NEXCO 中日本 中日本高速道路株式会社




ニュースリリース

  • 東京支社 交通・規制 プレスリリース

高速道路初のライジングボラードによる「バス専用マス」の運用を開始します ~E1A 新東名 浜松SA(上り)2021年4月1日15時から~

NEXCO中日本 東京支社は、E1A 新東名高速道路(新東名)浜松SA(上り)において、ライジングボラードによるバス専用マス(2マス)の運用を開始します。
※ライジングボラードとは、車止め(ボラード)を自動的に昇降させることにより、車両の通行を制御するものです。

経緯と課題

バスには多くのお客さまが乗車されている場合が多く、お客さまの安全面からバス優先マスは商業施設などに近い箇所に設置しています。これまで駐車マスの路面に「バス」と標示することによりバス優先マスを明示しておりましたが、混雑時などバス以外の車両が駐車し、バスが駐車できない状況が発生しています。


写真1
バス優先マスに大型車が駐車 浜松SA(上り)

課題に対する取組み

ETC2.0車載器を搭載したバスを検知すると自動で下降・上昇するボラードを駐車マスに設置し、バスのみを駐車可能にするバス専用マスを整備します。
浜松SA(上り)のバス優先マス8マスのうち2マスにライジングボラードを導入し、バス専用マスとします。


写真2 浜松SA(上り)バス専用マス

運用開始時期

2021年4月1日(木)15時から運用を開始します。

バス専用マスの仕組み

バス専用マスは、検知アンテナとETC2.0車載器との無線通信により、バスであることを識別し、自動でボラードが下降、発車後に自動で上昇する仕組みです。

(1)進入時

バス専用マスの手前に設置したアンテナにて車両を識別します。路面標示に従い一旦停止したのち、ボラードが完全に下降するまでお待ちください。


図1-1 ライジングボラードの仕組み

(2)入庫時

ボラードが完全に下降したことを確認したのち入庫してください。駐車中は駐車検知センサにより駐車の有無を判断し、ボラードは下降状態を維持します。

(3)出庫時

休憩後はこれまでと同様に発車してください。駐車検知センサにより空車になったことを確認したのち、ボラードが自動で上昇し、次の車両到着まで待機状態となります。


図1-2 ライジングボラードの仕組み

運用位置


図2-1 浜松SA(上り)バス専用マス設置状況図


図2-2 浜松SA(上り)バス専用マス設置状況図(拡大図)

今後の展開

 浜松SA(上り)での運用状況を検証したのち、他施設への展開を検討していく予定です。

ご利用上の注意事項

  • バス専用マスは予約制ではありません。
  • 事前予約は不要ですが、ご利用にはETC2.0車載器の装備が必要です。
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  • 車両識別を路側の検知アンテナとETC2.0車載器との通信によりおこないますので一旦停止をお願いします。
  • 天候や機器の不具合などにより通信できない場合がございます。その場合は隣接するバス優先マスに駐車をお願いします。
  • ボラードは自動で上昇下降しますので、作動中は近づかないようにしてください。


写真3 バス専用マス手前の一旦停止設置状況

駐車マナーに関するお願い

  • SA・PAの駐車マスは、駐車できる車種が決められています。車種に応じた駐車マスをご利用ください。
  • 兼用マスのご利用にあたっては、小型車、大型車それぞれの駐車マスを優先的にご利用いただき、それぞれの駐車マスが満車の場合には、兼用マスをご利用ください。
  • 路面に「バス」の標記があるマスはバス優先の駐車マスとなります。混雑時などバス以外の車両の駐車はご遠慮ください。
  • 路肩やSA・PAの加減速車線は駐停車禁止です。案内表示に従って、駐車マス内の正しい位置に停めてください。
  • 一般の方は、障がい者専用駐車マスのご利用をご遠慮ください(障がい者専用駐車マスは、車いすを利用される方、高齢者、けがをされた方や妊産婦の方など、歩行が困難な方のための駐車マスです)。
  • SA・PA内は進行方向が決められています。逆走は大変危険ですので、案内表示などに従ってご走行をお願いいたします。
  • 多くのお客さまが効率的に休憩をとっていただけるよう、長時間駐車はご遠慮ください。
  • 交通混雑期などは、誘導員が車種と異なる駐車マスにご案内することがあります。駐車場の適正なご利用に、ご理解とご協力をお願いいたします。

お問い合わせ先

・NEXCO中日本お客さまセンター (24時間365日対応)
TEL:0120-922-229 (フリーダイヤル)
TEL:052-223-0333 (フリーダイヤルがご利用になれないお客さま/通話料有料)
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