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ニュースリリース

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「イノベーション交流会」の技術実証の中から業務への導入効果が得られる技術を実用段階に移行します ~(1)「3次元データモデル活用による点検記録の自動化検証」(2)「AI開発の内製に向けた可能性検証」~

NEXCO中日本は、「i-MOVEMENT」の実現に向けて、コンソーシアム方式によりオープンイノベーションを推進する組織として「イノベーション交流会」を2019年7月に設立し、当社が抱える業務課題とイノベーション交流会にご参加いただいている136の企業・団体が保有する先端技術を組み合わせ、さまざまな技術の実証を進めております。
このたび、技術実証の中から業務への導入効果が得られると判断した2件の技術について、実用段階に移行することとしましたので、お知らせいたします。
当社では引き続き、幅広く実証メニューを創出しつつ、業務への導入可能性などを検討しながら、各種技術の実用化を目指し活動してまいります。

実証結果と今後の展開

(1)「3次元データモデル活用による点検記録の自動化検証」

〔先進技術保有企業〕日本電気株式会社
〔実証目的〕構造物保全点検では、点検員がカメラで現況写真を撮影し、近接目視や触診、打音による点検結果を記録している。これらの点検情報は1つ1つの報告書で管理しており、過去の点検結果を確認するには報告書同士を目視で照合する必要がある。今後は、点検結果を3次元データモデル上に自動で重畳し、過去情報と現場の状況を効率的かつ正確に確認できる仕組みの構築を目指し、「3D-2D照合」および「2D-2D照合」を用いた技術精度の確認を実証。

3次元データモデル活用による点検記録の自動化検証

3D-2D照合の概要
図1 3D-2D照合の概要

2D-2D照合の概要
図2 2D-2D照合の概要

(2)「AI開発の内製に向けた可能性検証」

〔先進技術保有企業〕東芝デジタルソリューションズ株式会社
〔実証目的〕構造物保全点検における点検判定は、点検写真をもとに社員が内容を確認し、変状の大きさや状態などに応じてランク別に目視判定をしている。今後は、変状を計測することなく、AI(人工知能)により点検写真からの判定支援を目指す。また多様な分野でのAI活用のために、AI開発を社内で実施することを目指し、「SATLYS AI共通基盤」を用いたAI開発内製化の可否確認を実証。

AI開発の内製に向けた可能性検証

検証環境(東芝アナリティクスAI SATLYS)と内製化範囲
図3 検証環境(東芝アナリティクスAI SATLYS)と内製化範囲

※実証内容の詳細は、各社との秘密保持契約に基づき、公開できない場合があります。

参考資料: イノベーション交流会 会員一覧(50音順)計136社の企業・団体

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