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ニュースリリース

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休憩施設における大型車駐車マス拡充の取組みについて ~2021年度は大型車マスを約910台拡充、2022年度から2024年度までの3か年で大型車マス約1,500台の拡充を計画、うち2022年度までに約600台の拡充に着手予定~

東日本高速道路株式会社
中日本高速道路株式会社
西日本高速道路株式会社

東日本高速道路株式会社(以下、NEXCO東日本)、中日本高速道路株式会社(以下、NEXCO中日本)、西日本高速道路株式会社(以下、NEXCO西日本)は、高速道路の休憩施設において顕在化している大型車駐車エリアの混雑に対し、大型車駐車マスの拡充の取組みを進めています。
この度、2021年度の拡充実績および2022年度から2024年度までの3か年の拡充計画と、2022年度までの拡充着手予定をとりまとめましたのでお知らせいたします。

<駐車マスの拡充数> 
2021年度は大型車マス約910台の拡充が完了
2022年度から2024年度までの3か年で大型車マス約1,500台の拡充を計画、うち2022年度までに約600台の拡充に着手予定

※兼用マスおよびダブル連結トラックマスを含んだ大型車マス数の合計値

駐車マス拡充2021年度の実績と2022年度までの着手予定

2021年度は既存エリア内での小型車マスから大型車マスへの描き換え等により、全国43箇所のSA・PAにおいて、大型車マス約910台の拡充が完了しました。
2022年度から2024年度までの3か年で大型車マス約1,500台の拡充を計画しており、うち2022年度までに全国約30箇所のSA・PAにおいて大型車駐車マスの拡充に着手予定です。マスの変更だけでなく大規模な土工工事や照明・満空情報板といった既存施設の移設などを伴う工事も含め、約600台の大型車駐車マスの拡充に着手する予定です。
また、今後は、休憩施設以外の高速道路事業用地などを活用した大型車マスの増設も検討していきます。

駐車マス拡充2021年度の実績と2022年度までの着手予定
※1:( )は兼用マスを含んだマス数(兼用マス1台あたり普通車2台分としてカウント)
※2:兼用マスを含んだ大型車マス数(兼用マス1台を大型車1台分としてカウント)
※3:現時点での計画のため、完了時のマス数は変更の可能性があり、2022年度以降に完了するマス数も含まれます

駐車マスの増設工事に際して、交通規制などを伴う場合がありますので、ご注意をお願いします。個々の休憩施設の状況につきましては、別紙または各社のWEBサイトをご確認ください。
また、多くのお客さまにご利用いただくため、サービスエリア(SA)・パーキングエリア(PA)での長時間駐車はご遠慮いただくなど駐車場の適正なご利用にご理解とご協力をお願いいたします。

駐車エリアの課題

(1)平日の夜間における大型車の混雑
平日の夜間を中心に大型車の駐車マスが不足し混雑している状況は、依然として発生しています。E1 東名 海老名SA(上り)では、平日の夜間を中心に、8時間以上の長時間駐車が約6割を占めており、1台による駐車マスの占有時間が長くなっています。そのため、多くの車両がご利用になれず、大型車の駐車マス不足の一つの要因となっています。

混雑状況の事例(E1 東名 海老名SA(上り) 時間帯別滞在台数)
混雑状況の事例(E1 東名 海老名SA(上り) 時間帯別滞在台数)

(2)不適切な駐車マスの利用
大型車マスに普通車が駐車する、または普通車マスに大型車が停車するなどの不適切な利用のために、本来駐車できる車両が駐車できない状況が発生しています。
また、兼用マスについても、普通車、大型車のそれぞれの駐車マスが満車になった場合に使用する設計となっておりますが、そのようにご利用されていないため、本来の機能が発揮できない事例が見受けられます。
不適切な駐車マスの利用
(3)予約駐車マスおよび通路などでの不正駐車
近年整備を進めているダブル連結トラック駐車マスに、ダブル連結トラック以外の車両が駐車してしまい、ダブル連結トラックが駐車できないといった事象が発生しています。そこで、NEXCO中日本ではE1A 新東名 浜松いなさIC路外のダブル連結トラック専用の予約駐車場に加え、E1 東名 足柄SA(上り)、E1A 新東名 静岡SA(上下)、E1A 新名神 土山SA(上下)にダブル連結トラック専用の予約駐車マスを整備し、2021年4月から順次運用しています。これらの予約駐車マスは事前の予約で確実に駐車可能とするものですが、非予約車両の駐車や、通路などへの不正駐車により予約車両がご利用になれない事象が発生しています。予約駐車マスの確実な利用が可能となるよう適正な駐車場の利用をお願いいたします。
可児御嵩IC付近の工事状況(2022年4月撮影)

2021年度の主な取組み

(1)大型車マスの拡充
【E1 東名 足柄SA(上り)の事例】
E1 東名 足柄SA(上り)では、平日の夜間の時間帯を中心に大型車マス不足が顕在化していました。NEXCO中日本では、既存敷地内で駐車区画の配置の変更と合わせて、大型車と普通車のどちらでもご利用になれる兼用マスを増設し、大型車駐車可能台数を約1.3倍に増やしました。これにより、平日夜間の大型車マス不足は緩和しました。

2021年度の主な取組み
駐車マスの増設状況(E1 東名 足柄SA(上り))

平日の大型車時間帯別駐車台数と駐車可能台数(工事前後)
平日の大型車時間帯別駐車台数と駐車可能台数(工事前後)

(2)抜本的な休憩施設レイアウトの変更
【E4 東北道 国見SA(上り・下り)の事例】
E4 東北道 国見SA(上り・下り)では、ガソリンスタンドからの逆走、特に下りの平日夜間の時間帯を中心とした大型車マス不足が顕在化しており、また休憩施設の老朽化も課題となっておりました。NEXCO東日本では、SA全体の大規模な更新に合わせエリア内のバリアフリー化、駐車マスの拡充(下りの大型車駐車可能台数を1.7倍に拡充)、および休憩施設レイアウトを抜本的に変更することで、多様なお客さまの利便向上を図りました。

抜本的な休憩施設レイアウトの変更

レイアウト変更後の状況(E4 東北道 国見SA(上下))
レイアウト変更後の状況(E4 東北道 国見SA(上下))

(3)V字駐車マスレイアウトの整備
【E2 山陽道 佐波川SA(上り)の事例】
NEXCO西日本では、E2 山陽道 佐波川SA(上り)において、大型車マスの大幅増設のため、後退駐車・前進発車を基本とした、車両がV字配置となるような『V字駐車』を適用し、大型車マスを1.4倍に拡充しています。『V字駐車』を適用することにより、駐車車両前方が通路に面するため、枠外(通路)駐車対策となり、また前進発車のため、発車しやすく接触事故の低減を図ることができます。

V字駐車マスレイアウトの整備

(4)普通車と大型車のどちらでもご利用になれる「兼用マス」の整備
限りある駐車エリアを効率的にご利用いただくため、普通車と大型車のどちらでもご利用になれる「兼用マス」(NEXCO中日本では「兼用マス」は青色ラインで明示)の整備を進めています。「兼用マス」のご利用にあたっては、まずは普通車、大型車それぞれの駐車マスを優先的にご利用いただき、それぞれの駐車マスが満車の場合に、「兼用マス」をご利用ください。「兼用マス」に普通車が1台駐車していると、大型車は駐車することができませんので、より多くのお客さまが駐車できるよう、普通車の縦列駐車にご協力をお願いいたします。
普通車と大型車のどちらでもご利用になれる「兼用マス」の整備
「兼用マス」を青色ラインで明示
(NEXCO中日本での事例)
「兼用マス」の整備
普通車が1台駐車している場合、
大型車は駐車することができません
「兼用マス」の整備
より多くのお客さまが駐車できるよう、
普通車の縦列駐車にご協力をお願いいたします

(5)ダブル連結トラック駐車マスの整備
1台で通常の大型トラック2台分の輸送が可能な「ダブル連結トラック」は、2019年1月に特殊車両通行の許可基準が緩和され、本格運用が開始されました。2019年8月に運行区間がE4 東北道からE3 九州道まで拡大されて以降、ダブル連結トラック特殊車両通行の許可台数は増加しています。NEXCO3社ではダブル連結トラックの休憩機会確保のため、駐車マスの整備を進めています。最新のダブル連結トラック駐車マスの整備状況は別紙3をご確認ください。

ダブル連結トラック特殊車両許可台数
ダブル連結トラック特殊車両許可台数
ダブル連結トラック駐車マスの整備状況
ダブル連結トラック駐車マスの整備状況
(E4 東北道 黒磯PA(上り))
(6)バス優先(専用)マスについて
 バスは一度に多くのお客さまが乗り降りされることが多く、乗り降りされたお客さまの駐車場内を歩く距離が長くなると、歩行される方はもとより、駐車場内を走行されるお客さまにもご不便をおかけするおそれがありますので、一部のSA・PAでは、休憩施設に近い場所に「バス優先」や「バス専用」の駐車マスを設けています。
 「バス優先」または「バス専用」マスへの、バス以外のお客さまの駐車はお控えくだざいますようお願いいたします。
バス優先マスの整備状況(E2 山陽道 下松SA(下り))
バス優先マスの整備状況(E2 山陽道 下松SA(下り))
参考資料: 【別紙1】2021年度の駐車マスの拡充数(実績)
【別紙2】2022年度の駐車マスの拡充数(計画)
【別紙3】ダブル連結トラック駐車マスの整備状況

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