NEXCO 中日本 中日本高速道路株式会社




2007年05月23日矢野会長定例記者会見

会見要旨

(会長)

NEXCO中日本代表取締役会長CEO・矢野弘典 みなさんこんにちは。お集まりいただきありがとうございます。
では、最初に事業の現況、4月分から始めたいと思います。
料金収入はおおむね好天に恵まれたこともあって、対前年同月比プラス0.5%となっています。内訳は高速が0.1%増、一般有料が5%増となっています。通行台数は対前年同月比でプラス3.6%。高速が3.4%、一般有料が4.5%のプラスとなっています。
料金収入と通行台数の伸び率の乖離は、これはいつも申し上げている事ですけれども、ETCの普及による割引額の増によるものです。4月には133億円の割引を行いました。去年が122億円ですから、去年から比べると、9.4%割引額が増えています。133億円を4月の実際の収入に足しこむと62,937百万円となって、対前年同月比2.2%の増。これを分母にして割引率を計算すると21%と、概ね料金の21%がETCを利用した料金割引として還元されていると言えるわけです。

2番目は建設の状況です。まず圏央道が6月23日の15時に開通と決まっています。それから東海北陸自動車道は年度内開通ということで、来年の3月開通を目指して、鋭意工事を進めています。それからここには書いていませんが、新名神高速道路が来年の春に開通予定でして、これは私どもの亀山JCTから甲賀土山までと、西日本の甲賀土山から草津田上までを同時に開通させると決めています。

主な工種の工事契約落札率ですが、4月は10件で落札率は77.41%でした。

ETCについては直近で70.3%の利用率となっています。依然として平日の利用率が高く、休日が低いという状況は変わっていません。休日利用率も徐々に高くなってきてはいるのですが、5月11日から17日の間でみると平日の平均利用率は72.8%、休日が63.2%でした。休日はサンデードライバーの方が多いと思いますけれども、少しずつではありますが利用率は向上しています。
車載器取付台数は1,500万台を超えています。

SAの売上高は、対前年比2.5%増です。内訳は飲食部門が3.4%、物販部門は2.5%のそれぞれ増、サービス部門は横ばい、ガソリンスタンド部門で1.4%増となっています。

以上が事業の現況です。次にトピックスをご紹介します。

最初に「ハイウェイ緑の里親プロジェクト」。これは今日発表し、今日から実施するものです。
この「ハイウェイ緑の里親プロジェクト」は、高速道路ののり面やIC周辺で地域の方々に場所を提供し、緑を育ててもらおうという計画です。自治会や学校、会社などの団体に呼びかけて、参加者をこれからすぐに募集したいと考えています。
私どもNEXCO中日本が提供する場所で、花壇の整備や樹木の植栽などの緑化、美化活動を行っていただきます。私どもからは、草花や堆肥を提供したいと思っています。滋賀県に緑化技術センターがありまして、そこで大量の草花を育てていますので、それを使っていただこうと思っています。堆肥も私どもが刈草などから作っているものです。こちらにサンプルを置いています。それから高速道路関連社会貢献協議会というのがありますが、自治会、学校の方々にはそこからの助成も可能とするとしています。
当面、中日本全体で20ヵ所の予定地がありますが、徐々に増やしていきたいと考えています。
さきほどこれから募集すると申し上げましたが、実はひとつ決まっています。株式会社デンソーさんが当社といっしょにやっていただくことになったもので、5月26日の土曜日に最初の実施を考えています。岡崎市内の東名高速道路ののり面に植樹しようという計画で、今後のモデル事業になるだろうと思っています。
資料に写真を2枚付けていますが、上の写真が樹木の植栽事例でして、これは東名の静岡市内の一風景です。下の写真は静岡ICです。花壇の整備を行っている状況が分かっていただけると思います。

トピックスの2つめですが、第二東名リーディングプロジェクト推進委員会の第一回会合を行いましたので、経過報告をさせていただきます。このリーディングプロジェクトについては、当社の新中期計画に盛り込んでおり、すでにご説明させていただいていますが、これから精力的にこのプロジェクトを進めていきたいと思います。私が委員長になって社内の各部門から人を集め、全社体制を敷いて実行していきます。下に部会を3つ設けました。ひとつは次世代道路交通システム部会というもので、これは部会長を建設事業本部長にやらせます。それから、新休憩施設・地域開発プロジェクト部会ということで、これは関連事業本部長が部会長。もうひとつは先進サービス・メンテナンス部会で、これは保全・サービス事業本部長が部会長になります。
これらの部会の運営にあたっては、外部懇談会も立ち上げていこうと思っていまして、まだ人選中で具体的には決まっていませんが、幅広く学識経験者、専門家のご意見をいただきながら検討を進めていく予定です。
先週第1回の会議を開いたところで、これから進めていきますが、進行状況はまた時折、報告させていただきたいと思います。
もっとも早いところで、静岡県の地域が平成24年度開通、という目標がはっきりしていますので、それに向けてきちんとやれるように、あらゆる面から中身をつめていく必要があると思っています。
それと「第二東名」という名前となっていますが、これはまだ最終確定しておりませんので、仮称となっています。

それからトピックスの3番目は、「たび三昧.三重 ETC周遊パス」というものです。すでに先週記者発表させていただいたので、今日は念のためにどういったものであるかをご説明します。6月16日から7月17日までの間、土日、平日に限らずどの日を選んでいただいてもいい2日間の周遊プログラムです。旅館で「そくやど」というプログラムを持っていますが、それ以外にも地元の観光地とタイアップしたいろいろなことをやっていきたいと思います。今日お手元にはチラシをお配りしていますが、こうした内容のものです。ぜひ多くの方にご利用いただきたいと思っています。
ちなみに「富士周遊ウィークデイ・ドライブキャンペーン」をやっているのですが、かなり反応がよくて、現在のところ600件ほど申し込みを受けています。去年始めたときはなかなかキャンペーン自体が浸透せず反応が鈍かったんですけれども、だんだん知られてきて利用されるお客さまが増えています。たいへんありがたいことだと思っています。

4つめのトピックが高速道路料金のインターネット検索サービスということで、これは資料をご用意していないんですけれども、当社は「高速日和」というドライブ情報サイトを運営しています。その中に「ドライブコンパス」というページを用意しているんですが、今月の9日からさらにサービスを充実させて携帯電話でも利用いただけますし、あと「ドライブコンパスmini」といいまして、みなさんのブログやホームページ内に簡単に走行ルートや高速料金検索のメニューを表示できるようにして、使い勝手を良くしたサービスを提供しています。

次に5つめのトピックですが、ゴールデンウィークの連休中に東名夜間半額割引を実施しました。TDMというものです。正月以来2度目の企画でしたが、それがどういう結果だったかということをご報告したいと思います。今日はその采配を振るった横浜支社の吉川支社長が来ていますので、ここで選手交代します。


(司会)

工学博士でもあります吉川支社長より説明いたします。


(支社長)

横浜支社長の吉川です。
「東名GW夜間半額割引」について、お手元の結果速報の資料で説明します。

 

「東名GW夜間半額割引」の結果速報【PDF】

 

1ページで結果の総括を示しています。割引は4月28日(土)から5月6日(日)までの9日間実施しました。総評すると、昨年と比較して日交通量が1.9%増加しました。9時から24時までの割引時間帯では、交通量が5.7%増加しました。ターゲットの東名上りの大和トンネル付近を先頭とした渋滞の規模は、事故が頻発したこともあり、昨年に比較して13.3%増加しました。ただ、期間中発生した最大渋滞長は、32kmで昨年同時期よりも6km減少しました。全く事故の影響を受けなかった5月3日で昨年と比較すると、日交通量は0.1%増加しましたが、対象交通量は3.2%増加で、大和トンネル付近を先頭とした渋滞の規模は、昨年に比べると26.3%減少しました。今回のゴールデンウィークは、前半が3日間休日、途中に2日間平日があり、後半が4日間休日のパターンでした。昨年は、前半2日間休日、後半5日間休日のパターンでしたが、曜日などを調整して比較しています。
2ページの一番下のグラフですが、今年4月29日の時間あたりの交通量が桃色の折れ線、青色の折れ線が昨年の交通量です。今年の渋滞を赤色の棒グラフ、昨年の渋滞を黄色い棒グラフで示しています。これを見ていただくと、19時から24時の間へ若干ながら交通量がシフトしていることがわかります。渋滞量は増えています。3ページは、上が昨年、下が今年の渋滞の状況です。横軸が各インターチェンジで、一番右側が東京インターチェンジで、左に向かって三ヶ日インターチェンジまでを示しています。縦軸が0時から24時間までの時間を表わしています。大和トンネルは緑の表示・渋滞が現れている個所です。今年は厚木インターチェンジ付近で16時に起きた事故に伴い渋滞が一気に発生したため、渋滞は昨年より増えた結果になっています。
4ページ、4月30日の下のグラフですが、交通量は19時以降にシフトしています。しかし、この日も渋滞量は増えました。これは5ページにあるように、昨年も事故が頻発しましたが、今年も事故が引き金になって渋滞が始まったためです。緑の部分が渋滞で、緑の一番右側が渋滞の始まったところです。渋滞がどこまで延びたかを幅で表わしています。この日は運悪く、これから交通量が増え始めるというきっかけの14時3分のところで事故が起き、このように渋滞が増えてしまったということです。
6ページ、5月3日の状況ですが、昨年、今年と事故が無く、わかりやすい比較になっています。下のグラフのように、今年は明確に19時前の交通量が少なくなり、19時以降に交通量が動いています。これに伴い渋滞が減少しています。TDMの効果が現れたところです。7ページにあるように、この日は昨年、今年とも事故が無かったので、交通集中による渋滞がよく比較できる状態です。
8ページ、5月4日の状況ですが、昨年、大きな事故があり、今年も事故がありましたので、事故あり同士の対比でなかなか難しくなっています。昨年は事故が起きて交通量が落ち、その分が後ろに回っていて、交通量的にTDMの効果で後半の方に交通量が動いているということが見出せない状況です。ただ、9ページにあるように、昨年が15時16分に事故が起きてから渋滞が始まった状況であるのに対し、今年は、15時47分に事故が起きてから渋滞が始まりました。ただ同じように渋滞が起きていますが、今年は昨年に比べて渋滞が延びませんでした。下の図の緑の部分を見ると、17時以降渋滞の長さは延びていません。それに比べて昨年はどんどん延び、19時から20時ころに最大のピークをむかえているので、その面では交通量が後ろにいくことにより渋滞がそれほど長くならなかったということで、TDMの効果が現れていると思っています。
10ページ目、5月5日ですが、この日も事故などの影響がありましたので対比が明確に現れていません。11ページにあるように事故で渋滞が始まりましたが、昨年と比べると渋滞の延長はそれほど顕著に延びていない形で、今年は渋滞の延長がTDMによって抑えられたと思います。
今年はTDMによってゴールデンウィークの渋滞が相当解消できるのではないかと思いましたが、残念ながら事故の影響がたいへん大きく、画期的とまではいきませんでした。しかしTDMの効果がいたるところに見出だされたと思います。

12ページ以降はアンケートの結果です。4月30日と5月4日に、TDMを行った19時から24時を含む16時から24時の間、海老名SAの上り線でお客様にアンケートしたものです。1,138名の方にご協力をいただきました。TDMを知っていましたか、という質問に対しては、54%の方が「知っている」と答えています。お正月の際は約50%だったということで、そういった面ではやや認知度も高くなってきているかなと思います。ただまだ半分の方がご存じないという結果でした。
それから情報入手媒体ということで、何でお知りになったかという質問に対して、テレビニュース、横断幕、インターネット広告と続いておりますが、特にテレビニュースではNHKさんとフジテレビさんに朝のニュースでTDMを報道していただきましたので、今回は20%の方がテレビでお知りになった、という結果でした。
次ですが、割引利用者の時間変更ですけれども、当初予定していた時間帯から割引時間帯である19時から24時の間に利用時間を変更されましたか、という質問に対しては、変更したという方が18%にとどまった、ということです。お正月には半分の方から変更したという回答をいただいたのですが、この辺はその他の質問によると、やはりゴールデンウィーク時にはレジャーの方が多い、観光・レジャーで宿泊した帰りの方が多いということで、そういう方が45%でしたが、日帰りという方も40%いらっしゃるということで、やはりなかなか時間を変更しづらいという回答が多数ありました。そういうことでゴールデンウィークの場合は時間変更された方が18%にとどまった、ということです。
その後有効性としてはどう思いますか、という質問に対しては62%の方が有効ということで、お正月の83%から見ると有効性を感じている方が少ないという結果でしたが過半数は超えています。
ただ関心度については94%の方が「関心あり」ということですし、また今後こういった料金割引を行った場合に利用したいかという質問に対しては、「利用する」あるいは「条件が合えば利用する」という方が合わせて98%いらっしゃったということです。
そして、18%の方が時間を変更されたというアンケート結果をもとに、もしTDMが実施しなかった場合を推定した渋滞結果と、実際の渋滞結果とを比較すると、今回のTDMによって約31%の渋滞軽減効果があった、金額に換算すると約9,000万円の渋滞損失額の軽減効果があったのではなかろうか、と推定しています。以上、簡単ですが東名GW夜間半額割引の結果速報でした。


(司会)

では、ご質問がありましたらよろしくお願いします。


(記者)

第二東名のリーディングプロジェクト推進委員会についてですが、学識経験者の方の意見を聞くということですけれども、具体的にはどういった方が入られるのでしょうか。


(会長)

まだ決まっていませんので、どなたにというところまでは申し上げられないのですが、道路インフラの関係や環境問題なども含めて、幅広い見識を持たれた方にお願いしようと思っています。


(記者)

日本の最先端技術を活用した道路交通システムの検討についても、これもまだ決まっていないということでしょうか。


(会長)

ええ、そうですね。資料の「次世代道路交通システム部会」という中に外部の学識経験者や専門家の方が入ったチームを作りたいと思っていまして、現在いろいろと候補者を考えてお願いをしているところです。また決まり次第すぐに発表させていただきたいと思います。


(記者)

TDMについてです。年始の際は「1勝1敗1分け」と言われていたと思いますが、今回の結果についてはどういった表現になるのでしょうか。もう一つ、ガソリンの価格が上がり始めています。今後の動向はよく分かりませんが、去年の夏のようなことが起こるかもしれません。今年のSAでのガソリンの料金設定について、昨年から改善されている点はあるのでしょうか。


(会長)

最初の質問については吉川支社長から。


(支社長)

このゴールデンウィークのTDMは9日間実施しました。私どもの評価としては、「2勝2敗5引分け」と考えています。残念ながら勝ち越しはできませんでした。


(会長)

冬は「1勝1敗1引分け」ですね。次は勝ち越したいと思っています。それから2つめのガソリン価格ですけれども、去年の夏の現象がなぜ起こったかといいますといろいろと原因がありますが、全体に価格が上り調子だったというのがもちろん傾向としてありますけれども、価格の決め方もあったと思います。現在の高速道路のガソリンの値段は、1年前の段階では1ヵ月前の平均値を用いていました。ところがそれではあまりに差が大きすぎるだろう、という問題意識を持って、この3月からは1週間前の平均値を用いるように変えました。ですからわりと市場の価格変動と連動するようになりましたので、去年の夏のような現象は起こらないだろうと思っています。もちろん1週間単位でぐんぐん価格が上昇するという事態になりますと、似たような現象が起こるかもしれませんが、少なくとも1週間後には価格が追いつきますので、影響は少ないだろうと思っています。しかし上り調子の時には高速道路の価格の方が安いという傾向は出てくるでしょうね。市中価格が下がり気味の時は逆ですが、そういった傾向は残ると思います。


(記者)

ハイウェイ緑の里親についてですが、予定の20ヵ所というのは、会社がすでに予定している個所ということなのでしょうか。それとも参加者の希望を集めて、20に達した時点で終了とするのでしょうか。


(会長)

予定している個所が当面20ヵ所ということです。詳しい場所については広報室長から説明してもらえますか。


(司会)

現在約20ヵ所ということで、具体的にはまず横浜支社管内で伊勢原市、川崎市、足柄上郡松田町、御殿場市の東田中、富士市、静岡市清水区、牧之原市、菊川市の8ヵ所です。八王子支社管内では1ヵ所、山梨県の大月市です。名古屋支社については新城市、岡崎市、岐阜県の安八郡安八町、滋賀県の米原市、長野県飯田市、岐阜県白鳥町、愛知県海部郡蟹江町、三重県の津市の8ヵ所です。そして金沢支社管内では1ヵ所を予定しており、富山県小矢部市です。さらに詳細を、ということであれば後ほど改めてご説明させていただきます。


(記者)

緑の里親についてですが、今回の20ヵ所の規模はどのくらいでしょうか。またこれらの20ヵ所についてはこれまで会社として緑化などされていたのかどうか。緑化されていない場所を提供して緑化してもらうということなのでしょうか。もし可能であればこの20ヵ所でどれだけの費用負担を見込まれているのか、あるいは他者に任せることによる費用軽減効果を見込んでいるのか、などを分かる範囲で教えてください。


(司会)

標準的なところで、大企業については1ヵ所200平方メートル以上の規模のところをご提供したいと考えています。また学校などの皆様の場合は1ヵ所20平方メートル程度の区画のご提供を考えています。
これらの地区の現況ですが、一般的には記者発表資料でお配りしているように、のり面の樹林化、緑化といったことはJH時代、それからNEXCO中日本となりましても取り組んできているところです。このたびご提供する個所というのは20ヵ所さまざまな状況ですので、それらに応じて草刈や整地を終えた状態でご提供します。
費用面については最近の取り組みということで、具体的な総経費を用意していません。後ほど広報で取りまとめた上でお答えできるようにいたします。


(会長)

今までも個別にはボランティアの方々といっしょになってやっていました。今度は組織的にやろうという点が一番大きな違いだと思っています。先ほどデンソーさんの例を申し上げましたが、デンソーさんの場合は1,000平方メートルくらいということです。
費用については堆肥の提供ですとか草花の提供ということで、当社自身の負担となりますので、このプロジェクトを進めることによって当社全体のコスト削減になるという気は全くしていないんですけれどもね。むしろやはり街の一部として、みんなで力をあわせてきれいにしようという、環境対策といいますかそういう点の方により大きな主眼があります。またいろいろ細かいデータなどは広報室長が申し上げたようなことで、ご希望があればお知らせさせていただきたいと思います。


(記者)

TDMで伺いたいのですが、渋滞低減効果があったということで、今後も同様に力を入れていくのかということと、割引による収益面での影響はどうなのでしょうか。


(支社長)

TDMについては、確定ではありませんが今後も続けていきたいと考えています。日本では大移動が年に3度あるわけですが、正月、ゴールデンウィーク、お盆、次はぜひお盆の時期を狙って実現できるようがんばっていきたいと思います。
それから収益の面では、ゴールデンウィークの際のアンケート結果でも、割引があるので高速道路を利用したという方が3%でした。5割引きなので当然採算上は合いませんけれども、お客様サービスとして渋滞の解消を目指していきたいと思っています。


(司会)

その他特にご質問がなければ、本日の定例記者会見はこれで終了させていただきます。本日はどうもありがとうございました。


(会長)

どうもありがとうございました。