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東海北陸自動車道の全線開通から1年 東海北陸自動車道(飛騨清見IC~白川郷IC間)の交通状況と整備効果
この記事は過去のニュースリリースです。
掲載されている情報は発表当時のものであり、現在の状況と異なる場合があります。

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2009年06月24日

中日本高速道路株式会社
国土交通省北陸地方整備局
国土交通省中部地方整備局

東海北陸自動車道の飛騨清見ICから白川郷ICまでの間(延長24.9km)が2008年7月5日(土) 15:00に開通し、その後の交通状況と開通の効果をとりまとめましたので、お知らせします。

□利用状況

◆交通量の変化(開通前後の比較、季節変動、経年変化)
東海北陸自動車道 飛騨清見IC~白川郷IC間の開通後1年間の平均交通量は、約7千台/日(平日平均5千台/日、休日約10千台/日)でした。
 
開通区間の前後の区間では、いずれの季節においても、交通量が前年に比べて2倍程度増加しました。
 
東海北陸自動車道の全線開通により、岐阜県や愛知県、滋賀県以西、静岡県以東から能越自動車道 小矢部東本線料金所を利用する交通が増加し、北陸地域と中部地方や近畿地方の結びつきの強化が確認されました。
 
郡上八幡IC~ぎふ大和IC間の4車線化工事は2009年7月17日に完成予定で、一宮JCT~白鳥IC間が連続して4車線で交通運用されます。
 
□地域社会への影響

◆観光(圏域の観光入り込み変化、白川村観光入り込み経過、高速バス)
飛騨圏域、東濃圏域、砺波圏域で観光入り込み客数が最大18%増加しました。
 
白川村では、名神高速道との直結や東海北陸道の延伸及び全通に伴い、観光客が増加しています。(全通時は前年比3割増、過去最高値)
 
中部-北陸間運行の高速バスの利用は、4月以降も約45%増加、全通10ヶ月後の増便(+4便)もみられました。
 
◆生活の変化や地域活性化(道の駅、企業アンケート、財政力指数変化)
白川村から高山市への救急搬送実績が26件、開通前の2.7倍になりました。
 
白川村の中学校の部活動において高山市の大会に日帰り参加が可能となり、経費が約20万節減しました。
 
名神接続などのネットワークの形成後、沿線地域の財政力指数が向上しています。
 
◆企業活動の変化(満足度、期待度)
企業アンケートでは、開通区間を利用し満足と回答した企業は7割を超えています。
 
(参考) 1.交通量への影響PDFファイル
  2.地域社会への影響PDFファイル