ニュースリリース

NEXCO中日本と中日本エクシス株式会社、株式会社アイシンは、道路環境と車の動きに即応するコンテンツを提供し、高速道路の移動中に “魅力的な高速道路旅”を実現する取組みを開始しますのでお知らせいたします。

この取組みは、（株）アイシンが持つ、車の移動に特化した「Rhythm Platform」（「Rhythm」）」の技術をベースに、車の移動に合わせて、「ルート上にあるサービスエリア（SA）・パーキングエリア（PA）のおすすめ情報」や、「橋、トンネル、目に飛び込む景色の情報」など、リアルタイムに音声で案内するシステムを構築するものです。

季節や時刻、車速などに合わせて、最適なタイミングで最適な情報を提供することで、目的地までの移動を“魅力的な高速道路旅”に変え、楽しいドライブの時間へと彩ります。高速道路の走行に合わせた情報や、景色と連動した情報の提供は高速道路初の試みです。
E1 東名高速道路とE1A 新東名高速道路向けのコンテンツ（「Rhythm 高速道路モデル」）として、2023年度の運用開始を目指し、スマホアプリ「わくわくハイウェイ」（NEXCO中日本）に搭載する準備を進めていきます。
※「リズムプラットフォーム」は株式会社アイシンの登録商標です。

「Rhythm 高速道路モデル」コンテンツ内容

（1）「SA・PAおすすめ情報の紹介」

次に立ち寄ることのできるSA・PAのイチオシ情報として、地域色あふれる料理やお土産をおすすめしつつ、お客さまの安全なドライブのために休憩をうながします。

【案内文の一例】
「ここ駿河湾は、魚が豊富に取れます。駿河湾でとれた、桜えび、シラス、マグロを使った3種食べ比べ丼が「ととまる食堂」で食べられます。普通に食べてヨシ、出汁をかけて食べてヨシ、2度おいしいです。
新東名高速道路で唯一、海が見えるサービスエリア。2階の展望デッキからは駿河湾を一望。
昼には海と空が続くパノラマが、マジックアワーには、夜景に移りゆくグラデーションが見事です。」

（2）「高速道路ナレッジの紹介」

走行中の高速道路における、橋・トンネルなどの構造物に関する豆知識を、高速道路を建設・管理する会社ならではの専門性を交えて紹介します。高速道路について一味違った見方ができるかもしれません。

【案内文の一例】
「あなたは今、高い橋の上、芝川高架橋を走行しています。芝川高架橋は、全長461メートル。橋の支柱は最大で83メートル。25階建てビルの高さです。険しい山間部にあり、新東名高速道路でもっとも支柱が高い橋。この厳しい地形に建設するために新技術を採用。その優れた業績によって、平成15年"土木学会田中賞"を受賞しています。」

（3）「感動点の紹介」

高速道路走行中に、目の前に広がる景色と連動した情報を紹介します。地域の由来や成り立ちにも触れ、その地域を好きになっていただけるような内容を提供することで、地域の活性化にもつなげます。

【案内文の一例】
「まっすぐに伸びた道路の先、駿河湾の奥に伊豆半島が見えてきました。ここから見えるのは、西伊豆のエリアです。かつて海底火山であった伊豆は、フィリピン海プレートと共に北上。本州とぶつかることで、現在の伊豆半島ができました。そして、伊豆半島は今も、年に数センチずつ移動を続けています。」

（4）「広告コンテンツの紹介」

周辺地域に展開する企業のCMコンテンツを提供します。初めて聞く企業も、名前だけは知っていた企業も、その地元とつながることでお客さまの記憶に残ります。広告出稿企業さまを募集して作るコンテンツとなります。

お問い合わせ先

・NEXCO中日本お客さまセンター （24時間365日対応）

TEL：0120-922-229 （フリーダイヤル）
TEL：052-223-0333 （フリーダイヤルがご利用になれないお客さま／通話料有料）