NEXCO 中日本 中日本高速道路株式会社




ニュースリリース

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「イノベーション交流会」での技術実証を新たに3件開始します ~越波監視におけるリモート監視システムの検証~ ~沖波監視レーダーによる越波予測システムの検証~ ~衛星測位システムを活用した法面監視システムの検証~

NEXCO中日本は、「i-MOVEMENT(アイ・ムーブメント)」の実現に向けて、コンソーシアム方式によりオープンイノベーションを推進する組織として「イノベーション交流会」を2019年7月に設立し、道路事業者や国内メーカーなど約100者の会員からの提案内容の実現性などを検討してきました。
2019年度以降、すでに13件の実証を開始しておりますが、新たに提案された3件の実証を11月から開始することになりましたので、お知らせいたします。
引き続き、実証メニューの創出、業務への導入の可能性などを検討し、実用化を目指します。

新たな実証項目と概要について

現在進めております13件の実証に加えて、2020年度対象テーマのうち、新たに「高速道路のモビリティマネジメント」に関する2件、「高速道路のインフラマネジメント」に関する1件、計3件の実証について、11月から開始することになりました。

テーマ:高速道路のモビリティマネジメント

概  要 代表団体 実証開始
時期
現場で人が目視でおこなっている越波発生の監視を効率化するため、現地ライブカメラをもとにAI(深層学習)の独自画像解析技術により、波の大きさや越波の有無をリモートで監視するシステムの有効性を実証する。 (株)ウェザーニューズ 2020年11月
越波の発生を予測して、通行止めなどの必要な対応を図るタイミングを判断するために、沖波監視レーダーにより沖合の波浪を監視して、高速道路への越波予測をアラートで通知するシステムの実現性を実証する。 (一財)日本気象協会 2020年11月

テーマ:高速道路のインフラマネジメント

概  要 代表団体 実証開始
時期
法面の異常を早期に発見するため、衛星測位システム(GNSS)やセンサなどのICTやIoT技術を活用して、法面の変位をリアルタイムに監視するシステムの有効性を実証する。 国際航業(株) 2020年11月

※実証内容に関する詳細は、各社との秘密保持契約に基づき、公開できない場合があります。

今回の実証の追加により、全体で16件の実証を進めていくことになりますが、それぞれの実証結果を踏まえて業務への導入の可能性を検証し、導入が可能な場合は速やかに技術開発を進めてまいります。

2020年度 対象テーマ

2020年度 対象テーマ
2020年度 対象テーマ 拡大図

【参考:イノベーション交流会への応募方法について】

交流会の目的、会則※にご賛同いただいた入会希望者は、「イノベーション交流会 入会申込書」※に記載のうえ、お申し込みください。
※「会則」、「イノベーション交流会 入会申込書」は、参考資料をご確認ください。

参考資料: テーマ:高速道路のモビリティマネジメント
イノベーション交流会 会員一覧
現在進めている実証
交流会会則
交流会入会申込書(Wordファイル)
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