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ごみ焼却処理施設におけるETC多目的利用サービスの試行運用を開始します ~日本で初めての取組み~
NEXCO中日本は、湖北広域行政事務センターなどの試行実施事業者(表1)と協働して、12月1日からごみ焼却処理施設(クリスタルプラザ)において、ETC多目的利用サービス※1「ETCX※2」の試行運用をおこないます。
ごみ焼却処理施設にETCXを導入することで、タッチレス化による利便性の向上や精算・計量時の時間短縮による生産性の向上などの効果が期待されます。
なお、今回のごみ焼却処理施設でのETC多目的利用サービスは、国内で初めての取組みです。
表1試行運用実施会社(50音順)
経緯
当社はETCX運営協議会※3の一員として、2013年6月14日に閣議決定された「世界最先端IT国家創造宣言」で示された「駐車場等、高速道路以外の施設でもETC等のITS技術が利用可能となる環境を整備し、利便性の向上を図る」という方針に基づき、ETC多目的利用サービスの拡大に向けて、駐車場、カーフェリー、ドライブスルーなどでの試行運用を積み重ね、一部の有料道路では本格運用を開始しています。
試行運用内容
クリスタルプラザ(湖北広域行政事務センター、滋賀県長浜市八幡中山町200番地)
期間:
2021年12月1日(水)~2022年3月31日(木)
対象:
クリスタルプラザ(ごみ焼却処理施設)に廃棄物を搬入しているクリーンワーク株式会社の車両
目的:
ETCXに伴うタッチレス化による利便性の向上や精算・計量時の時間短縮による生産性の向上などの効果を検証し、今後のETC多目的利用サービスの普及促進に活用します。

ごみ焼却処理施設のごみ計量器
ごみ焼却処理施設におけるETCXの試行運用
現行では、搬入車両は施設に入場して計量器で停車し、運転手が操作端末にIDカードをタッチして車両を認証します。また廃棄物の重量はデータベースに記録され、月ごとに処理手数料の精算処理が必要となっています。
一方、ETCXの導入により搬入車両は計量器で停車する際に、ETCアンテナによる通信で車両の認証が可能となります。さらに、搬入の都度、処理手数料をその場で決済処理することが可能となり、業務効率化が図れます。
※1 ネットワーク型ETC技術(遠隔地に設置したセキュリティ機能を有した情報処理機器と、駐車場などに設置した複数の路側機を通信ネットワークで接続し、路側機で取得した情報を集約させて一括処置する技術ことで、ETCカードを用いた決済の安全性を確保する技術)を用いた決済サービス。
※2 ETCXは、ETCソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:中村 英彦)が提供しているETC多目的利用のサービスの名称。
※3 ETCソリューションズ株式会社、沖電気工業株式会社、株式会社オリエントコーポレーション、ソニーペイメントサービス株式会社、中日本高速道路株式会社、三菱プレシジョン株式会社、株式会社メイテツコムが、ETC多目的利用サービスの社会的普及などの目的のために設立したもの。
お問い合わせ先
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TEL:0120-922-229 (フリーダイヤル)
TEL:052-223-0333 (フリーダイヤルがご利用になれないお客さま/通話料有料)