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2014年2月以前のニュースリリース

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「トンネル天井板の落下事故に関する調査・検討委員会報告書」を受けて
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2013年06月18日

昨年12月2日の笹子トンネル天井板落下事故により、9名もの方々の尊い命が奪われ、多くの方が被害に遭われました。お亡くなりになられた方々のご冥福を心からお祈りいたしますとともに、ご遺族の皆さまに対しまして深くおわび申し上げます。また、多くの皆さまにご迷惑をおかけしたことにつきましても、重ねておわび申し上げます。  

本日6月18日、笹子トンネル天井板落下事故の原因究明と再発防止を検討するため国土交通省が設置した「トンネル天井板の落下事故に関する調査・検討委員会」においてとりまとめた報告書が公表されました。当社といたしましては、今回の事故を受け、点検から補修までのチェック体制強化や、中央自動車道恵那山トンネルを始めとするトンネルの天井板や換気ダクトの撤去、あるいは二重の安全対策としての補強を順次進めるとともに、点検頻度の拡充、センサーを活用した監視など、すぐに取り組める施策は直ちに実行に移してきているところです。

その上で、このような事故を二度と起こさないという強い決意の下、外部有識者のご意見も伺いながら策定作業を進めている「安全性向上3カ年計画」を本日公表された報告書を踏まえ、来月中を目途にとりまとめます。また、「安全性向上3カ年計画」を確実に実行し、一人ひとりが自らの役割・責任に応じた自律的行動をとることができるよう、抜本的な組織改革案をこの秋までにとりまとめ、再発防止の徹底と信頼の回復に努めてまいります。