NEXCO 中日本 中日本高速道路株式会社




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データマネジメント賞の「先端技術活用賞」を受賞しました ~トイレ施設の3次元デジタルモデル化で高速道路業務オペレーションを変革~

NEXCO中日本は、当社の業務課題を解決するため、「i-MOVEMENT」の実現に向けて、オープンイノベーションを推進するため設立した「イノベーション交流会」のほか、企業・団体との共同研究による技術開発やグループ会社と連携した技術検討などにより、最先端の技術を導入した革新的な道路マネジメントに取り組んでいます。
このたび、現場の課題解決のために試行した、トイレ施設の3次元デジタルモデル化(デジタルツイン)の取組みについて、一般社団法人日本データマネジメント・コンソーシアム(JDMC)※から、データマネジメント賞の「先端技術活用賞」を2021年3月4日に受賞しましたので、お知らせいたします。
※実践的なデータマネジメント手法の確立を通して、日本企業・組織の国際競争力強化に寄与することを目的に、2011年4月に設立されたコンソーシアムで会員企業は、約210社。

技術の概要

東名高速道路などにある休憩施設のトイレ54棟を対象として、トイレ内部の360度パノラマ画像と3次元点群データを専用機器で取得して3次元デジタルモデル化し、WEB閲覧が可能な専用ビューワーを用いた維持管理を試行しました。

試行で把握した活用メリット

  • ストリートビューでトイレ内部を確認できる。
  • お客さまからのご意見やお問い合わせに対して、机上で現地状況(寸法・面積など)を確認できる。
  • トイレ設備の点検結果、故障履歴、更新履歴などのデータを一元管理できる。

株式会社構造計画研究所取扱製品
計測機器:NavVis M3 Trolley
※株式会社構造計画研究所取扱製品

評価内容

この取組みについて、「お客さま対応に始まり、設備保全や補修といった業務オペレーションを変革し効率化を可能にするなど、新しい付加価値をもたらす先例であり、多くの現場業務の参考となり得る取組み」として評価され、「先進的な理論や技術に対していち早く試み、ノウハウや成果を公開するなど、他の模範となる取組み」に授与される「先端技術活用賞」の受賞に至りました。

株式会社構造計画研究所取扱製品
360度パノラマ画像と3次元点群データから構築した
3次元デジタルモデル上で2点間の距離を計測

株式会社構造計画研究所取扱製品
先端技術活用賞 表彰状

お問い合わせ先

・NEXCO中日本お客さまセンター (24時間365日対応)
TEL:0120-922-229 (フリーダイヤル)
TEL:052-223-0333 (フリーダイヤルがご利用になれないお客さま/通話料有料)
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