NEXCO 中日本 中日本高速道路株式会社




ニュースリリース

  • 本社 安全への取り組み プレスリリース

「イノベーション交流会」の技術実証の中から業務への導入効果が得られる技術を実用段階に移行します ~自動マーキングロボットによる路面切削箇所の位置出し作業の省力化~ ~音声をテキスト変換して共有できるアプリを活用した業務の効率化~

NEXCO中日本は、「i-MOVEMENT(アイムーブメント)」の実現に向けて、コンソーシアム方式によりオープンイノベーションを推進する組織として「イノベーション交流会」を2019年7月に設立し、当社が抱える業務課題とイノベーション交流会にご参加いただいている108の企業・団体が保有する先端技術を組み合わせ、現在17件の技術実証を進めております。
このたび、17件の技術実証の中から業務への導入効果が得られると判断した2件の技術について、実用段階に移行することとしましたので、お知らせいたします。これにより、当社で実用段階に移行した技術は、すでに実用段階に移行している7件と合わせて9件となります。
当社はこれからも、実証メニューの創出、業務への導入の可能性などを検討し、実用化を目指します。

実証結果と今後の展開

(1)自動マーキングロボットによる路面切削箇所の位置出し作業の省力化

自動マーキングロボットによる路面切削箇所の位置出し作業の省力化

マーキングロボットの概要

マーキングロボット外観
写真-1 マーキングロボット外観
  • 位置情報の取得:GNSSを使用
  • 走行速度:2~4km/h(任意設定可能)
  • 外寸:804×688×491(mm)
  • 重量:22kg(内、バッテリー4kg)

従来方法による位置出し作業とマーキングロボットによる位置出し作業

従来方法による位置出し作業
写真-2 従来方法による位置出し作業
(中央破線※側)
マーキングロボットによる位置出し作業
写真-3 マーキングロボットによる位置出し作業
(中央破線側)

※中央破線とは、走行車線と追越車線など高速道路本線上の車線を区画する白線をいう。
※外側線とは、走行車線と路肩を区画する白線をいう。

(2)音声をAI変換しテキスト化して共有できるアプリを活用した業務の効率化

音声をAI変換しテキスト化して共有できるアプリを活用した業務の効率化

スマホIP無線アプリ概要

図1 アプリ使用方法

図3 音声テキスト変換精度向上状況

※実証内容の詳細は、各社との秘密保持契約に基づき、公開できない場合があります。

参考資料: イノベーション交流会 会員一覧
現在進めている実証

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