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ニュースリリース

  • 本社 安全への取り組み プレスリリース

植物成長調整剤を活用した新たな樹林管理手法の開発 ~安全な高速道路空間を創出するための管理費用の大幅な削減に向けて~

中日本高速道路株式会社
中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京株式会社

NEXCO中日本は、中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京株式会社および日農グループ共同体と共同で、高速道路における植物成長調整剤 ※1を用いた効率的な樹林管理を目的とした研究をおこない、このたび新たな樹林管理手法を開発しましたので、ご報告します。

※1 植物成長調整剤:植物の成長を抑制または促進、着果促進、発根促進など、成長調整作用のある薬剤。
今回のケースでは、植物の成長を抑制する目的で使用している。

開発の背景と目的

高速道路ののり面では、樹木が繁茂すると日照阻害や倒木などが発生する恐れがありますので、その対応として高くなった樹木の幹や枝を決めた高さで切る「高切り剪定」がおこなわれます。しかし、高切り剪定をおこなうと再萌芽における伸長が著しく、3~4年で再び繁茂することが多いので、その都度剪定作業をおこなう必要があり、多大な労力を要していました。そこで、当社では2013年度から植物成長調整剤を使用して剪定サイクルを延長させる取り組みをおこなってきました。

写真1 のり面樹林の繁茂状況

新たな樹林管理手法の概要

今回開発した新たな樹林管理手法では、植物成長調整剤(薬剤)を高切り剪定後の新梢※2伸長開始前に使用し、薬剤量20kg/haに対し水量2,000L/haの割合で調整した薬液を均一に土壌に散布します。1年後には薬剤量を8kg/haに減量した薬液を均一に土壌に散布することで樹林成長を抑制する効果が継続します。

図1 新たな樹林管理手法の流れ

※2 新梢(しんしょう)とは、新しく伸びだした今年の枝のことで、前年枝に対していう。

新たな樹林管理手法の効果

従来の樹林管理では4年程度で高切り剪定を必要としますが、新たな樹林管理手法によれば、図2のとおり植物成長調整剤を散布することで剪定サイクルを9年程度とすることができ、管理費用を50%程度低減することが期待できます。また、剪定した枝の処分量を減らすこともでき、さらに費用の低減につながります。

従来の樹林管理手法(高切り剪定のみ)

新たな樹林管理手法(高切り剪定+植物成長調整剤散布)

図2 従来の樹林管理手法と新たな樹林管理手法との比較

今回使用した植物成長調整剤

この樹林管理手法を実現させるため、中日本ハイウェイ・エンジニアリング東京株式会社(エンジ東京)と日農グループ共同体が植物成長調整剤「ランドワーカー®水和剤」を新たに製品化し、エンジ東京が2017年2月から販売を開始しました。

(農林水産省登録第23842号 登録会社:(株)ニチノー緑化)

お問い合わせ先

・NEXCO中日本お客さまセンター (24時間365日対応)
TEL:0120-922-229 (フリーダイヤル)
TEL:052-223-0333 (フリーダイヤルがご利用になれないお客さま/通話料有料)
参考資料:

共同研究における試験施工


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