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日本で初めて高速道路維持管理用の電気自動車(EV)を開発!
この記事は過去のニュースリリースです。
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2013年06月27日

中日本高速道路株式会社は、電気自動車(EV)の普及による持続可能な低炭素社会の実現に向け、高速道路で使用する維持管理用車両のEV化に関する研究を進めていましたが、今回、日本で初めて高速道路維持管理用の電気自動車(EV)を開発しました。
今後、ワイヤレス給電に関するデータ収集とテストコースでの十分な走行試験をおこない、秋から実際の高速道路上での実証実験に入る予定です。

■共同研究名 『維持管理用車両のEV化に関する研究』
■共同研究者 株式会社高速道路総合技術研究所、国立大学法人東京大学、昭和飛行機工業株式会社、長野日本無線株式会社、三菱ふそうトラック・バス株式会社、中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京株式会社、中日本高速道路株式会社

■開発概要

  1. 維持管理用車両のEV化
    今回開発した車両は、EV自走式標識車です。自走式標識車は、高速道路上で工事規制をする際、電光掲示板等でお客さまに規制箇所をお知らせしたり、注意喚起するために使用する車両です。
  2. ワイヤレス給電システム
    EV普及のカギといわれるワイヤレス給電システムは、EVの日常的な充電の手間を大幅に軽減するツールです。将来の走行中給電につながる技術として注目されています。
    今回開発した車両には、磁界共鳴方式の給電装置を搭載しています。磁界共鳴方式とは、同一の固有周波数を持つコイル同士が電気的に共鳴する性質を利用した給電方式で、現在の可能給電容量は1~3kWですが、コイル位置のずれに強く、コイル間距離数10㎝でも給電できる利点があります。