ニュースリリース
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- 本社 安全への取り組み プレスリリース
「イノベーション交流会」で提案された技術の実証を開始します~早期実現性が高い内容の検証を開始~
NEXCO中日本は、「i-MOVEMENT (アイ・ムーブメント)」の実現に向けて、コンソーシアム方式によりオープンイノベーションを推進する組織として「イノベーション交流会」を2019年7月に設立し、2019年11月から毎月勉強会を開催して、会員からの提案内容の実現性を議論してきました。
現在、イノベーション交流会には、道路事業者、国内メーカーなど80社を超える企業・団体【別紙】が参加し、重点テーマ別に部会を形成して活動を進めています。
このたび2つの重点テーマについて実証を開始し、その結果を踏まえて、当社として業務への導入が可能かどうか検証を進めていくこととしましたので、お知らせします。
実証項目の概要
重点テーマ1: 移動体監視による路面状況等把握の効率化
概要 | 代表団体 |
実証開始 時期 |
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SNSなどの外部情報から、交通事故や緊急事象などの高速道路関連情報を抽出し、現場状況把握の迅速性を実証 | (株)フジミック | 2020年1月 |
車両に搭載したカメラ画像データの経年変化を分析し、現場状況把握の迅速性を実証 | ジャパン・トゥエンティワン(株) | 2020年2月 |
事故発生リスクの予測アルゴリズムと道路構造や天候などの情報をもとに事故発生リスクの予測を実証 | (株)日立ハイテクノロジーズ | 2020年2月 |
走行車両情報や気象情報および冬季路面の撮影画像をもとに、冬季路面の走行リスクの定量的把握の精度を実証 | 本田技研工業(株) | 2020年2月 |
重点テーマ2: 変状データ分析・維持修繕計画策定の高度化
概要 | 代表団体 |
実証開始 時期 |
---|---|---|
・点検による変状データの入力ミスの洗い出しによるデータ修正 ・蓄積データの可視化による業務効率性との関係性の実証 ・変状データに基づく劣化予測や要因分析などの精度を実証 |
(株)ベイシスコンサルティング | 2020年2月 |
点検ロボットによる変状データから橋梁の三次元形状計測をおこない、ひび割れ抽出などを実証 |
(株)イクシス 凸版印刷(株) |
2020年2月 |
※実証内容に関する詳細は、各社との秘密保持契約に基づき、公開できない場合があります。
※今後は、実証結果を踏まえ、当社として業務への導入が可能かどうかを検証し、導入が可能な場合は速やかに技術開発などを進めます。
参考資料: |
【別紙】イノベーション交流会 会員一覧 イノベーション交流会の概要 重点テーマ1:移動体監視による路面状況等把握の効率化 重点テーマ2:変状データ分析・維持修繕計画策定の高度化 |