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- 本社 安全への取り組み プレスリリース
「アセットマネジメントシステム国際規格 ISO 55001」の認証を取得しました ~高速道路会社では初めて~
中日本高速道路株式会社
箱根ターンパイク株式会社
NEXCO中日本と当社グループ会社の箱根ターンパイクは、高速道路会社では初めて、アセットマネジメントシステム国際規格ISO 55001:2014(JIS Q 55001:2017、以下「ISO 55001」という)の認証を2021年3月22日に取得しました。
当社グループは今回取得したISO 55001に基づき、箱根ターンパイクの資産について、アセットマネジメントシステム※を運用し、安全で安心・快適な道路の提供をとおして地域に貢献するほか、海外を含む道路プロジェクトへの参画なども推進してまいります。
※アセットマネジメントシステムは、組織が保有する資産を効率的かつ効果的に維持管理・運営して最大の資産価値を生み出すことを目的とし、経営のリスクマネジメントや現場のPDCAサイクルなどを持続的におこなう仕組みのことです。ISO 55001は、アセットマネジメントシステムの国際規格です。
ISO 55001認証取得の背景
箱根ターンパイクの資産は、1965年の開通から55年が経過して老朽化が進んでいることや激甚化する自然災害への対応、少子高齢化を見据えた効率的な維持管理・運営が課題となっています。
当社グループは、高速道路事業で培った技術やノウハウを活かして、2014年度から箱根ターンパイクの資産の維持管理・運営をおこなってまいりました。
そのなかで、橋梁の耐震補強対策、土木および施設構造物の老朽化更新などに着実かつ積極的に取り組んでいることや、重大事故発生などのリスクに対する予防策を取り入れた維持管理計画などが評価され、認証取得に至ったものと考えています。
ISO 55001認証取得により期待される効果
- アセットマネジメントシステムの持続的な改善に必要な仕組みが構築され、高速道路などの資産の適切な状態の維持やサービスレベルの向上につながります。
- 維持管理・運営に関する能力が証明され、企業価値の向上につながります。
今後の展開
ISO 55001の認証取得により、海外を含む道路プロジェクトへの参画など、当社グループの国際事業のさらなる発展につなげてまいります。
対象路線(全線延長約16km)
「地理院地図データ」(国土地理院)をもとに作成
※ネーミングライツ契約により、道路名称は2018年3月に「アネスト岩田 ターンパイク箱根」となりました。
国内のISO 55001認証取得組織
別添の参考資料((公財)日本適合性認定協会のWebサイトをもとに作成)をご参照ください。
参考資料: | 国内のISO 55001認証組織(2021年3月現在) |