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新東名高速道路 豊田巴川橋(仮称)におけるエアモルタル流出について
この記事は過去のニュースリリースです。
掲載されている情報は発表当時のものであり、現在の状況と異なる場合があります。

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2011年11月29日

中日本高速道路株式会社名古屋支社が建設を進めている新東名高速道路豊田巴川(とよたともえがわ)橋(仮称)の基礎工事で、エアモルタル(モルタルに発泡させた気泡を混入したもの)の打設中に気泡水が一級河川巴川に流出する事故が発生しました。

気泡水の流出が確認された直後にはエアモルタルの打設を中止し、吸水車による除去および流出の拡大防止を行いました。現在のところ、河川への影響は確認されておりません。

地域の皆さまにご迷惑、ご心配をお掛けしていることを深くお詫び申し上げます。

中日本高速道路株式会社名古屋支社では、この事故を重く受けとめ、再発防止の徹底を図ってまいります。

1.工事名等

(1)工 事 名    第二東名高速道路 郡界川橋工事

(2)工事場所    愛知県豊田市中垣内町~愛知県岡崎市宮石町

(3)施工会社    三井住友建設株式会社

(4)工   期    2008年7月9日~2012年2月2日

(5)場   所    豊田市中垣内町杉狭間(とよたしなかがいとちょうすぎはざま)

 

2.事故概要

今回の事故は、豊田巴川橋の橋脚の基礎工を施工中にエアモルタルの気泡水が一級河川巴川に流出したものです。このエアモルタルは、橋脚基礎の土留め用の鋼製プレートと地盤の隙間に充填するグラウト材であり、基礎工近傍の地下排水管(コルゲート管)から水路を経て河川に流出しました。この原因は、基礎工で支障となった地下排水管を改修した箇所の隙間から漏水したことにあります。

気泡水の流出が確認された直後に、エアモルタルの打設を中止し、吸水車による除去および流出の拡大防止を行うとともに関係機関に報告を行いました。現在のところ、河川への影響は確認されておりません。なお、水質調査結果については関係機関に対して報告を行いました。

今回の事故原因となった地下排水管の漏水個所については補修を行い、同様な事故が発生しないように流出防止対策を行った後にエアモルタルの打設を行います。