NEXCO 中日本 中日本高速道路株式会社




ニュースリリース

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「イノベーション交流会」での技術実証を新たに2件開始します ~一般車両の走行情報から路面変状状態を把握する手法の有効性の実証~ ~計測データから電気通信設備の故障発生の予兆を把握する手法の有効性の実証~

NEXCO中日本は、「i-MOVEMENT」の実現に向けて、コンソーシアム方式によりオープンイノベーションを推進する組織として「イノベーション交流会」を2019年7月に設立し、現在までに105の企業・団体の会員からの提案内容の実現性などを検討してきました。
2019年度以降、すでに21件の技術実証を開始して、そのうち3件を実用段階に移行しているところですが、新たに提案された2件の技術実証を4月から開始することになりましたので、お知らせいたします。
引き続き、実証メニューの創出、業務への導入の可能性などを検討し、実用化を目指します。

新たな実証項目と概要について

現在進めております18件の技術実証に加えて、2020年度対象テーマのうち、「高速道路のモビリティマネジメント」に関する1件、「高速道路のインフラマネジメント」に関する1件、計2件の技術実証について、4月から開始することになりました。

テーマ: 高速道路のモビリティマネジメント

概要 代表団体 実証開始時期
高速道路の路面変状を迅速かつ効率的に検出して補修するために、一般車両の走行データを活用した路面変状を検出する技術と運用手法の有効性を実証する。 本田技研工業(株) 2021年4月

テーマ: 高速道路のインフラマネジメント

概要 代表団体 実証開始時期
高速道路の電気通信設備に異常が発生した際に迅速に対応することで設備運用や設備保全業務の効率化を図るため、計測データ(電流・電圧値など)を解析して電気通信設備の故障が発生する予兆を把握する技術と運用手法の有効性を実証する。 三菱電機(株) 2021年4月

※実証内容の詳細は、各社との秘密保持契約に基づき、公開できない場合があります。

今回の技術実証の追加により、全体で20件の技術実証を進めていくことになりますが、それぞれの実証結果を踏まえて業務への導入の可能性を検証し、導入が可能な場合は速やかに実用化を進めてまいります。

イノベーション交流会の2021年度の活動方針について

これまでのイノベーション交流会の活動状況を踏まえ、i-MOVEMENTを実現するため2020年度に設定したテーマ「高速道路のモビリティマネジメント」、「高速道路のインフラマネジメント」、「現場オペレーションの高度化」を継続して進めてまいります。その中で、イノベーション交流会の内外との連携を一層強化し広くアイデアを募集するため、9月に「アイデアコンテスト」の開催を検討しています。

イノベーション交流会の2021年度の活動方針について
※拡大図はこちら

イノベーション交流会への公募説明会の開催について

イノベーション交流会の目的や活動内容に興味をお持ちの方を対象として、4月21日(水)にWEB会議での公募説明会を開催します。説明会参加希望者は、「公募説明会参加申込書」※に記載のうえ、お申し込みください。

イノベーション交流会への応募方法について

交流会の目的、会則※にご賛同いただいた入会希望者は、「イノベーション交流会 入会申込書」※に記載のうえ、お申し込みください。

※「公募説明会参加申込書」、「会則」、「イノベーション交流会 入会申込書」は、イノベーション交流会公式WEBサイトに掲出しています。

参考資料: 新たな実証項目と概要
イノベーション交流会 会員一覧
現在進めている実証

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