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日本格付研究所から最高位「Green1」の評価を取得しました ~グリーンボンド・フレームワークの評価は高速道路会社で初めて~

NEXCO中日本は、本日(10月28日)、株式会社日本格付研究所(JCR)から、当社が定めたグリーンボンド・フレームワーク(フレームワーク)に対して、最高位である「Green1」の評価を高速道路会社として初めて取得しましたので、お知らせします。
このフレームワークは、JCRが評価する資金使途のカテゴリーのうち、“気候変動への適応事業”に充当する資金を調達するグリーンボンド※を発行するために定めたものです。
※グリーンボンドとは、「気候変動の緩和や気候変動への適応、自然資源の保全、生物多様性の保存、汚染防止および管理などの環境目的に貢献する」事業への資金充当のために発行する債券(ICMA「グリーンボンド原則2018 グリーンボンド発行に関する自主的ガイドライン」から引用)

対象とする事業概要

事 業 概 要
特定更新等工事(橋梁) 冬季の凍結防止剤の散布による水や塩害物の浸透に対して、床版劣化の進行を抑えるための高性能の床版防水工の施工や、耐久性の高い床版への取替えにより、高速道路ネットワーク機能を長期にわたって健全に保つ工事
特定更新等工事
(土工構造物(のり面補強))
気候変動による短時間異常降雨の影響によるのり面の崩落を防ぐため、排水施設の改良や切土のり面の長期安定化のためのグラウンドアンカーを施工し、高速道路ネットワーク機能を長期にわたって健全に保つ工事
新設高速道路における高機能舗装 気候変動による短時間異常降雨の影響による事故発生リスクを抑制するため、排水性を高めた高機能舗装を施工する工事
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※特定更新等工事とはリニューアル工事のことです

今回の評価にあたっては、国際資本市場協会(ICMA:International Capital Market Association)が定めるグリーンボンド原則の4つの核となる要素(「調達資金の使途」、「プロジェクトの評価と選定のプロセス」、「調達資金の管理」、「レポーティング」)に対する当社の考え方も評価の対象となっています(参考資料参照)。
また、評価では持続可能な開発目標(SDGs)との整合性も確認され、当社のフレームワークに基づく事業は、SDGsの17の目標の13番目「気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策」に貢献すると評価されました。
今後、このフレームワークで調達する債券は、気候変動適応債として扱われ、当社は発行に向けて準備を進めてまいります。
当社は、自然災害に対する強靭性および適応力の強化を図り、安全・安心で持続可能な社会基盤の構築をめざしてまいります。

お問い合わせ先

・NEXCO中日本お客さまセンター (24時間365日対応)
TEL:0120-922-229 (フリーダイヤル)
TEL:052-223-0333 (フリーダイヤルがご利用になれないお客さま/通話料有料)
参考資料: 当社のグリーンボンド・フレームワークの概要

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