NEXCO 中日本 中日本高速道路株式会社


2015年06月24日宮池社長定例会見

会見要旨

【司会】

皆さまお待たせいたしました。ただいまから第104回の定例会見をはじめさせていただきます。

 

【宮池社長】

本日のトピックスをご説明する前に、一言お礼申し上げます。

5月18日(月)に開始した中央道、東名阪・名二環、名神の春の集中工事は、6月20日(土)に終了しました。ご協力ありがとうございました。

工事期間中は、高速道路をご利用のお客さまや周辺地域の皆さまには、大変ご迷惑をお掛けし、お詫び申し上げます。

集中工事を実施した路線では当分の間、緊急工事を除き昼夜連続の車線規制はおこないませんが、お客さまが快適に安心して高速道路をご利用いただけるよう、工事の集約化と年間の工事規制回数の削減を目指し、引き続き、秋には東名で集中工事を予定しています。なお、詳細な日程は、決まり次第、当社Webサイトなどでお知らせいたします。

工事期間中は、大変ご迷惑をおかけしますが、引き続き、皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。

 

それでは、本日ご用意したトピックスをご説明します。

 

【事業の現況(2015年5月)】

資料1の1ページをご覧ください。

営業の状況ですが、5月の料金収入は、555億7千万円と対前年同月比9.8%の増加、また、通行台数は日平均189万4千台と対前年同月比1.1%の増加となりました。

料金収入については、昨年3月末に国費による利便増進事業が終了し、4月から料金制度の見直しがおこなわれましたが、6月末までの3ヵ月間は、緩和措置により、本来3割引の休日割引が5割引に据え置かれました。したがって、今年は対前年比較で2割の割引差があることから、対前年同月比9.8%の増加となりました。この傾向は6月まで続くものと思われます。

通行台数については、料金制度の見直しがあった昨年と比較し、当月は対前年同月比1.1%の増加と、ほぼ横ばいになりました。

 

建設の状況です。

2015年度に開通を予定している区間の工事概況です。

新東名 浜松いなさジャンクション(JCT)から豊田東JCT55kmは、トンネル本体工は全て完成、また開通時期の見直しの要因となった対策工事を実施している区間以外の橋梁や土工は概ね完成し、全線にわたって舗装工事、設備工事などを展開しています。開通時期の見直しの要因となった切土のり面崩落対策、重金属を含む土砂の処理、橋梁の沈下対策については、予定どおりに進捗しています。開通目標は現時点では2015年度末です。

新名神四日市JCTから新四日市JCT4kmおよび東海環状自動車道新四日市JCT~東員インターチェンジ1kmは全線にわたって、土工、橋梁の工事を全面展開中です。舗装工事は現在、工事着手のための準備作業中で、来月より工事着手予定です。2015年度末の開通をめざし事業を展開しています。

一日も早い開通に向け最大限努力しておりますので、ご理解とご協力をお願いします。

 

資料1の2ページをご覧ください。

ETCの状況ですが、5月の日平均利用率は91.1%でした。

次にサービスエリアの状況です。

サービスエリア・パーキングエリアの総数は、177カ所で変更はありません。

5月のサービスエリアの売上高は165億8千8百万円で、対前年同月比3.4%の増加となりました。飲食物販部門の売上高は、対前年同月比5.7%の増加となりました。

増加の要因としては、今年は前年に比べてGWの連休日数や休日日数が多く、日並びに恵まれたことがあげられます。

ガソリンの売上高は、対前年同月比2.3%の減少となりました。要因としては、全油種とも前年の販売価格を下回っているためです。

 

【名神高速道路50周年イベント】

資料2をご覧ください。

4月の定例会見で、7月1日に名神高速道路の全線開通から50周年を迎えることをお知らせしましたが、イベントや記念商品などの詳細が決まりましたので、お知らせします。

7月4日と5日、名神高速道路の3か所の休憩施設で、お客さまに感謝の気持ちをお伝えするイベントを開催します。50年前の名神高速道路の様子をパネル展示するほか、高速道路を走る管理車両の紹介や社員による大道芸、当社オリジナルキャラクター「みちまるくん」によるおもてなしなどをおこないます。尾張一宮パーキングエリアでは、水素自動車「MIRAI」を展示します。

フードコートではカレーやラーメンを数量限定で50周年にちなんで50円で提供し、レストランでは昔懐かしい洋食などを記念メニューとして感謝価格で販売します。

また、開通当時の養老サービスエリアで、ポッカ創業者の運転手がコーヒーを飲み終わるまでに30分もかかったことが、ポッカサッポロの缶コーヒーの開発のきっかけであったこともあり、1972年に発売された初代ポッカコーヒーのデザインを当時のまま復刻した缶コーヒーを記念に販売いたします。

さらに、ETCマイレージポイント2,000ポイントが抽選で250名様に当たるキャンペーンを開催します。

イベントや記念商品などの詳細については、配布資料をご確認ください。

この機会にぜひ、名神高速道路のイベント会場にお立ち寄りください。

現在の名神高速道路は、1年間で5千億円の経済効果があること、貨物輸送を支える高速道路の延伸とともに日本経済が発展してきたことなどをご紹介しています。

全線開通50年を迎える名神高速道路をはじめ、高速道路の老朽化対策として、大規模な更新や修繕工事を今年度からスタートし、今後も末永く、安全で安心・快適に高速道路をご利用いただけるよう努めてまいりますので、引き続き皆さまのご理解・ご協力をお願いします。

 

【高速道路が定額で乗り放題のお得な「速旅 ドライブプラン」】

資料3をご覧ください。

まもなく夏休みが始まりますが、高速道路をお得に利用できる「速旅(はやたび) ドライブプラン」について、紹介させていただきます。

「速旅 ドライブプラン」とは、あらかじめ設定した周遊エリア内の高速道路が定額で乗り放題となるお得な旅行商品です。

『速旅 「実はそれ、ぜんぶ三重なんです!」ドライブプラン』の他、4つのドライブプランを6月12日(金)から順次販売しており、全商品とも7月1日(水)からご利用いただけます。

ドライブプランの詳細やお得なご利用例に関しましては、チラシなどをご覧ください。

是非、夏から秋の観光シーズンに、お得なドライブプランをご利用いただき、ご家族・ご友人と一緒に楽しい旅を満喫してください。

 

【サービスエリアのイベント情報】

資料4をご覧ください。

夏休みに向けて、サービスエリアで、3つのイベントを開催しますのでお知らせします。

1つ目は、人気アニメ「エヴァンゲリオン」とのコラボイベントです。今年は、作中年の「2015年」であり、舞台の「第3新東京市」が箱根町であることから、直近の東名高速道路 EXPASA足柄(下り)において開催します。イベント名は、『ネルフ中日本エヴァンゲリオン足柄』で7月17日にオープンします。

2つ目は、当社とグルメサイト「食べログ」が共に10周年を迎えることを記念したタイアップイベントです。食べログユーザーの口コミ評価を元に、厳選されたお取り寄せグルメ100品以上を取り揃えた『食べログ物産展』を7月4日から中央自動車道 談合坂サービスエリア(上り)において開催します。

3つ目は、子供に大人気の「妖怪ウォッチ」のイベントです。当社が管理するサービスエリア・パーキングエリア50カ所を対象として「夏休み!妖怪ウォッチ!プレゼントキャンペーン」を7月4日から8月31日まで開催します。

今年の夏休みは、イベント盛りだくさんのNEXCO中日本のサービスエリアで、是非お楽しみください。

 

【第10回 新聞紙で作る高速道路“橋”コンテスト】

資料5をご覧ください。

「橋コンテスト」は、身近にある新聞紙と接着材で、高速道路の橋を製作し、作品のデザインや強さを競い合うものです。道路や構造物などの力学的な技術を肌で感じ、高速道路に親しんでいただくことを目的に、2006年から毎年開催しており、今年で10回目を迎えます。

作品の募集期間は、8月24日から9月4日の2週間です。

デザインを競う「デザイン部門」、何kgの重りに耐えるかを競う「耐荷部門」、1kgの重りに耐える橋をいかに軽く作るかを競う「軽量部門」、高校生以上対象の「団体戦」の各部門を設け、競技をおこないます。

デザイン部門の審査は9月26日、27日に名古屋市緑区のイオンモール大高で、耐荷・軽量・団体戦の競技および表彰式は11月7日に名古屋市南区の日本ガイシフォーラムレセプションホールでそれぞれおこない、いずれも皆さまに公開します。

ご後援いただいたマスコミの皆さまには、この場をお借りしてお礼申し上げます。

夏休みの自由研究にもぴったりな題材です。多くの作品のご応募をお待ちしております。

 

以上が本日ご用意したトピックです。

 

 

【司会】

それでは、これから皆さまからのご質問をお受けいたします。

 

【記者】

名神全線開通50年ということですが、改めて50年を迎えるにあたっての受け止めや名神が開通した効果についてお伺いします。

【宮池社長】

この50年間、名神高速道路は非常に重要な役割を果たしてきました。一番大事なことは老朽化の問題が進んでいることです。これから大規模更新・大規模修繕工事をおこない、皆さまに安全に安心して高速道路をご利用いただくことが、私の一番の課題であると思っております。

効果については、名神高速道路によって時間短縮が可能となり、大きな経済効果をもたらしていることや、高速道路の周辺にはたくさんの産業が集積していることがあげられます。最近の例でも、開通した圏央道のインターチェンジ近くに工場が集積するなどの新しい効果が見られますが、名神はその先駆けとなっています。また将来的には、新名神が開通すれば、ダブルネットワークとなり、その重要性はもっと高まると考えております。

 

【記者】

これから大規模更新が始まり10年くらいかけて実施することになりますが、どのような課題がありますか。

【宮池社長】

大規模更新に伴う通行止めなどの交通規制の影響をいかに最小限にして、ネットワークを管理、運営することが一番大きな課題です。また、長持ちする信頼性の高い高速道路を作っていく、その両方をうまく成立させながら仕事をしていくことも重要なことだと思っています。例えば、ある区間の工事をまとめて発注することや、色々な工種の工事をまとめて発注することで、コストや工期を短縮する、あるいは、新しい技術を導入しながら耐久性の向上を図っていきたいと考えております。

一方、道路の老朽化を加速させる要因は大きく2つあります。1つは過積載の大型車が走行することで加速度的に道路が傷んでしまうこと、もう1つは冬期の凍結防止対策で使用する塩の影響です。これらの対策もあわせて考えていくことが重要だと考えております。

 

【記者】

ダブルネットワークについてお聞きします。新名神の三重県区間が開通した際に、名神の果たす役割としてはどのようなことがあるとお考えでしょうか。

【宮池社長】

東名阪道は慢性的な渋滞により、ご迷惑をお掛けしております。新名神の三重県区間が開通しダブルネットワーク化すると、交通が分散され、この渋滞も減少すると思っています。さらに、大規模更新・大規模修繕工事の際に、渋滞を避ける迂回路としての役割があると思います。

 

【記者】

就任1年を振り返っての感想について教えてください。

【宮池社長】

電力会社から移ってきて、就任時にも申し上げたのですが、当社の仕事は、いわゆるライフライン、つまり、安全に、安定的に、安価に、環境に配慮してお客さまに快適に利用していただける高速道路を提供することです。これは電力会社と全く共通した業種と感じています。当社は今年で分割民営化10周年を迎え、この間、笹子トンネル事故、その前には社員の脱税事件など、厳しい状況のなかでしっかりやっていると感じています。

この1年間、保全・サービスセンターと工事事務所を40カ所ほど訪問し、社員と対話をしながら、この10年間の苦労をバネにお客さまから信頼していただける会社を目指して努力を続けよう、と議論をしているところです。

 

【記者】

10年前に道路公団が民営化された際に、2050年には借金を返済して無料化する計画だったと思います。利用者数の多い高速道路で料金を値下げすべきとのユーザーの思いがありますが、この10年の料金制度を鑑みて、どのようにお考えでしょうか。

【宮池社長】

料金制度につきましては、10年でどのような成果が上がったか報告させていただいてきました。1つには当時の管理費を3割カットし、その原資を使って時間帯割引などの割引を行っています。建設費では、新規路線の約20%コストダウン、人件費などについても約10%カットしております。当初の有利子負債を着実に返還している状況です。これからも引き続き、お客さまから信頼していただける会社を目指していきたいと考えております。

 

【記者】

来年の5月26、27日にサミットが伊勢志摩で開催されることが決定しましたが、これに関してお考えをお聞かせください。

【宮池社長】

先日、三重県からサミット県民会議への参画要請がありましたが、当社としてもこのサミットの成功を目指し、関係者の移動時の安全、安心の確保のため、全面的に協力していきたいと思っております。なお、例年実施している東名阪リフレッシュ工事の期間と重なるため、今後、工事の実施時期を関係機関と調整していきたいと考えています。

 

【記者】

ますます外国人の利用客が増えると思いますが、これについて会社の対応はいかがですか。

【宮池社長】

先日、昇龍道が広域観光周遊ルート7つのうちの1つに認定されました。当社としても、外国人向けのフリーパスを既に発行しており、さらにサービスエリアなどの多言語化の推進やWi-Fiが利用できる環境の整備を図っております。

 

 

【司会】

ご質問が途切れたようですので、これで定例会見を終了させていただきます。