NEXCO 中日本 中日本高速道路株式会社


2015年02月25日宮池社長定例会見

会見要旨

【司会】

皆さまお待たせいたしました。ただいまから第101回の定例会見をはじめさせていただきます。

【宮池社長】

会見を始めるにあたり、ひとことお詫び申し上げます。

昨日2月24日22時30分頃、当社社員が飲酒運転で人身事故をおこし、逮捕されました。誠に遺憾であり、被害に遭われた方をはじめ、関係者の皆さまに深くお詫び申し上げます。当社といたしましては、従前から社員の綱紀粛正に努めてきたところであり、飲酒運転は許されるものではなく、注意喚起してきたところです。

本件につきましては、事実関係を確認のうえ、厳正に対処してまいります。

誠に申し訳ありませんでした。

それでは、本日ご用意したトピックスをご説明します。

 

【事業の現況(2015年1月)】

資料1の1ページをご覧ください。

営業の状況ですが、1月の料金収入は、492億8百万円と対前年同月比23.6%の増加、また、通行台数は日平均171万6千台と対前年同月比5.8%の減少となりました。

料金収入については、昨年4月の料金割引制度を見直し以降、前年度と比べて増加傾向が続いており、1月も同様の傾向でした。

通行台数については、昨年4月の料金割引制度を見直し以降、前年度と比べて減少傾向が続いていることに加え、大雪による通行止めも影響し、減少の傾向でした。

 

次に建設の状況です。

圏央道寒川北インターチェンジ~海老名ジャンクション間の延長4kmについては、3月8日(日)21時に開通することとなりました。

今回の開通により、新湘南バイパス、東名高速、中央道、関越道が連結され、圏央道西側におけるネットワークが完成し、広域的な人・物の交流により地域産業の活性化や新たな観光需要の喚起など大いに期待しております。

また、相模原愛川インターチェンジ~高尾山インターチェンジ間の相模原インターチェンジにつきましても、3月29日(日)12時に開通することとなりましたので、合わせてお知らせいたします。

新東名浜松いなさジャンクションから豊田東ジャンクション55kmについて、開通時期の見直しの要因となった、切土のり面崩落対策、自然由来の黄鉄鉱・重金属を含んだ土砂の処理、橋梁基礎の沈下対策は、予定どおりに進捗しています。

 

資料1の2ページをご覧ください。

次にETCの状況ですが、1月の日平均利用率は91.3%でした。

 

次にサービスエリアの状況です。

サービスエリア・パーキングエリアの総数は、177カ所で変更はありません。

1月のサービスエリアの売上高は136億4千万円で、対前年同月比8.5%の減少となりました。飲食物販部門の売上高は、対前年同月比6.6%の減少となりました。減少の要因としては、正月と月末の降雪などによるものです。ガソリン部門の売上高は、対前年同月比12.8%の減少となりました。減少の要因としては、原油価格の下落により1月の販売単価が急落したことによるものです。

 

【リニア中央新幹線】

配布資料はありませんが、かねて協議を進めておりました、リニア中央新幹線事業に係る用地取得業務の支援につきまして、本日、東海旅客鉄道株式会社と協定を締結いたしましたので、お知らせします。

対象範囲は、長野県、岐阜県、愛知県春日井市です。

今回の協定締結により、当社が長年培ってきた高速道路建設のノウハウを活かし、リニア中央新幹線事業に係る用地取得業務の支援をおこなっていきます。

 

【集中工事、リフレッシュ工事】

資料2-1、2-2、2-3をご覧ください。

中央道集中工事は、5月18日(月)から5月29日(金)まで、東名阪・名二環リフレッシュ工事は、5月25日(月)から6月6日(土)まで、名神集中工事は、6月8日(月)から6月20日(土)まで実施します。

集中工事やリフレッシュ工事は、安全性向上3カ年計画に基づき、路面の修復や橋梁・トンネルなどの補修、標識の落下防止対策などの、道路を管理するために必要な工事を、短期間にまとめて昼夜連続しておこなうものです。これにより工事の集約化を図ることができ、年間の工事規制回数や工事渋滞回数を大幅に減らすことができます。

4月上旬頃を目途に、集中工事専用WEBサイトを開設し、所要時間予測や規制情報など工事内容の詳細についてお知らせいたします。

集中工事期間中は、渋滞の発生や混雑により、大変ご迷惑をおかけしますが、皆さまのご理解とご協力をお願いします。

 

【サービスエリア・パーキングエリア、料金所で防災訓練】

資料3をご覧ください。

2011年3月11日に発生した東日本大震災から、まもなく4年が経過します。

当社では、東日本大震災における経験を踏まえ、自衛隊などとの応援協力体制の構築やサービスエリア・パーキングエリアにおける備蓄品の整備などを進めてまいりました。

今後30年以内に発生する確率が88%といわれている東海地震、昨年被害想定が見直された南海トラフ巨大地震や首都直下型地震など、当社エリアの高速道路に影響を及ぼす可能性のある大規模地震の発生が想定されています。

それらの地震に備え、お客さまのより一層の安全を確保することを目指し、サービスエリア・パーキングエリア149箇所と料金所242箇所の合計391箇所で、防災訓練を実施します。

この訓練は、東日本大震災の後の2012年から実施しているもので、高速道路の料金所でのお客さま避難誘導訓練、サービスエリア・パーキングエリアでのお客さま避難誘導訓練、配備した防災備蓄品を実際に動かすオペレーション訓練のほかに、AEDの操作実働訓練、災害派遣医療チームの受入訓練も予定しています。

マスコミの皆さまには、お手元の資料3の2ページに記載されている4箇所で、3月13日と17日、18日に訓練の様子を公開します。

 

【春のドライブプラン、料金企画割引】

資料4をご覧ください。

現在、当社では、山梨エリア内の高速道路が乗り放題となる「速旅 春のやまなしドライブプラン」と、3月14日の北陸新幹線開業を記念して、北陸エリア内の高速道路が乗り放題となる「速旅 北陸新幹線開業記念ドライブプラン」を販売しています。

「速旅 春のやまなしドライブプラン」は、東京エリアを発着地としてご利用いただける商品で、目的地にあわせて2つのエリアをご用意しました。

「速旅 北陸新幹線開業記念ドライブプラン」は、発着エリアの指定がなく、北陸新幹線を利用して石川県、富山県、福井県にお出かけの際に、レンタカーでもご利用いただける商品で、3つのエリアをご用意しました。

各プランのご利用には、前日までにインターネットからの事前申込みが必要です。詳しくはお配りしたチラシをご覧ください。

この機会に、高速道路を使って、魅力いっぱいの山梨、北陸にお出かけください。

 

【たまごっちハイウェイスタンプラリー】

資料5をご覧ください。

株式会社バンダイとコラボレーションした高速道路初となる「たまごっちハイウェイスタンプラリー」を3月14日から開催いたします。

3月21日(土)、22日(日)には、東名高速道路足柄サービスエリア(下り)に、原宿竹下通りの人気ショップ「たまごっちデパート」が期間限定でオープンするほか、当社キャラクターの「みちまるくん」も登場し、皆さまをお迎えいたします。

詳しくはお配りした資料をご覧ください。

この春、高速道路でお出かけの際には、これらのサービスエリアにぜひお立ち寄りください。

 

【テラスゲート土岐の開業日】

資料6をご覧ください。

岐阜県土岐市に建設中の複合商業施設『テラスゲート土岐』の開業日についてお知らせします。

昨年12月の定例会見で、東海環状自動車道の土岐南多治見インターチェンジの隣接地で建設中の、複合商業施設『テラスゲート土岐』の施設名称を発表させていただきましたが、工事も順調に進み、4月24日にグランドオープンすることとなりました。

『テラスゲート土岐』は、「温浴施設」・「地域連携施設」・「地域密着型ショッピングセンター」で構成されており、このうち、温浴施設『よりみち温泉』は、美肌の湯といわれる「天然温泉」や東濃エリアを眺望できる「露天風呂」をウリにした施設です。また、お風呂以外にも、岩盤浴やレストランなどがあり、一日のんびりと過ごしていただける施設となっています。この温浴施設『よりみち温泉』は、グランドオープンより一足先に、4月1日に先行オープンします。

地域連携施設『まちゆい』は、地域の個性ある商品の発掘と、その魅力を発信する拠点を目指しており、中でも、「チャレンジ区画」では、初めての出店や新商品販売などに挑戦する方を支援します。

なお、オープンに先立ちまして、内覧会を予定しております。

詳細が決まりましたら、改めてお知らせしますので、ぜひ取材していただければと思います。

 

以上が、本日ご用意したトピックスです。

 

【司会】

それでは、これから皆さまからのご質問をお受けいたします。

 

【記者】

JR東海との用地取得協定の具体的な内容を教えてください。

【宮池社長】

用地取得業務の支援です。具体的には用地取得の説明会の運営支援、用地測量、補償内容のチェックや事務手続きなどについて支援します。

【記者】

受託する期間は決まっているでしょうか。

【宮池社長】

当社から具体的な内容をお答えすることは、差し控えさせていただきます。

【記者】

今回の協定については、JR東海の方から声掛けがあったのでしょうか。

【宮池社長】

お答えは差し控えさせていただきます。当社がリニア中央新幹線事業に参画することは社会貢献につながり、また、当社は長年培ってきた用地取得のノウハウがありますので、協力をさせていただくことにしました。

【記者】

NEXCO中日本の社員が現場で、測量をすることはあるのでしょうか。

【宮池社長】

測量は測量会社に発注しますが、当社社員も土地所有者との境界確認などに立会うことはあります。

【記者】

測量会社との契約業務もNEXCO中日本がおこなうということでしょうか。

【宮池社長】

そのとおりです。

【記者】

今回の用地取得支援業務の受注額はいくらでしょうか。

【宮池社長】

お答えは差し控えさせていただきます。

【記者】

アドバイスや支援をされるということですが、人員は何人ぐらい派遣するのでしょうか。

【宮池社長】

当社には用地の業務を担当する社員は100人以上いますが、その一部がお手伝いすることになります。

【記者】

出向という形になるのでしょうか。

【宮池社長】

出向ではなく当社内に専門の部署を設置し、そこで作業する形になります。

 

【記者】

テラスゲート土岐について、4月24日にグランドオープンをすることになった理由と、よりみち温泉を先行して4月1日にオープンする理由、それとこのような複合商業施設は初めてだと思うのですが意気込みを聞かせてください。

【宮池社長】

当社はサービスエリア、パーキングエリアにおいて、地域と連携した取組みを色々と展開し、お客さまからもご好評をいただいております。今回はパーキングエリア、サービスエリア以外での事業となりますが、隣接して東海環状自動車道の土岐南多治見インターチェンジがあります。インターチェンジは、その地域の玄関口であり、多くのお客さまが集まります。そのようなところにテラスゲート土岐のような施設をつくり、地域の活性化に協力できれば地域振興にも貢献できると思います。

また、春の行楽シーズンには多くのお客さまにご利用いただきたいと考え、GW前の4月24日にグランドオープンすることとしました。「よりみち温泉」につきましては、工事関係の皆さんにもご協力いただいたおかげで先行して完成し、準備もできましたので、4月1日に先行オープンすることにしました。

【記者】

近くにアウトレットがありますが、何か連携することはありますか。

【宮池社長】

たとえば割引券を置かせていただくとか、パンフレットを置かせていただくとか、一緒にイベントをおこなうことなどについても検討したいと思います。

【記者】

他の高速道路会社でも同じように高速道路の外にこのような施設を運営しているところはありますか。

【宮池社長】

複合商業施設は当社が初めてです。

 

【記者】

新東名の愛知県区間の状況ですが、工事の進捗や開通時期はいかがでしょうか。

【宮池社長】

おかげさまで順調に進んでいます。切土のり面崩落対策、黄鉄鉱・重金属を含んだ土砂の処理、橋梁基礎の沈下対策も予定どおりに進捗していますので、お約束させていただいた2015年度末には開通できると思っています。

 

【記者】

防災関連でお聞きします。静岡県の避難計画で浜岡原子力発電所などの重大事故に備えた避難計画を県が検討していますが、牧之原市などはインターチェンジも避難場所とするなどの案があります。今後、避難計画づくりで高速道路、料金所など避難ルートやスクリーニングポイントとして設定されると思うのですが、会社として協力することはありますか。

【宮池社長】

静岡県に限らず関係自治体とは今後も協議を継続させていただき、当社として協力できることは協力していきます。

 

【記者】

北陸新幹線に関係してお聞きします。北陸新幹線が開業すると、東京方面の方で今まで名古屋方面から昇龍道を使って観光されるような方が北陸新幹線に乗って直接北陸に出かけるようになり、人の流れが変わるのではと言われています。

このドライブプランの狙いですが、名古屋方面から車で来る方が減ってしまうというような危機感があったのでしょうか。

【宮池社長】

北陸新幹線が開業するということで、金沢、富山などではいろいろな取組みをされ、ますます魅力ある観光地となっていることから企画しました。また、名古屋方面からいわゆる昇龍道を使って車で北陸方面に行かれるお客さまでも、このドライブプランはご利用できますので、北陸新幹線に限らず昇龍道を使って北陸を楽しんでいただければと思います。

【記者】

北陸新幹線ができると高速道路の車の流れはどのように変わるとお考えですか。

【宮池社長】

当社管内の高速道路の流れは、それほど大きく変わるとは思いません。むしろ、東京からの航空機や高速バスと競合するのではないかと思います。

 

【記者】

社員の飲酒事故に関して、具体的に教えてください。

【社員】

現在、まだ直接本人と連絡が取れていませんが、当社が確認したところ、川崎市内での研修終了後、飲酒運転をして事故を起こしてしまったということです。

【記者】

研修終了後とはどのようなことでしょうか。

【社員】

社員が研修を受けたあと、意見交換の場でお酒を飲んで、そのあと飲酒運転をしてしまったということです。

【記者】

神奈川県警のどこかで発表されているのでしょうか。

【社員】

宮前警察署から発表されたと伺っています。

【記者】

普段、飲酒運転について社内的にどのような注意喚起をおこなっているのでしょうか。

【社員】

これまでも社員に対する啓発活動の一つとして、コンプライアンス、飲酒運転防止の講習会を実施しておりました。当社では社員が業務に伴い車を運転することがありますので、アルコールチェッカーを個人向けに配布し、上司の面談という形でのチェックもしています。また、コンプライアンスタイムと称し、社内で討議をする時間も設けています。そのような討議のテーマの1つに飲酒運転撲滅を挙げています。さらに、月1回程度、社内にメールマガジンを配信し、飲酒運転を撲滅するための情報提供も実施してきました。

【記者】

今後の再発防止の具体策をお願いします。

【社員】

これまでおこなってきたことは続けてまいりますし、今回の事故の詳細な状況を把握したうえで、足りないところがあれば、それを補う形でしっかりと社員の意識の向上に努めていきます。

 

【司会】

ご質問が途切れたようですので、これで定例記者会見を終了いたします。