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新名神高速道路(亀山ジャンクション~草津田上インターチェンジ間)開通後1ヶ月間の交通状況
この記事は過去のニュースリリースです。
掲載されている情報は発表当時のものであり、現在の状況と異なる場合があります。

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2008年04月03日

中日本高速道路株式会社
西日本高速道路株式会社
国土交通省中部地方整備局
国土交通省近畿地方整備局

新名神高速道路の亀山ジャンクション(JCT)から草津田上インターチェンジ(IC)までの間(延長49.7km)が、2008年2月23日(土)15:00に開通しました。 この度、開通後1ヶ月間の交通状況をとりまとめましたので、お知らせ致します。

<ポイント>

○新名神高速道路の交通量は、約28,100台/日でした。
休日の交通量は約33,000台/日となり、平日の交通量約25,500台/日の約1.3倍でした。

○開通区間に並行する名神高速道路では、前年度に比べ交通量が約1万4千台減少し、新名神高速道路への転換が図られています。

○同様に一般国道1号及び25号では、開通前に比べそれぞれ約4千台/日、約6千台/日減少しており、一般国道からも新名神高速道路への転換が図られていると推測されます。

○中部圏~近畿圏における主な高速道路及び一般道路を合わせた断面の交通量を昨年の同時期と比べたところ、開通区間については約6~8千台/日増加、高速道路の分担率が約10%上昇しており、誘発効果とともに交通の分散化効果が発現していると推測されます。

○開通直後には、豊田JCT~草津JCT間を通過する交通約13,600台/日の約7割が新名神高速道路を経由していると推測されます。

○開通約1ヶ月後における一般道路の亀山市~草津市間の所要時間が、開通前に比べ約30分短いことが確認されました。

 

1.新名神高速道路と名神高速道路の交通量

①新名神高速道路の交通量

・開通翌日の2月24日(日)から3月23日(日)の1ヶ月の平均交通量は約28,100台/日となり、開通後1週間の約26,300台/日に比べ増加しています。

・休日の交通量は約33,000台/日となり、平日の交通量約25,500台/日の約1.3倍でした。

②新名神高速道路の各インターチェンジ(IC)出入交通量

・同期間の甲賀土山IC、信楽IC、草津田上ICの平均出入交通量は、それぞれ約6,300台/日、約6,900台/日、約11,700台/日でした。

③名神高速道路の交通量変化

・同期間の名神高速道路の交通量を前年度と比較すると、関ヶ原IC~米原JCT間は約1万4千台/日、八日市IC~竜王IC間では約1万3千台/日減少しており、新名神高速道路への転換が図られています。

参考資料PDFファイル

 

2.周辺の一般道路の交通状況

・開通前後の交通量を比較すると、一般国道1号の甲賀市土山地点で約4千台/日減少し、一般国道25号の伊賀市伊賀地点で約6千台/日減少しており、新名神高速道路への転換が図られていると推測されます。

・このうち、大型車の交通量は、一般国道1号の甲賀市土山地点で約2千台/日減少し、一般国道25号の伊賀市伊賀地点で約2千台/日減少しており、1号及び25号を通過していた大型車が新名神に転換し、沿道環境の改善が図られていると推測されます。

参考資料PDFファイル

 

3.中部圏~近畿圏の交通量の変化

・国道25号(名阪国道)の集中工事期間を除いた開通後1ヶ月における中部圏~近畿圏の主な高速道路及び一般道路の断面交通量を前年度の同時期と比較したところ、以下のようになりました。

豊田JCT近傍(A断面)

1千台/日増加

滋賀・岐阜県境~滋賀・三重県境(B断面)

6千台/日増加

彦根市~奈良・三重県境(C断面)

8千台/日増加

草津JCT近傍(D断面)

1万1千台/日増加

 

・開通区間に並行するB断面及びC断面では、高速道路の分担率がそれぞれ約10%、約8%上昇しました。

・部分開通により、名神高速道路や一般国道からの転換が図られ、交通の分散化効果が発現していると推測されます。

・開通直後には、豊田JCT~草津JCT間を通過する交通量は約13,600台/日でした。このうち約7割が新名神高速道路を経由していると推測されます。

参考資料PDFファイル

 

4.一般道路の所要時間の変化

・開通約1ヶ月後における一般道路での亀山市役所~草津市役所間の所要時間を測定したところ、開通前に比べて約30分短いことが確認されました。

参考資料PDFファイル