NEXCO 中日本 中日本高速道路株式会社




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ETCの情報処理事業を通じてETC多目的利用サービスの拡大に貢献します ~高速道路会社がETCの情報処理事業を始めるのは初めて~

NEXCO中日本は、駐車場など高速道路以外の施設で、ETCなどのITS技術が利用可能となるサービス(ETC多目的利用サービス)に関する情報処理事業を開始することになりましたので、お知らせいたします。
当社は、ETC多目的利用サービスをおこなっていくために、ソニーペイメントサービス株式会社などが出資して設立される予定の新会社「ETCソリューションズ株式会社」(東京都港区、2020年10月1日設立予定)と業務を提携し、ETCの情報処理事業を通じて、ETC多目的利用サービスの拡大に貢献してまいります。
なお、高速道路会社でETC情報処理事業を始めるのは初めてです。
「ETCソリューションズ株式会社」の設立についてを参照

経緯

当社は、2013年6月14日に閣議決定された「世界最先端IT国家創造宣言」の中で示された「駐車場等、高速道路以外の施設でもETC等のITS技術が利用可能となる環境を整備し、利便性の向上を図る」という方針に基づき、ETC多目的利用サービスの拡大に向けて検討を進めてまいりました。
2017年以降、ETCソリューションズ株式会社の出資各社などと協働で、ETC多目的利用サービスの本格的な事業化に向けて、駐車場やカーフェリー乗船場、ファーストフードのドライブスルー店舗などで、複数の試行運用を積み重ねてまいりました。
2019年11月に国土交通省において「ETC 多目的利用システムの利用に関する要綱」が制定され、ETC多目的利用サービスを実施できることとなりました。

(当社がこれまでに関わってきた試行運用サービス)
当社がこれまでに関わってきた試行運用サービス

事業の内容

ETC多目的利用サービスの利用に際して、「高速道路会社は高速道路のETCに悪影響を及ぼさないよう、ETC情報の安全確保に必要な措置を取らなければならない」と「ETC 多目的利用システムの利用に関する要綱」で定められています。
そのため、当社は試行運用で培った技術や経験を活かし、ETC情報のセキュリティ管理を主たる役割として業務をおこない、ETCソリューション株式会社と連携してETC多目的利用サービスの拡大に貢献してまいります。
ETC多目的利用サービスは、キャッシュレス化による利便性向上や事業者の生産性向上に留まらず、接触機会の低減による新型コロナウイルスの感染予防対策としても、今後の社会において非常に大きな役割を担っていくものと考えています。

ETC多目的利用サービスを駐車場で導入した場合のイメージ

お問い合わせ先

・NEXCO中日本お客さまセンター (24時間365日対応)
TEL:0120-922-229 (フリーダイヤル)
TEL:052-223-0333 (フリーダイヤルがご利用になれないお客さま/通話料有料)
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