NEXCO 中日本 中日本高速道路株式会社




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「イノベーション交流会」での技術実証の結果 業務への導入効果が得られる技術を実用段階に移行します ~スマホ撮影動画を3D化するアプリを活用した点検業務の効率化~

NEXCO中日本では、次世代技術を活用した革新的な高速道路保全マネジメント「i-MOVEMENT(アイ・ムーブメント)」の実現に向けて、コンソーシアム方式によりオープンイノベーションを推進する組織「イノベーション交流会」を2019年7月に設立し、当社が抱える業務課題を本交流会に参画いただいている123の企業・団体が保有する先端技術で解決すべく、技術実証を進めています。
このたび、「3D化アプリ(Points3D)を活用した点検業務の効率化」に関する技術を、伊勢原保全・サービスセンター管内の西湘バイパスで実証した結果、業務への導入効果が得られると判断しましたので、お知らせします。
この技術は、昨年6月に実施した「高速道路DXアイデアコンテスト」にて、アプリ部門最優秀賞を受賞したもので、その画像と点群とを同時に閲覧できることが特徴です。受賞理由の「3Dデータの取得の容易さから活用へのハードルを下げるものであり、高速道路の保全業務の高度化に資する技術として期待が持てる」という点が実証でも明らかとなりました。引き続き、現場点検業務への導入に向け、開発を進めてまいります。
当社では、今後もさまざまな新技術の実証メニューを創出し、業務への導入の可能性などを検討しつつ、実用化につなげていきます。

実証結果と今後の展開

【3D化アプリ(Points3D)を活用した点検業務の効率化】

【3D化アプリ(Points3D)を活用した点検業務の効率化】

3D化アプリ(Points3D)の概要(図1)

3D化アプリ(Points3D)の概要

業務プロセスの変化(図2:橋梁の損傷箇所の例)

業務プロセスの変化(図2:橋梁の損傷箇所の例)
※拡大図はこちら

現状業務の成果品とPoints3D導入後の成果品

【現状業務の成果品】(図3:点検報告書の例)

【現状業務の成果品】(図3:点検報告書の例)

【Points3D導入後の成果品】(図4:橋梁の損傷箇所の例)

【Points3D導入後の成果品】(図4:橋梁の損傷箇所の例)

参考資料: 現在進めている実証・実証を経て実用段階に移行した提案
イノベーション交流会 会員一覧(50音順)計 123の企業・団体

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