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高速道路新設工事におけるコンクリートはく落対策材料の試験結果改ざんについて
この記事は過去のニュースリリースです。
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2012年05月17日

中日本高速道路株式会社東京支社が管理する新東名高速道路等の新設工事において、平成18年度~平成24年度のはく落対策工事で使用した含浸材料(製品名:ナノコンスーパ、ナノコンスーパFSX)の材料試験結果報告書(工事受注者から当社に提出されたもの)が、公的試験機関が発行した試験結果報告書と異なる内容であることが判明しました。

含浸材料とは、コンクリート表面に塗布することでコンクリートの耐久性を向上させる材料です。ただちに構造物の安全性に影響するものではありませんが、所期の機能が確保されているものであるか不明なため、現在、同材料を使用して施工をおこなった10件の工事について、工事受注者から事情を聴きとるとともに、材料試験などを実施し、今後の対応について検討を進めています。

1.試験結果の改ざんされた材料と製造元

・ナノコンスーパFSX(㈱NNCコーポレーション)

・ナノコンスーパ(㈱NNCコーポレーション)

2.改ざん内容

性能基準を設定した8項目のうち、含浸性、透湿比など計5項目における試験結果が改ざんされていることが判明した。

3.試験結果の改ざんされた材料を使用した建設工事

(1)東名高速道路(改築)海老名北ジャンクションDランプ第二橋(鋼上部工)工事(受注者:㈱サクラダ)

  (2)第二東名高速道路沼津地区はく落対策工事(受注者:TSUCHIYA㈱)

  (3)第二東名高速道路清水東地区はく落対策工事(受注者:㈱ピーエス三菱)

   (4)第二東名高速道路上伊佐布第一高架橋(PC上部工)下り線工事(受注者:㈱ピーエス三菱・極東興和㈱JV)

   (5)第二東名高速道路藤枝島田地区はく落対策工事(受注者:日特建設㈱)

   (6)第二東名高速道路浜松地区はく落対策工事(受注者:㈱守谷商会)

   (7)第二東名高速道路富士西地区はく落対策工事(受注者:アトムテクノス㈱)

   (8)第二東名高速道路清水西地区はく落対策工事(受注者:ショーボンド建設㈱)

   (9)第二東名高速道路上伊佐布第三高架橋(PC上部工)下り線工事(受注者:オリエンタル白石㈱)

  (10)第二東名高速道路藁科川橋はく落対策工事(受注者:五光建設㈱)