ニュースリリース
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- 本社 安全への取り組み プレスリリース
入札不調対策のさらなる拡充をはじめました
NEXCO中日本では、重要インフラである高速道路の安全性向上を目的に、高速道路リニューアルプロジェクトの本格的な実施、自然災害に対する耐震補強などの対策の推進などにより、今後も一定期間に相当規模の発注をおこなっていく予定です。
働き方改革や生産性向上に取り組みつつ、事業を円滑に進めていくために、入札不調対策のさらなる拡充をはじめました。
工事の入札状況
事業の多様化とその規模の拡大により、2018年度から特に入札不調が顕在化し、事業の進捗や生産性向上への影響が看過できない状況になっています。
2018年度の入札不調の発生率は25.8%で、対前年度比1.4倍と拡大しています。
さらなる入札不調対策の拡充の例
1 入札不調案件の低減
- (1)新たな契約方式の導入(防災型発注方式の導入)
- 道路管理者として臨機の対応を迫られる工事では、災害応援協定を締結した企業に対して、優先的に見積方通知をおこない、迅速に契約する方式を試行導入します。
- (2)発注見通しに公表する情報の充実(発注見通しに発注規模を記載)
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発注規模を公表することで、入札参加希望者が受注計画を立てやすくなり、競争に参加しやすい環境となります。2019年7月10日の公表から実施しております。
発注見通しの掲載サイト:https://www.c-nexco.co.jp/corporate/contract/official/2019_official_add05/
【記載例】
2 契約手続きの負担軽減
- 設計成果品の電子媒体による貸与(閲覧に付していた設計成果品の電子媒体による貸与を開始)
- 設計成果品については、これまで工事発注担当部署で「閲覧」により入札参加希望者に開示しておりましたが、「設計成果品の電子媒体(CD-R、DVD-Rなど)による貸与」をおこなうこととし、2019年7月9日以降に図書交付手続きをおこなう業務から開始しております。
3 条件明示と適切な工期設定および各種ガイドラインの徹底
- 適切な設計図書作成・工期設定に努めるとともに、各種ガイドラインの徹底を図り、新技術の積極的な活用による働き方改革への対応や生産性向上、業務の効率化を推進してまいります。
事業計画の説明会を開催
これらの取り組みや今後の工事計画について、事業者さま向けの説明会を9月以降に予定しております。時期や場所が決まり次第、お知らせいたします。 高速道路の安全性向上を目的とした施策や当社が実施する働き方改革や生産性向上を踏まえた取り組みにご理解を深めていただき、円滑な事業の進捗にお力添えいただきたいと思います。
その他
当社では、調査等業務の業務改善に向けた取り組みや、魅力ある工事発注および適正な工事管理に向けた取り組みをおこなっております。詳細は当社公式WEBサイトをご覧ください。
調査等業務→ https://www.c-nexco.co.jp/corporate/contract/point/pdf/improveoperations.pdf
工事→ https://www.c-nexco.co.jp/corporate/contract/point/pdf/attractive_wo.pdf