NEXCO 中日本 中日本高速道路株式会社




ニュースリリース

  • 名古屋支社 CSR プレスリリース

ビオトープ(人工池)にクロサンショウウオが初めて自然産卵しました

NEXCO中日本 名古屋支社は、2014年にE41 東海北陸自動車道(E41 東海北陸道)の飛騨トンネル北坑口の造成地に整備したビオトープ(人工池)内に、天然のクロサンショウウオが初めて自然産卵し、5月にふ化したことを確認しました。
飛騨トンネル建設に伴う造成地を「白川郷周辺に生息する天然のクロサンショウウオを始めとする両生類や昆虫など、多様な生物が生息できる里山に近い環境とする」ことに取り組んでまいりましたが、今回の産卵・ふ化はその活動が大きく前進したものです。
当社では、生物多様性に配慮し、地域生態系への影響を最小限に抑えるため、エコロード(自然環境に配慮した道)として整備し、希少種の保全や地域性苗木による緑化などに取り組んでいます。
これからも継続して高速道路を通じた地域環境保全の活動に取り組んでまいります。


写真1 ビオトープに初めて自然産卵された卵のう


写真2 ふ化したクロサンショウウオの幼生


写真3 ビオトープ(人工池)

※クロサンショウウオとは
クロサンショウウオは山椒魚の仲間で、主に東日本に生息する(岐阜県では飛騨地方のみ)両生類です。岐阜県レッドデータブックでは『絶滅危惧Ⅱ類』に指定されています。

参考資料: クロサンショウウオの保全活動について

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