ニュースリリース

NEXCO中日本は、｢i-MOVEMENT｣の実現に向けて、コンソーシアム方式によりオープンイノベーションを推進する組織として「イノベーション交流会」を2019年7月に設立しました。現在、当社が抱える業務課題とイノベーション交流会に参加いただいている125の企業・団体が保有する先端技術を組み合わせ、技術実証を進めているところです。
このたび、「BIM^※・点群データを活用したメンテナンス管理支援」の技術実証が完了しましたのでお知らせします。
この技術は、2021年2月の実証開始以降、建築工事現場でのデータ取得などを進めてきたもので、高速道路の保全業務の高度化に資する技術であることが明らかになった一方で、当社業務への実用化に向けての技術面および制度面の課題も明らかとなりました。今後はこの課題を解決しつつ、実用化に向けて取り組みます。
当社では引き続き、幅広く実証メニューを創出しつつ、業務への導入の可能性などを検討しながら、実用化をめざします。
※BIM（Building Information Modeling）：コンピューター上に現実と同じ建物の立体モデルを再現し、活用するもの

実証結果

計測機器を用いたパノラマ写真撮影および3次元点群データ取得の状況（図1）

施工段階における実業務内での実証（図2）

維持管理段階における机上検証（図3）

維持管理段階（将来）におけるプラットフォームの画面構成イメージ（図4）

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