NEXCO 中日本 中日本高速道路株式会社




ニュースリリース

  • 本社 安全への取り組み プレスリリース

排熱を利用した融雪システムの新たな実証試験を開始 ~融雪性能の向上とコスト削減により、除雪作業の省力化に取り組みます~

NEXCO中日本は、中部電力株式会社と共同で、寒冷地における除雪作業の省力化に向けた融雪システム※(以下「本システム」)の性能向上とさらなるコスト削減に向けた改良を進めており、このたび新たな実証試験を開始することとしましたので、お知らせいたします。

※本システムは(株)ホクスイ設計コンサルが開発したものです。

本システムは、従来、換気扇から排気されていた建物内の暖房熱を、路面下に設置した空間に直接送り込むことで、一般的に用いられている温水ボイラや電気ヒータを使用する方式と比較し、ランニングコストを最小限に抑えつつ、省エネルギーで融雪するシステムです。

両社は、2020年11月から高速道路のパーキングエリア(以下「PA」)の歩道部において、本システムの改良に向け路面下への空間の設置に際して、市販の輸送用パレットを活用することでイニシャルコストの抑制も図りつつ、除雪作業の省力化と歩行者の安全確保を目指した実証試験に取り組んでいます。

本実証試験では、2021年11月から2022年3月の間、NEXCO中日本が管理するE41 東海北陸自動車道(東海北陸道)松ノ木峠PA(上り)において、配管系統の改善や通気性能の良いブロックの採用など、新たな技術的な改良を加えることで、さらなる融雪性能の向上により、歩行者の安全性向上を図りつつ省エネルギー化と一層のコスト削減に取り組みます。

今後も、当社は実証試験を通じて本システムの改良を進め、他のSA・PAへの展開を目指します。

お問い合わせ先

・NEXCO中日本お客さまセンター (24時間365日対応)
TEL:0120-922-229 (フリーダイヤル)
TEL:052-223-0333 (フリーダイヤルがご利用になれないお客さま/通話料有料)
参考資料: 排熱を利用した融雪システムの概要

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