の減少となりました。
主な減少要因としましては、今年はシルバーウィークの曜日配列から連続した休日が取りづらかったことや、また下旬の3連休に台風の影響があったことも重なり、売上高は前年比90.1%となりました。

【新東名・東海北陸道(4車線化工事)建設現場の公開】

報道関係者の皆さまを対象に、高速道路の建設現場の公開を、2件予定しています。
資料2-1-1をご覧ください。
1件目は、神奈川県の新東名 厚木南ICから伊勢原北IC間で、交差する国道246号を夜間通行止めして、橋梁の架設をおこなう現場の公開です。
この区間は、2018年度の完成をめざし、概ね全線にわたって工事を展開しているところです。
夜間通行止めして架設工事を実施することは、すでに10月18日にお知らせしましたが、新東名の工事状況を公開する一環として、長径間約130mの送り出し架設の状況をご覧いただく予定です。
次に資料2-1-2をご覧ください。
2件目は、岐阜県の東海北陸道4車線化事業の建設現場の公開です。
4車線化事業は、2018年度の完成をめざし、全線にわたって工事を展開しているところです。
今回は、橋脚の高さが道路橋として日本一となる125mに到達した鷲見橋など、急峻な山岳地帯で工事を進めている状況をご覧いただく予定です。
なお、現場公開の詳細なご案内につきましては、あらためてお知らせします。ふるってご参加ください。

【東海北陸道(4車線化工事)で一番長いトンネルの軽岡トンネル貫通式のお知らせ】

次に、資料2-2をご覧ください。
すでに10月17日にお知らせしていますが、東海北陸道4車線化工事のトンネルのなかで、一番長い軽岡トンネルの貫通式を、10月24日におこなうこととなりました。
当日は、高山市長、高山市議会議長をはじめ、地元関係者の方々にご列席いただき、式典を開催します。
この貫通で、合計11本のトンネルのうち、8本が貫通することとなりました。是非取材にお越しください。

【速旅「ふじのくに歴史めぐりドライブプラン」】

資料3をご覧ください。
ドライブが気持ち良い、秋の行楽シーズンとなってきました。
高速道路をお得に利用できる「ドライブプラン」についてご紹介します。
「速旅 ドライブプラン」とは、あらかじめ設定した周遊エリア内の高速道路が定額で乗り放題となるお得な旅行商品です。
本日ご紹介するプランは、資料3のとおり、静岡県と連携して県内の観光振興や高速道路の利用促進を目指して実施するもので、首都圏や愛知県、三重県の各エリアから静岡県内へのご旅行やドライブをお得に楽しんでいただけるプランです。
今回は、よりお得にご利用いただけるよう発着エリアを細分化した33の料金プランをご用意しました。
ご利用期間は11月1日(火)から来年(2017年)の12月22日(金)までです。
この機会にぜひドライブプランをご利用いただき、来年の大河ドラマ「おんな城主直虎」の舞台となる静岡県の歴史・文化をめぐる旅におでかけください。

【NEOPASA(ネオパーサ)岡崎で『美化ピカトイレのヒミツ展』を開催】

資料4をご覧ください。
新東名NEOPASA岡崎(上り)のトイレを舞台に、高速道路のトイレ美化へのこだわりをお客さまに知っていただくため、『美化ピカトイレのヒミツ展』と題した展示イベントを、トイレの日である11月10日から来年(2017年)の1月10日までの約2ヶ月間、開催します。
当社は、民営化以降、高速道路会社の中でもいち早く、トイレの美化に取組んできました。
この展示イベントでは、当社のトイレのこだわりをわかりやすく・楽しくお伝えするために、実際のトイレを使って、美しく清掃する凄ワザやこだわりのポイントをご紹介します。
また、実際に使用している清掃道具も展示して、トイレをピカピカにするグッズを併せてご紹介します。
そこで、『美化ピカトイレのヒミツ展』の開催に先立ち、11月9日(水)に報道関係の皆さま向けに内覧会を開催します。さらに11月12日(土)、13日(日)には、トイレの美化に関するパネル展示や清掃の実演などを行うイベントを開催しますので、是非お越しください。

【司会】

それでは、これから皆さまからのご質問をお受けします。

【記者】

事業の現況について、高速道路の営業状況とSA・PAの売上高が前年を下回っていますが、これは何カ月ぶりですか。

【社長】

SA・PAの売り上げは、今年の5月が前年比99%で前年を下回っていますので、4ヶ月ぶりです。
高速道路の営業状況につきましても、同様に5月の前年比交通量が99.9%、収入が99.5%で、4ヶ月ぶりに前年を下回りました。

【記者】

岡崎SAのイベントですが「美化ピカトイレのヒミツ展」は今回が初めてですか。

【社長】

今回が初めてです。

【記者】

先日、新東名と東北道の一部区間で最高速度が試験的に時速110kmに引き上げられる方針が警察庁から発表されましたが、これに関して安全性の議論や当該区間の標識の交換など、様々な対応が必要かと思いますが、どのように受け止めていますか。

【社長】

高速道路の一部の区間で、交通量が多い平野部では、時速120kmで設計されており、今回はそのような区間が対象となっています。道路構造の面では、時速120kmで設計されているので、安全面では問題ないと思っていますが、速度標識や情報板などの交通安全施設の整備など、これから警察と協議しながら、できるだけ早い時期に試行できるようにしたいと思っています。
また、速度が上がることによって移動時間が短くなり、生産性も向上することから、しっかりと取り組んでいきたいと思っています。

【記者】

警察の判断もあるかと思いますが、いつぐらいまでに試行を開始するというお考えはありますか。

【社長】

一部の報道で1年半後とありますが、いつまでにということはまだお話しできません。

【記者】

新東名の最高速度引き上げについて、大型トラックの最高速度は時速80kmと据え置かれますが、利用者の受け止め方もさまざまです。速度差が生じることによって、トラックドライバーからは追突を懸念する意見もあります。速度を引き上げることによる交通安全上のデメリットに関して、何か考えがあれば教えてください。
例えば、トラックドライバーが走行車線から追越車線に進路変更した際に、一般の乗用車との速度差によって、後ろから追突されるなどの問題です。

【社長】

そういったことを試行の中で検証していくということだと思います。

【記者】

新東名の最高速度引き上げに関連して、標識や情報板の変更が必要ということですが、費用負担に関してはどのようにお考えですか。

【社長】

どこにどのような設備を増強するとか、表示内容をどのように変更するかなど、警察と協議しながら進めていきますが、費用は当社が負担していくことになろうかと思います。

【記者】

概ねどの程度の費用を要するか教えて下さい。

【社長】

標識などをどこにどれぐらい増強するか、情報板をどう改良していくかなど、これから協議して決めていきますので、現時点では費用はお答えできません。

【記者】

そもそも、なぜ新東名のこの新静岡ICから森掛川ICまでの区間が対象となったのでしょうか。

【社長】

現在3車線で運用されている区間と、2車線で運用されている区間の両方の区間が混在しているため、警察としても、交通の安全性などへの影響を検証するのに適しているということではないかと、理解しています。

【記者】

東名の豊田ICから音羽蒲郡IC間の暫定3車線運用は、終了したのですか。

【社長】

終了しました。10月の3連休の前から2車線運用に戻しています。

【記者】

東名阪道の亀山ICから鈴鹿IC付近の区間はまだ暫定3車線での運用中なのか、2018年度を目途とした亀山西JCTから四日市JCTまでの新名神の開通をもって解除という方向で考えているのか、教えてください。

【社長】

その区間は暫定3車線で運用中で、解除はまだ決めていません。

【記者】

新名神の亀山西JCTから四日市JCTまでの間は、今までのお話では2018年度中の開通ということでしたが、これは変わりないですか。

【社長】

2018年度中に完成させたいとの考えで、変わりありません。

【記者】

最高速度が試験的に時速110kmに引き上げられることにより、舗装路面の傷みが早まるなど、ハード面への影響は考えられますか。

【社長】

維持管理をしながら、設備の損耗なども調べていきます。

【司会】

ご質問が途切れたようですので、これで定例会見を終了させていただきます。